なぜレタッチするのか?を考える為の本
こんにちは。
札幌を拠点とし活動中のレタッチャーの大谷キミトです。
PHOTOSHOPをやり続けて20年以上。
とうとうPHOTOSHOPレタッチの本を作ってしまいました。
Photoshopレタッチ[伝わる]写真補正&加工を学ぶ現場の教本(特典:未収録テクニック特別編集版 データ配信)
どんな本なの?
この本は単純にレタッチテクニックを書いた本ではありません。
そもそもなぜレタッチをするのか?
レタッチの目的は何なのか?
に注目していきます。
レタッチの目的 =『見せたいもの、伝えたいこと』の鮮明化
つまりその写真の『見せたいもの、伝えたいこと』を明確にしてから、そこに向かって作業をしてしていきましょうという本です。
見せ方としては、実際にクライアントから広告写真のレタッチ依頼が来たという設定で作っています。
『クライアントからの指示と要望』があり、そこからこの写真の『見せたいもの、伝えたいこと』は何なのか?を考えて作業をしていくというイメージです。
実際の仕事ではもっと詳細な情報を聞く場合もありますが、本書では全ては書ききれないので最低限の情報から読み取っていきます。
もちろん制作手順も書いてありますし、よく使うツールの説明もありますよ!
この本の最大の目的
この本はレタッチテクニック学ぶという他に『レタッチをする目的』を考える癖をつけることだと思っています。
ある意味これはテクニックより大切だと思っています。
レタッチする前には必ずその写真の『見せたいもの、伝えたいこと』は何なのか?を考えてから作業する。
そうすることで進むべき方向や目的地が見え、作業で迷うことも減るでしょう。
そしてより伝わる写真に仕上げることができるようになるのではないでしょうか。
最後に
本書ではより学びやすいようにする為に、レイヤーデータを一部ダウンロードできるようにしています。
※表紙を含む一部のビジュアル制作では、ストックフォトを使用している為、データダウンロードはできません。ごめんなさい。
こんなレタッチデータではまだまだ甘いよ。
という方もいらっしゃるかもしれませんが、少しでもレイヤーの作り等、参考になれば嬉しく思います。