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【効率的な学習方法】医学部再受験に向けて、自分のスタイルに合った勉強方法を探せ!

どうも、Dr.アジュールと申します。

私は医学部に再受験で合格し、医者になってかれこれ10年以上経過、医学部受験に関する内容をnoteで発信しています。

今回は、医学部再受験に向けて、最大限に効率的に行う勉強法について考えてみました。

少しでも参考になれば幸いです。

▼私の1年間の勉強法についてはこちらから。

これから医学部受験を挑戦したいという方に少しでも参考になれば幸いです。

今回のテーマは
『自分のスタイルに合った勉強方法を探せ』です。


1. 成績が伸びない人の悩み

私は医学部再受験を経験した後に、大学時代は指導力を買っていただき、受験のプロとして個別指導塾で教鞭をとったり、別の大手動画配信予備校のチューターをしたりと指導者として多くの受験生を見てきました。

中には東大や難関大、医学部に合格した生徒もいましたし、夢が破れた生徒もたくさん見てきましたし、勉強ができるように成長する生徒もいれば、伸び悩む生徒も大勢いました。

最初に

みなさんはこんな質問していませんか。

おすすめの参考書はありませんか? 
おすすめの勉強方法を教えてください。

これらの質問をする生徒は、勉強が伸び悩む生徒の特徴だと私は思っています。

つまり勉強方法が分からない=効率的な勉強方法が見つかっていないということです。

まず、大前提として勉強に近道なんかありません。

いくら画期的な勉強法に出会っても、別に次の日から偏差値が一気に上がるなんてありないから『日々の努力が不可欠』です。

もし世の中に、ダントツで1番いい勉強法、参考書があるのならば、それ以外は淘汰されるはずです。

このような質問をする方は、

自分の中での勉強の軸が定まっておらず、新しい意見を聞いては方法を変えたり、参考書もすぐ新しいのに変更したりと。

また半信半疑で意見を聞いているので、信念をもっていないしその勉強法を伝えたところで実践せずにまた他の人に同じ質問を繰り返す人が非常に多いです。

私が生徒によく伝えていたのは

『いろいろなものに手を出さずに、自分の大学受験に合うレベル一つの本を見つけて『完璧』に仕上げなさい』

というただ一点に尽きると思います。

『完璧に』というのは、問題文から解法の過程のプロセスを人に説明するくらい理解するということです。

救急医療の医師の中では、こんな指導方法があります。

‘See one, do one, teach one‘

最初にまず一回見て学び、その次に自分で実践し、最後に人に教えるくらい理解する、という成長が重要である、という意味です。

受験勉強にも同じような内容が当てはまると思います。

最初に‘基礎‘を学び、その次に自分で実践し演習問題を解いて、最後に人に教えるくらい理解する、ということがすごく大切です。

2. 効率的な勉強方法とは?

では、効率的な勉強法と聞くとどんな勉強法を考えますか。

最短時間で一気に偏差値が上がる、『世の中に出回らない秘伝の勉強法』があると思いますか。

残念ながらおそらく存在しません。

一時期、新聞などで、『○○。○ー』という聞くだけで話せるようになる英語教材が流行りましたが本当に話せるようになった人を見たことありますか。

無数に存在する、情報商材の類に惑わされてはいけません。
勉強方法を探し続けるため労力よりも、机に勉強を長くするべきです。

ただ、人によって性格が様々なように勉強の方法も様々です。
そのため、自分にあった勉強方法を最初に確立させるのは大切なことです。

①自分のスタイルにあった勉強方法を模索する。
②一度出会った問題を確実にできるようにし続ける。

の2点をクリアできる自分のスタイルに合わせた勉強方法を見つけることが大切だと思います。


①自分に合った勉強方法を模索する。

あなたはどんな勉強法が自分に合ってますか。

・自分で教科書で勉強するのか、予備校の授業を聞くのか。
・問題をたくさん解くのがいいのか、理解を深めるのがいいのか。
・まとめノートを作るのが必要なのか。

私の性格で考えると、

①教科書で読んでも、深く理解できない点や曖昧にする点が多い。
⓶上手に教えてくれる先生に話を聞く方がが深く理解できるし、結果的にはスピードが早い。
③授業を聞いている間は、この授業を聞かないのように取捨選択をせず、簡単だと思うときは耳だけ聞いておき、別の復習に当てるなどを行える。

授業を聞く方が向いているタイプです。

というか国語が苦手なので一人で勉強すると深い内容が吟味できないのかもしれません。

ただ人によっては、授業なんて人が知っていることも教えてくるので時間が無駄だというタイプもいるでしょう。

違うベクトルに勉強方法が向いてしまうと、最大限に効率的に発揮できません。

まずはしっかり自己分析をしてどのようなタイプが向いているのか、方法を確認することが大切です。

自分がよいと思う勉強方法をまず模索すること、勉強方法が決まれば、『人に教えられるくらい』 まで深く理解することが大切です。


⓶一度出会った問題を確実にできるようにし続ける。

自分に合った勉強法が見つかれば
いろんなものを参考書をやりっぱなしにして放置しても実力になりません。

『失敗して、注意されても反省しない人間』 が成長すると思いますか。

何度も同じミスを繰り返しても結局成長はしません。

医師という仕事をし、後輩に指導して思うことは、
『1つのことを指導すると、3-4くらい理解し実践してくれる』先生が非常に多いなという印象があります。

優秀な人は、『1伝える前に10くらい理解してくれます。』

『1つのことを伝えて1できない人』は本当にごく稀におりますが、本当に少ないです。あと医学部へ入学や卒業するのに何年もかかっている人が多いです。

これは優秀な社会人としても通用することだと思います。

ただ最初から人間なんでもできるわけではありません。
『0をいきなり10にしてほしい』と受験勉強は求めていません。

あなたは、1つのことを学んだとき、どこまで学ぶことができていると思いますか。そしてそのためにどう努力しますか。

例えば、せっかく問題集の問題を解いて間違えたとしても、その後にその問題がもう一度解くことができなければ、その時間は無駄になってしまいます。

学んだことを自分の血肉になるまで刷り込ませる作業が必要です。

ちなみに私は、

自分のことを 『1つのことを学ぶと、3-4くらい理解できる』という認識はありますが

記憶力はあまりよくないので、しばらく放置すると、すっかり忘れて 『0』 になります。

なので忘れないように『0』にならないように復習を繰り返します

もし、2回同じミスを失敗すると猛反省するので2度と忘れることがありません、3回同じミスをすることはありません。

さあ、ここまでをまとめて
もう一度自分の性格を分析してみてください。

あなたはどんな性格で、どんな勉強方法が向いていると思いますか。
また一度間違えた問題を次にできるようにどのように工夫していますか。

闇雲に勉強するより、
まずはしっかり自分の勉強方法を見つめ直す時間は大切です。

ただ、どんな勉強方法であっても、成績が伸びるまでには一定の時間がかかるので、勉強方法が決まれば、‘自分を信じて‘走り続けてください。

本日はここまで。

こんな抽象的な勉強方法ですが最後まで読んでもらえてありがとうございます。

この記事が誰か一人の心に届いて、モチベーションを維持できて医学部合格への助けになれば幸いです。

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それでは、また。

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Dr.アジュール@医師/再受験
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