Reバース 直近のタイトルについて
お久しぶりです
前回100カノの紹介記事を書いてから随分間が空いてしまいましたが、早くも次の地区予選が始まるということで、100カノより後に発売したタイトルについて軽く紹介していこうと思います。
対象は、ぽんのみち、グリッドマンユニバース、ラブライブ蓮の空、バーンブレイバーンの4タイトルです。
ブルーアーカイブはまた別で触れたいので今回は省略します。
ぽんのみち
中々の強タイトルではありますが、発売してから4ヶ月経つ今に至っても基本的な構築が固まっていないので語るのが難しいところがあります。
公式大会での入賞も2件ありますが、タイプが大きく異なります。（こちらとこちら）
「3連番」というこのタイトル特有のキーワードを持ち、効果の発動は難しいものの、その分少し強力な効果が設定されています。
歴代でも最強Reバースと言われることも多い「聖晶石召喚」の互換カードである「ぱいの日」の存在が非常に強力で、Reコンボも使いやすいのでなかなか強いタイトルです。
また、使いやすいピン除去が3種類、メンバーレストも1種あるためスパーク軸で組むとかなり相手のアタックを止めることができます。
SSSS
SSSSは「グリッドマンユニバース」の追加により大きな強化がありました。
今までのSSSSは「予測不能な時を過ごす者 ガウマ」「世は儚き夢 夢芽」「合体強竜 ダイナレックス」などの優秀なカードはあるもののデッキ全体のコストが高くなりがちで取り回しが難しく、またメインとなる「グリッドマン」もコストが高くエントリーに置きづらい上に、魂ギミック自体の弱さがありました。
「グリッドマンユニバース」の強さは要約すると、この2枚の新Reバースに集約されます。
「目を覚ますヒーロー」は陰実などでもおなじみの「このすば」の互換カードです。前述のとおりグリッドマンはカード自体の強さはともかくエントリーを安定させづらいという問題がありましたがこのカードがあれば安定してグリッドマンで戦うことができるようになります。
「グリッドハイパーフィクサービーム」は基本的にはヒールとして運用する形になり、「リタイアが相手以上なら」という条件はありますが、同点でも発動するので不発自体ほぼなく、不発するような状況は大差で勝っている状況くらいです。そのため実戦的にはこの条件で困ることはほぼありません。
また「カードを【魂】にした時、あなたは１枚引く。」効果により、魂ギミックの手札消費が激しいというデメリットを緩和することができ、「【魂】からキャラを１枚選び、メンバーに置く。」効果によってメンバーを実質手札からノーコストで出すことができます。
これによって今までの「グリッドマン」にあった「エントリーが安定しない」「手札消費が激しい」「メンバーが揃わない」といったデメリットがまとめて改善されます。
また、メインアタッカーである「響 裕太&グリッドマン (Universe Fighter)」はReコンボでブロッカー不可で殴ることができます。
「立ち上がる時 裕太」も合わせて「ブロ不可・PA」を含む4パンをすることも容易なので陰実などのブロッカー多めのデッキ相手にも安定して勝つことができます。
ラブライブ！蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ
このタイトルは大きく分けると「スリーズブーケ」「DOLLCHESTRA」「みらくらぱーく！」の3つのデッキタイプに分かれ、どのユニットもゆるキャン△の「二つのキャンプ、二人の景色」互換のReバースが存在するのが特徴です。
特に大会でよく見かけるのは「スリーズブーケ」で、非常に強力なブロッカーデッキです。
そもそもこのタイトルはほぼ全てのカードをユニットで分けるために属性参照がついており、DEF5のブロッカーが3種存在すること始めとして、どのカードも通常のタイトルに比べスペックが一回り高くなっています。
「水彩世界」からの展開も強力で、「蓮ノ空歌留多 梢」を出せば1ドローとRe込み+3/+3となり、ドローしながらAtkを大幅に上げることができます。
また「夏めきペイン 花帆」を出せば相手メンバーを全除去することもできるので、ブロッカーデッキにありがちな相手メンバーを除去しづらいという欠点もありません。
手札がかなり増えやすいデッキなのでブロッカーを抱えることもでき、こちらは高Atkで攻撃しながら相手の攻撃は全てブロックすることもできます。
ブロッカー不可を主体に攻めてくる相手には厳しいですが、それ以外の相手にはかなり優位に戦うことができるデッキです。
個人的にかなり優秀と思っているカードがこちらの「Special Thanks 梢」
ほぼ実質4/4/9のカードであり、メンバーか控え室に「Special Thanks」名称が落ちていればPAを無効にすることができます。
少し下準備は必要ですが、DEF9でPAを無効にできるカードは終盤で相手の意表をつくことができます。
勇気爆発バーンブレイバーン
とりあえずこの2枚を見てください。
「世界の救世主 ブレイバーン」は本領6で3PAを打つことができます。
「勇気爆発のその先へ バーンブレイブビッグバーン」は本領7で3回ともブロッカー不可で攻撃することができ、効果で要求されている「勇気一刀流」や「勇気融合合身」をセットしていれば大体の場合はAtk8以上で殴ることができます。
どちらのカードもいわゆる「多ブロ」型のデッキには致命的な効果となっており、全ての多ブロ型のデッキはバーンブレイバーンの発売後は生存権を無くすと思われました。
しかしデッキ全体のコストが高いため取り回しが難しく、また効果の性質上手札にReバース、イサミ、アタッカーの3枚を抱える必要があるためプレイングの要求値が高くなっています。
また、デッキにキャンセルを積むのが非常に難しいため、相手の除去スパーク一回で停止してしまいがちです。（手札が厳しいので、キャンセル積めたとしても抱えるのは難しそう）
もちろんカードパワー自体は非常に高く最後に相手スパークが無ければ勝ちの体制になること自体は多いので、調子の良い日に全勝するような可能性は十分あると思います。
まとめ
直近で発売したタイトルについて触れましたがどのタイトルもそもそものカードパワー自体が非常に高いデッキなので、知らないデッキの場合でも注意が必要です。
特にラブライブ！の「スリーズブーケ」は高い安定感と作品人気がありますので、地区予選でも見ることは多くなるのではないかと思います。