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Reバース デッキ紹介 陰の実力者になりたくて!

環境上位デッキ紹介の第一回は「陰の実力者になりたくて!」
通称「陰実」デッキの紹介をします。
このデッキを現環境トップに位置付けている人も多いですが実際にどういう動きをするデッキなのかを説明します。


サンプルデッキ

最強の盤面回復キャラ「七陰第一席 アルファ」


兎にも角にも陰実を語るなら一番重要となるのは「七陰第一席 アルファ」
効果はデッキ以外からエントリーに置かれた時に控え室からメンバーを2枚復帰。
対応Reバース「でももう少し私たちを信頼して」はいわゆる「このすば」互換でリタイアか控え室からアルファを出すことができます。
+1もつくので、効果が発動すれば毎回盤面を回復しながら最低でもAtk7で殴れます。
また返しの相手ターンは必ず防御9で受けられます。
これがエネルギー無しでできるというのが大きく、盤面再構築能力の非常に高いデッキになっています。

アルファを毎ターン出してAtk7による3パンで殴りつつ防御9による耐久を毎ターン行うのがこのデッキのメインムーブになります。

毎ターンReコンボを決めるなんてできるのか?

「そんな毎ターンReコンボを決めるなんてできるわけがない」と思われるかもしれないですが、陰実は実際に高い再現性でそれを行ってきます。

優秀な初手

デッキの安定性において重要なのがこの初手のガンマ。効果はレストしての1ドロー1ディスで本領発揮が無いので1ターン目から効果を使用することができます。
このカードがいるおかげで他デッキに比べて倍近い速度でデッキを掘ることができ、必要なカードにアクセスすることができるようになっています。
また、アルファの効果でメンバーに置きたいカードを落とすのにも使えるため序盤から終盤まで効果は有効に使えます。

Reバース回収効果を持つカード

Reバースが1枚見えさえすればReバースを回収できるスパーク二種が万全のサポートを行ってReバースを尽きさせません。
「シャドウガーデンの盟主 シャドウ」は効果により実質的なアタックストップとして機能することも多く、「解かれたポイント ベータ」は効果によりアルファのAtkを上昇させることで防御8や9を確殺ラインに捕らえることができるようになりどちらも相性は抜群です。
どちらも普通のデッキならコストが高く重いカードなのですが、アルファの効果のお陰でこういう重いカードが採用しやすいのも良いですね。

優秀なメンバーキャラたち

アルファの効果でメンバーに置きたいカード

アルファは上で言ったように単純に毎ターンメンバーを埋めながらAtk7/DEF9が立つというだけでも強いのですが、メンバーに置くカードたちも非常に強力です。
「七陰第三席 ガンマ」はエネブ+ドローというアドの塊
「七陰第二席 ベータ」はブロッカー回収
とそれぞれ強力なサポート時効果を持っています。

「鉄砲玉 デルタ」はブロック不可能力で、いわゆる「多ブロ」デッキを相手に確実なダメージを与えることができます。
特にこのデッキは連パン要素が無いので相手のリタイア5などから確実に2点を与えられる選択肢があるのは非常に強力です。

これらのカードはスタッツに若干の不安がありますが、それも「でももう少し私たちを信頼して」でエントリーを交換できるこのデッキならリスクは最小限になります。

本当ならデッキの主軸はこちらなんだけど・・・「アイ・アム…アトミック」

ここまで長々と過去の再録Reバースとその対応について語ってしまいましたが、陰実の作品のメインは一応こちらのはず・・・
固有Reバースの「アイ・アム…アトミック」
効果はスパークした次のアタック時にエントリーを+5/+5し、更に自分のアタック時ならスパークの発動とReバースのセットを封じることができます。
1ドローとAtk+1がついているのが地味に大きく、非常に取り回しのしやすいReバースになっています。

防御+5はPAが残っていない状況だと実質的なアタックストップになってしまうので陰実と対戦する時はPAを残しておくように心がけておきたいところです・・・が防御9で延々と立っているアルファがPAを残しておくことを許してくれないことが多いです。

サブアタッカー扱いの主人公

メインアタッカーであるはずの「陰に潜み、陰を狩る者 シャドウ」
スタッツも高く、効果で「アイ・アム…アトミック」を発動すればドローしながらAtk11となり、スパークも封じられるという非常に強力なカードです。
コスト7は通常のデッキなら出しにくいですが、このデッキの場合「でももう少し私たちを信頼して」を使用して簡単に出すことができます。

まとめ

陰実の強い点

・「七陰第一席 アルファ」による高い盤面復帰能力とAtk7/DEF9が毎ターン立つことによる安定性の高さ
・初手のガンマによるデッキ回転と優秀なサポートカードによるアルファReコンボの再現性の高さ
・「アイ・アム…アトミック」やブロッカー不可効果による詰めの確実性

陰実と戦う時に意識すること

・可能なら相手のアルファをリタイア・控え室以外の領域に送る(ブルアカのアコが優秀な対策カード)
・「アイ・アム…アトミック」ケアで可能な限りPAを残す
・Reバース回収のスパークにキャンセルを当てる
・ブロッカー不可が入っているのでブロッカーは早めに切る
・ヒールの入っていないことが多いデッキなのでとにかく堅実に打点を入れていく

以上、「陰の実力者になりたくて!」のデッキ紹介でした。
いかがでしたでしょうか?

高い安定性を誇るのが売りのデッキなので今月から開催される「WGP2023予選」でも使用者が多そうなデッキタイプです。


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