ブラックコーヒーを選ばない理由を考える
コーヒーに何かを入れて飲むだろうか。砂糖、ミルクが定番だが、他にも何かありそうだ。自販機でコーヒーを買う際に、砂糖入りのものが多い。しかし、あの苦い味を甘くしているのだから、そこには相当量の砂糖が入っているはずだ。
ブラックコーヒーは美味しくないという先入観があるとしたら、それは単に"飲まず嫌い"かもしれない。コーヒー本来の味を確かめるならば、何も入っていないほうがいいに決まっている。もちろん、あの砂糖の量を受け入れて飲んでいるのであれば、何も文句は言うまい。だが、健康に少しでも気を付けるならば、やはりブラックで飲んでみるべきである。
ブラックコーヒーを飲まない理由は何だろうか。
① 苦いのが苦手だから
② 甘いのが好きだから
③ もし美味しくなかった時に無駄な出費だったと思うから
④ いつも買っているから、なんとなく
①、②の場合は趣向の問題だからある程度仕方がない(しかしこの理由であるならば飲むものがコーヒーである必要はないように感じる)。③に関してはこれを無駄、つまり損をしたと思ってしまうと、新しいことには何も挑戦できないことになる。多少のリスク(100円程度である)を受け入れて、やったことのないことを試してみてはいかがだろうか。
④はもっとも危険な考え方だと思う。いわゆる前例主義というやつだ。何もわざわざ変える必要ないじゃないかと、厄介な思考回路である。前例主義は、思考停止と同じことである。もちろん、何か根拠があって前と同じにしているならばいいと思うが、複数の選択肢がある中でそればかりを選ぶというのは、余程の理由が必要だと思う。それは自分の健康を度外視するほどの理由なのだろうか。
と、ブラックコーヒーを飲んだことがない、飲まないという人を想定して書いてみた。飲み物から摂取する砂糖は知らず知らずのうちに溜まっていく。美味しいお菓子を食べるためにも、砂糖抜きの飲料を選んでみてはどうだろうか。