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偏重する危険性

7/2に発生したKDDIの通信障害に関して、今日の夕方に全国で完全復旧したという。影響が出たのは最大で3915万回線と、インパクトのある数字になってしまったのだなと思う。この障害に付随した情報は色々と出ていて、たとえば警視庁への通報が1割減ったなどがあった。

総務省なども厳しくあたっている印象があるが、今回のケースでわかったことはスマホにすべて依存することがどれだけ危険か?ということかもしれない。スマホが普及して10年以上になるが、その間にも各社で通信障害に陥ることがしばしばあった。数日間、外でスマホが使えないとなると、極端な話、買い物もできない事態が発生するのだと、身に染みてわかった人もいるだろう。

何か問題が起こってから対処するのは日本の(あまり良くない)考え方だが、やはり、こうしたリスクを事前に予測して対処するのが本当は良いのだと思う。何か一つに頼り切った時点で「もし、これが使えなくなったら…」と想像を巡らせることをやっておくべきだと痛感する。

もし、災害が起こった時は、そもそも電気も使えない。そうなった時にどうやって情報を得るか。その一つの解決手段としてラジオを持っておくことかと思う。出来れば電源を取る種類を複数、持っているものが望ましい。電池が無くても手回しで給電できるなら言うことない。

これだけの映像コンテンツがある世の中でラジオを選ぶ理由を見つけるのは難しくなってきているが、防災の側面からみれば無くてはならない存在だといえる。ラジオならではの魅力的な番組があるのは重々承知しているが、いざという時の備えとして、ラジオに再注目してもいいと思う。


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Re:TOHMIN
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