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【シリーズ:機能紹介】第2回:「見やすく、買いやすく、売りやすい」売り場分析を。- 購入者・非購入者分析機能について -
小売経営の「視える化」を実現するリテールネクストのソリューションは、主に、重要な4つのサービス(収集 → 分析 → 可視化 → インサイト)で構成されています。
【シリーズ:機能紹介】では、『店舗分析ソリューションのしくみと、様々なサービス機能について』紹介していきます。
第2回目は、『購入者・非購入者 分析』機能について です。
この機能により、購入に至らなかったお客さま の 行動パターン を 洗い出すことが可能になります。
小売業の方々から、こんな相談を頂きます。
・「お客様はなぜ購入に至らなかったのか」いろいろと推測をする。
・「欲しいサイズや色、商品自体が置いてなかった?」のではないか?
・「その時間帯に説明や案内をする店員の数が足りなかった?」のではないか?
・「商品の陳列場所や方法が悪かった?」のではないか?
分析により実際に確認し、仮設の立証する術は?
「私の経験上、きっとそうなのです!」と力説しても耳を傾けてもらえず、
「改善のための施策を実施してみよう!」という流れにはならない…ということ、ありませんか?
もし改善のための施策を実施できたとしても、
結果を確かめる方法は、POSデータで確認する以外ないのが一般的です。
「どの施策に連動して店舗パフォーマンスが改善したのか」まで理解できれば、店舗スタッフのトレーニングや他店舗への展開に活かせるのに… という声も聞かれます。
⇒ ゆえに、『購入者・非購入者 分析』機能 を 活用していただくことで、以下のことが可能になります。
▶買わなかったお客さま = 非購入者 の 店内行動パターンを定量的に分析
▶POSデータと重ね合わせて視えるインサイトから、より深堀することで改善のポイントが視える
『購入者・非購入者 分析』機能って?
RetailNextでは、動線分析をしている為に、『購入者・非購入者 分析』機能が可能になります。
例:こんな店内のレイアウトがあるとします・・・
レイアウト分析を、じっくり分析 から 直感的操作での分析 など、4つの表示方法をご用意しています。今回は、動態マップ と ゾーンマップ を ご紹介します。
・表・グラフ
・動態マップ ← コレ ご紹介します。
・ゾーンマップ ← コレ ご紹介します。
・動線アニメーション再生
表示例:動態マップ
いわゆる "ヒートマップ"、"キネテックマップ" と 呼ばれるものです。
フロア図の上にバーチャルで描いたゾーンに、店内で動き回ったすべての人の動線データを表示。
注目ポイントの例としては、購入者 と 非購入者 の 行動特徴量を、以下のように捉えることで、店舗内施策の有効性の検証が可能です。
考察:POSレジの前に、行動特性が出ているのが良く分かりますね。
また、各商品ゾーンに対しての相関性を視覚的に見ていくことが可能です。
表示例:ゾーンマップ
(※上記の例に合わせて、表示の加工をしています。)
視覚化された分析で、よりお客さまに寄り添える店舗運営へ、また一歩近づきます!
『購入者・非購入者 分析』機能 を活用することで、購入に至る OR 至らない 行動比較が出来るコトで、こんなことが視えてきます。
・購入者は、購入目的の商品の棚に入店後すぐ立ち寄っているようだ。(迷わず商品にたどり着けた)
・購入者の棚前滞在時間は短い傾向。(欲しいサイズがすぐに見つかった?)
・購入者は近くにある関連商品のところに立ち寄る傾向がある。(アップセル、クロスセルの機会)
・来店者数に対するスタッフ数が充分な時間帯は、非購入者率が低い傾向がある。(スタッフ配置の見直し)など…
この分析と共に、店舗のPOSデータ (売上データ) + スタッフシフトデータ
活用することで、より売上貢献の高い売場の設計や、より最適化できるスタッフ配置分析、新たな機会創出やマーケティング施策の効果測定など、色々な多層の分析が可能となります。
「接客分析機能」と合わせて使うと、分析・インサイトは更に強力になります。(今後の回で、接客分析機能のご紹介もしますので楽しみにしてください!)
以上、いかがでしたでしょうか?
店舗における「非購入者のデータ」というものは、通常残らないので分析できないというのが一般的な中、リテールネクストの「購入者・非購入者分析機能」を店舗パフォーマンスの更なる改善に役立ててみてはいかがでしょうか?
この機能を可能にしているのは、リテールネクストが小売分析専用として、自社開発したAI搭載センサーカメラ Auroraと、クラウドプラットフォームの連携です。
一度、話だけでも聞いてみたいな? こんなことは出来るの?など具体的な質問から、壁打ち大歓迎です。
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執筆: Yasushi Yamada セールスエンジニア
監修: Hiroko T 広報・マーケティング