良かれと思ってやったら質が下がる『やるべきではない節約』5選とは?
あなたのその節約方法、間違っていませんか?
ここ最近の物価高や電気代の高騰、そしてお米の値上がりなどで私たちの家計に大きな打撃を与えているのに給与はほとんど上がらない家計が多いのではないでしょうか?
これを気に節約をはじめてみたり、すでに節約をしているのにさらに節約を行いただでさえ絞っている家計をさらに絞っている家計が、非常に多くなっています。
今回はもしかしたらやっているかもしれない、本当はやってはいけない節約について5選まとめました。お金を多少貯まっても生活の質が落ちてしまう可能性がある節約とはどんなものがあるのか見ていきましょう。
1. 安物しか買わない
昨今の物価高は私たちのお財布に影響を与えています。
だからといって、安いものしか買わないというのは良くありません。
・毎回同じ野菜や見切り品しか買わない
安い野菜、モヤシなどのあまり栄養素がない野菜ばかり買ってしまうのはよくないです。安いからと言って見切り品のものばかりではなく、きちんとした栄養がある野菜を平均的に摂ることが望ましいです。抗酸化作用、免疫力を高める、疲労を回復する、などの効果があるビタミンCが多く含まれるキャベツや同じく抗酸化作用がある。β-カロテンが多く含まれるニンジンなど栄養が多く含まれるものを取るのが好ましいです。
・食べ物は安いものを買う
身体に悪い食べ物ほど安く買うことができます。
例えば、最近は少し値上げしましたがカップラーメンが代表例ではないでしょうか。150円以内で買えてそこそこはお腹の足しになる食べ物がカップラーメンです。それにおにぎりを1コ食べれば、300円ほどで1食を済ますことができます。たしかにお金は節約できるかもしれませんが大事なことが抜けていて、栄養が摂れていないのです。この食事が数週間も続くと栄養が足りなくなり、病弱になり結果的に病院に行くことになるかもしれません。だからこそ、安くてお腹が満たせればいい。という考えではなくきちんと栄養をメインとした食事にする必要があります。
・安い服しか買わない
最近では100円ショップでも洋服などが買えますが、やはりそこは値段相応の品質になっています。使い切りで買うのならいいのですが、普段使いをするのならきちんとした洋服屋で買うことをお勧めします。ユニクロは定番ですが値段もちょうどよく品質も良いので富裕層やロゴを気にする人の間では人気のブランドです。
2.自己投資を断つ
自己投資を断ってしまうと、楽しみがなくなってしまい
心がやみやすくなります。使い過ぎは良くないですが
ほどほどに自己投資を行うのがお金的にもメンタル的にも
ベストと言えます。
・趣味にお金をかけない
いくら節約するためとはいえ、自分の楽しみともいえる趣味にかけるお金を減らす、あるいは無くしてしまうと楽しみがなくなってしまうので心がやみやすくなります。あまり趣味にお金をかけられなくなったのならお金があまりかからない趣味を見つけて続けることも一つの手です。映画鑑賞ならアマゾンプライムやネットフリックスなどのサブスクを活用すれば安く観ることができます。
他にも読書なら図書館を活用すれば、無料で本を借りることができるので実質タダで本を読むことができます。
・コスメ類を安物にする
コスメや日常で使うものを安物にしても幸福度が下がってしまいやすくなります。例えば、安いからと自分の肌に合わないコスメや化粧品などを使っていると肌にも悪い影響を与える可能性があります。
だからこそ、生活で使うものなどは安いから使う。ではなく、自分の肌などに合うものを選ぶことが大事です。
・習い事を辞めさせる
習い事はサードプレイスとも言われる家庭や職場とは別の第3の自分の居場所になりやすく、それだけでも幸福度が高まります。節約のためにこの習い事を辞めてしまうと自分の居場所がなくなってしまうことにもなるのでなるべくは続けることが望ましいです。
習い事でお金がかかってしまうなら、代わりにサードプレイスになれるあまりお金がかからない習い事を始めるのもお勧めです。
例えば、読書会や勉強会などならあまりお金をかけることなく、
自分のサードプレイスを見つけることができます。
大事なのは、自分自身の居場所を見つけて所属することです。
3.子どもへの投資を切る
子どもは無限の可能性を秘めているので、子どもへの投資を無碍にすべきではありません。特に小さいうちは様々なことから吸収していくのでとりあえず、触れさせることが大事です。
・子どもの習い事を辞めさえる
前章と同じように子どももサードプレイスがあることが大事です。とくに子どもの場合は同年代の子どもと一緒に過ごすと教育に良い影響を与えると研究結果が出ています。長期的な面でみると節約のために子どもの習い事を辞めさせるのはデメリットの方が大きいと言えます。
・リサイクルショップでしか服を買わない
最近はリサイクルやリユース品で服を買う人が増えていますが、子どもに限ってはやはり、新品を買う方が良いです。おしゃれだと思い親が買っても子どもの間では馬鹿にされることにも繋がる可能性があります。だからこそ、子どもの服は新品を選ぶのが良いです。
4.外出や外食を極端に減らす
外出や外食は、自分で自炊するよりも高く、まず節約を考えるときに真っ先に削ることを考えるかと思います。しかし、あまりにも削りすぎると幸福度が下がってしまうことに繋がります。絶対に外食を取らないというのもNGで月に数回は外食をしてリフレッシュすることも大事です。そして外出もまったくなくすのではなく、適度にすることでリフレッシュすることができます。
5.家電を使わない
家電は、使う度に電気代がかかります。特に夏場と冬場はお金がかかってしまいます。だからといって、家電を使用しない選択をするのはよくありません。
・エアコンを使わない
節約で真っ先に浮かぶのがエアコンを使わない事だと思います。夏でも扇風機だけで過ごす。冬の場合はダウンジャケットを着て必死に寒さと戦う人がいます。はっきりいってこれらのことは病院送りになる可能性が高まるので下手をすると電気代以上の出費に繋がる可能性があります。よく夏に救急車で運ばれる人がいますがその人たちは電気代をケチったため余計にお金がかかってしまったということです。
・季節もの家電を使わない
先ほどのエアコンとやや被ってしまいますが、季節ものの家電。扇風機や暖房器具をケチって使わないと生活の質が下がってしまい、逆にパフォーマンスが悪くなってしまいます。夏だと暑くて作業に集中できない。冬だと手が震えて文字を打つのが遅くなる。など様々なデメリットが出てきてしまいます。だからこそ多少は電気代がかかりますが、季節ものの家具を活用しベストなパフォーマンスを発揮できる環境を作ることが大事です。
まとめ
おすすめできない節約方法を継続してしまうとどうなるか?
おすすめできない節約方法を継続した場合、以下のことが起きやすくなります。
・同じような料理ばかり食べることになるので、栄養が偏ってしまう。その結果、病気になりやすくなる。
・自己投資を断つことで、楽しみがなくなる。
・子どもが持っていたであろう可能性を奪ってしまう。
・暑さ寒さにさらされ、体調を崩しやすい最悪の場合は救急車のお世話になることも。
・楽しみがなくなり、心が枯渇するなど
生活の質が明らかに落ちてしまうような節約方法を行ってしまうと、自分や家族の心が曇ってしまい、その結果。お金は増えても幸福度が下がってしまうことになってしまいます。それではせっかくお金があっても何も意味はありません。今回紹介した節約方法を実行していたのなら今すぐ辞めることをお勧めします。