【創業 15周年 記念】
本日、１１月１日をもって、RetailNext は １５周年を迎えました。
日本支社ができて、まだ ６年ではございますが、シリコンバレーで創業し、
この１５年間歩み続けてこられたことを、感謝申し上げます。
そして、すでにRetailNextを卒業していった仲間や、今ともに働く仲間、多くのパートナー企業さま、投資家の皆さま、業界関係者の皆さまへ感謝する想いを、改めて想い出す日として、社内にも案内を展開するところです。
ここまでの道のりは、多くの人に支えられてきたのだと感謝しております。
厚く御礼申し上げます。今後とも よろしくお願いいたします。
［この記事を書いている RetailNext Japan広報担当者 の わたしは、まだ RetailNext歴は 浅めなものの、それでも、たくさんの方に助けられ、本日を迎えました。］
創業をふり返って
創業者のひとりから、どのような経緯で起業し、RetailNextの元となったテクノロジー開発をはじめ、どのようにテクノロジー屋だった創業メンバー３名が、小売業態の中で働く人たちの考え・目線・日々の仕事などを学んだのか、と、何度か訊いたことがあります。
本日は、創業記念ということで、少し小話を・・・。
元々、RetailNext創業メンバーの３名は、シリコンバレーにHQがある、大手 IT企業で働く仲間だったそうです。
そして、すでに エンジニアバッグラウンドを持っていたため、２００７年当時（ようやく iphoneが世の中に広がり始めた頃）ドットコム時代なども鑑み、オンライン（E-commerce site ＝ オンライン店舗）で分析できることを、オフライン（実店舗）でも分析出来たらどうだろうか？と着眼し、すでにエンジニアとして知見を持っていた創業メンバーで、実際に手を動かし始めたそうです。
Google本社のある マウンテンビューのカフェ の Free WIFI を使いながら、構想を話し合ったり、その後、マウンテンビューにオフィスを構え、スタートアップ企業として、成長をしていくこととなります。
テクノロジー・イノベーションの種が、沢山ある街で、RetailNextも創業したのでした。
写真：RetailNext Japan 広報担当 現地にて撮影。
１５年目の本日までの道のりを振り返ると、創業メンバー、そして、起業当時をよく知るRetailNextのメンバーたちは、どのような想いを感じるのか・・・。きっと とても感慨深いのだろうと想像します。
この15年の間に、特許を持ち、店舗内分析（In-Store Analytics)分野の世界的フロントランナーとして活動してきました。
AIセンサーカメラの自社開発 ＝ Aurora V.2 を 誕生させ、小売の現場から経営層までが使うことを想定し、ダッシュボードを開発。クラウド型ソリューションとなり、店舗負担が小さくなるようにと サーバー不要（サーバーレス）。ダッシュボードでは、現在の動向が分かるだけでなく、深い分析ができ、必要があればAPIも連携できるように。
そして、店舗内を鳥の目で分析できるように、AuroraV.2を店内に複数設置し、カメラをまたいでも、ひとり、ひとりの行動動線を追いかけられる技術を開発。
天井に取り付けて、上から下を見ているだけなのに、男/女・大人/子ども という解像度でのデモグラ分析も可能とし、データプライバシーに配慮したデータ取得が可能に。
文字で書いてしまえば、『なーんだそんなことか。』と 思われてしまうかもしれませんが、技術開発チームの話を直に聞くと、こんなにも小売の現場について想いを馳せているから、こんな技術開発をしているのだなぁと、感激することも多いです。（その素晴らしさを 上手に表現できないのは、広報のわたしの力不足です。申し訳ありません。）
現在は、5大陸 全てにおいて、RetailNextで働くメンバーがいます。
母国語が英語でないメンバーも、わたしを含め多く働いておりますし、時差のある仲間と働くというようなシーンもあったりします。
そのメンバーたちの意識合わせをしいる、そして、してきた創業者メンバー含む、リーダーシップチームがいるからこその、15年の歩みだったのであろうとも感じています。
おかげさまで、お客さまも、90ヵ国以上に渡り、多様な形態の小売企業さま、不動産事業の皆さまと実店舗を展開される際に、ご一緒させて頂いています。
日本でも・・・。
日本支社ができて、６年。
日本の小売業界を取り巻く環境や、その中で働かれている方々への想い、考え方への理解不足は、まだまだあると痛感しながら、業務に充実しております。
パートナー企業をはじめ、小売業界を牽引されるような方々のお力添えや、叱咤激励、ご助言を頂きながら、いままで、少しずつ RetailNext の ご認識を深めていただけるよう活動して参りました。
ご認識を頂いたうえで、ご活用を頂ける場合も、そうでない場合も、全て 学びとし、次の活動にいかして参りたいと思っております。
近日中に、昨年 11月にもあった 【 乗り換えキャンペーン 】の詳細も発表を予定しております。
『RetailNext 使ってみたいけど、どうしようかな？』と、ちらっとでも、思っていてくださる方に、お役に立てる情報になると良いなぁと考えております。
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執筆： Hiroko T 広報・マーケティング&事業開発