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【PTA退会】もし学校に「退会届を受理できない」と言われたら

学校へPTAの退会届を提出しても、学校に「退会届を受理できない」と言われる可能性も想定されます。
そもそもPTAへの参加は任意なので、退会届を提出したことで「退会の意向」は伝達できており、それで退会完了しているともいえると思われます。

一方、退会届が受理されないと加入ステータスが曖昧であり、トラブルの火種になる恐れがあると考えていました。
そのような状況を避けるため、私は下記のように対応することを考えていました。


1.受理できない理由を確認する

まずは、学校が退会届受理できない理由を確認します。
仮に、退会手続きに不備があるが故に受理ができないケースであれば、その不備内容を修正した上で再度手続きを行います。

2.受理する気がなさそうな場合

受理できない理由が「みんな加入している」「前例がない」など、「PTAは任意参加な団体であり、入退会自由である」という原則に反する(そもそも退会させる気がない)場合は、以下の対応を予定していました。

2.1 同じ自治体内のPTA退会者を探す

インターネットで「○○市(○○県) PTA 退会」などで検索すると、運が良ければ、既に同じ自治体内でPTAを退会した人の体験談などネットへの投稿などが見つかる場合があります。
その情報の中に有用な情報がある可能性もあります。

2.2 市や県のPTAへのスタンスを確認する

インターネットで「○○市(○○県) PTA」などで検索すると、自治体の教育委員会のHPや資料がヒットし、その中に「PTAは任意」などの記載があることもあります。
それらを盾に学校に「自治体の方針と矛盾していますが…」と伝えてみることも一案かと思います。

2.3 市や県の教育委員会へ相談する

前項の通り、教育委員会のHPや資料に「PTAは任意」などの記載があれば、学校の行為と矛盾するので、教育委員会へ相談することも一案と考えます。

教育委員会はあくまで教育行政機関で、PTAの運営方法等の是正はできない立場のようです。
ただ、教育委員会は学校を所管する立場であり、学校に関するネガティブな問い合わせがあれば、少なくとも学校宛に事実確認をするのではないかと考えています。(あばよくば、それが学校側へのけん制になることを期待しています。)

教育委員会によっては、ポジティブな対応を期待できないかもしれませんが、私の場合は以下の事実を見つけていました。

  • 県のHPに教育委員会名義でPTAに関する資料が掲示されており、「PTAは任意団体」という旨が資料に記載されていた

  • 同じ市の方がPTA退会について、市の教育委員会へ問い合わせをし、返答を得ていた

上記を把握していて、教育委員会が「PTAの加入は任意」という認識を持ち、それに合わせた行動をしている印象でした。学校が退会届を受理する気がなさそうでしたら、教育委員会への問い合わせを考えていました。

2.4 自治体へ個人情報利用停止請求する

学校も教育委員会もイマイチな場合は、自治体宛に個人情報利用停止請求することも一案です。

個人情報利用停止請求で学校からPTAへの個人情報の提供が停止されれば、それ以降の個人情報はPTAへ提供されません。

一方、「退会届」だけに的を絞って考えると、結局受理はされないので、加入ステータスの認識が相違する可能性は否定できないと思います。

3.その他、考えた手段

退会届の提出以降、会費の支払いを拒否することも案として考えていました。
「会費を支払う=PTA会員」と考えると、会費を支払わなければ会員ではない、という理論も成立する気もします。

PTAの会費の支払いが現金渡しの場合は、一つの方法と思います。(督促されたら、「退会したので」と言えば良いかと…)
ただ、どこかで学校と対峙する場面は想定されるので、ひと悶着は覚悟しておく必要があるとも考えられます。

私の場合は、PTA会費が教材費等と併せて口座引き落としとなるため、こちらの方法は積極的には取りたくない手法でした。(どうしてもモメたら、前もって学校側に予告した上で口座の残高を教材費代のみ引き落とし可能な額にしておくことも一案とは考えました。)

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