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在宅で働く私、出勤する夫、子の体調不良時は本当に柔軟に働けるのか?

子育てしながら在宅で働いている、フリーランスで働いていると、「子どもの体調不良のときに柔軟に対応できるね」と言われることが多いです。

これは本当にそうだなと感じていて、以前の会社でフルタイム・完全出社の働き方のまま子育てしていたら、私の性格上、きっと精神的にも身体的にも限界がきていただろうなぁと感じます。

一方で、完全在宅勤務だからといって、お仕事や子育てが楽になるかというのは別問題かなと。今でも試行錯誤の日々ですが、そんな中で感じていること、私たちがしてきたことを書いてみようと思います。

ちなみに先日配信したスタエフでも似たような話をしております!


我が家の状況

我が家の場合は、両実家共に遠方、近所に病児保育施設はなく、そのほかのサービスなども利用していないので、夫婦2人で乗り切れるように日々調整をしています。

最初からうまくいったわけではなく、今でもたまに私のイライラが募り、のちに夫に対して爆発してしまうこともあります!笑(夫が怒らなく穏やかなので夫婦関係も成り立っている我が家です…夫に本当に感謝…)

夫もできる限りの協力はしてくれているのですが、どうしても仕事が優先の場面が多いのは事実。私自身もそれが嫌というわけではないですが、在宅勤務で調整がつきやすい働き方だからといって何でも私が受け入れるべきかというと、そうではないよなぁと思うことも。

各家庭それぞれ考え方はあると思いますが、私は2人で子育てしているのだから、全て私が譲るというのはなんとなく許せない性格なのです…!笑

仕事と子育ての両立の現実

在宅勤務だからといって、仕事と子育ての両立が完璧にできるわけではないのかなと、個人的な経験からは感じています。

フリーランスや在宅勤務なら、子どもの体調不良時に「ある程度」柔軟に対応できます。ただ、それは「楽になる」という意味ではなく、調整や労力が増えることもあります。

日中は子どもの通院や看病など自宅保育できるとはいえ、仕事量が減るわけではないですよね。体調を崩しがちな幼少期は特に、月に何度も仕事のスケジュールを変更せざるを得ないことが続くと、気持ちの余裕がなくなってしまいます。

仕事の時間帯が限られるため、子どものお昼寝中や深夜、早朝、ちょっとしたスキマ時間に仕事をすることも多くなります。その結果、寝不足になり、疲労が蓄積することも。

体力は人それぞれですが、私は自分が体力がない人間だと認識しているので、自宅保育期間はなるべく昼間は一緒にお昼寝をして体力を温存し、家事も最低限のみ。朝活時間にお仕事をしつつも、サクッと終わらせてあとは自分の好きなことをひたすらやる時間を確保して、なんとか過ごすという感じです。

在宅勤務での調整方法

娘が体調不良のときは、基本的に在宅している私が娘の看病をしています。

ただ、私もどうしても外せないMTGや月2回程の出社があります。そういうときは、必ず夫が会社を休める日や在宅勤務にできる日を予め選ぶようにしています。

夫婦でGoogleカレンダーを共有し、夫に会議や出張、「出社必須の日」を入れてもらい、私はその日を避けてMTGや出社を調整します。

そうすることで、いざ娘が体調不良でMTGに参加できない!出社できない!というリスクを減らすように。

特に私は心配性で、大事な予定がある数日前から「あのMTG出れるかな…」「ちゃんと出社できるだろうか…」と考えてしまうタイプです。
前提として夫が柔軟に切り替えできる日に予定を入れることで、そうした心配もほぼなくすことができました。

最初からうまくいったわけではなく、娘が保育園に行き、私が仕事を本格的に始めた当初は夫婦間の認識に違いがありました。
夫は「この日は会議を入れてもいいよ〜」と伝えてくれていたのですが、いざ私の大事な会議の日に子どもが熱を出し、夫に休みを取るよう頼んだところ、「え、今日出社しなきゃいけないよ」と言われ呆然!

今では思い出話ですが、夫は私が何でも調整できると認識していて、私が出社しなければならない日に子どもが熱を出しても、「調整するのは私の役割」と考え、自分は会社を休まなくてもいいと思っていたようで。

これは私が「在宅だから調整できるよ〜」というスタンスで常にいたことが原因で、夫婦の認識がズレていたなぁとお互いに反省しました。

夫には「会社のスケジュールに勝手に会議や打ち合わせを入れられないように、あらかじめ予定をブロックしておくといいよ」と伝えたところ、今では問題なく実践してくれています。子どもが生まれる前までは自由に会社の予定を最優先していてスケジュールをブロックするという発想がなかったと言っていて、私も会社員時代はそうだったなぁと感じました。

「なんでやってくれないの?!」と怒るだけではなく、きちんと話し合い、改善できるところを探しあったことで、今では助け合いながら日々調整できているので、あの時きちんと夫と向き合って話してよかったなぁと思います!

これからの働き方と家族のサポート

在宅の働き方を選んでいるのは、やはり自由度が高いから。

時間の使い方を自分で決められることは、私にとってストレスのコントロールにもつながっている気がします。もちろん、完全にストレスフリーというわけではありませんが、子どもが小さいうちは試行錯誤しながら、少しずつ自分たちに合った方法を見つけていくしかないのかなと!

今は夫婦でお互いの働き方を調整しながら過ごしていますが、今後は子ども自身の生活リズムや習い事、新しい保育園、後には学校の予定なども加わってくるはず。そのときに、今のような柔軟な働き方がどこまで通用するのかは今のところ未知数ですが、それでも家族で協力しながら乗り越えていきたいですね。

大変なことも多いですが、この働き方だからこそ得られるものも、もちろんたくさんあります!仕事も子育ても無理せず、自分たちらしいスタイルを模索しながら、心地よい暮らしを意識していきたいです。

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サキ@短時間正社員×フリーランス
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