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【福島県/県立中学校・高等学校等】2024年7月(2)【教育の現状レポート】

お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。

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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、「福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築する」という、新しい試みをスタートしています。



このプラットフォームには、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されています

私も福島県の教育に関わっている一員ですので、様々な関係者の思いを伝えるため、定期的に取り上げることが出来ればと思い、まとめ記事を発信しています。

今回は『2024年07月09日まで』の記事まとめです。



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1.UCLプログラム派遣事業参加者決定(県教育委員会)



 イギリスの大学で行われる「英国教育体験プログラム(UCL-Japan Youth Challenge 2024)」への本県からの参加者が次の3名に決定しました。
    福島高等学校   2年生  橋本 知歩 さん
    安積高等学校   2年生  辻本 清香 さん
                 
(辻は一点しんにょう)
    会津学鳳高等学校 3年生  中村 文彬 さん

 引率教諭として福島高校の柴田香教諭が派遣されます。5月28日に3名の生徒が教育長を訪問し、プログラム参加への抱負を語りました。

 今年度のUCLプログラムのテーマは「Space and Us(宇宙と私たち)」ということで、少し難しさはあるものの、取り組みがいのあるテーマです。教育長は「この経験をとおして、夢が明確になるかもしれない。でも、逆に価値観が揺さぶられる経験となるかもしれない。その経験こそが貴重なものだ。」とエールを送りました。

 福島県教育委員会では、グローバルな視点を持って地域課題探究活動に取り組み、海外でその活動を実践することを通して、将来的には本県の発展にも貢献するグローバル人材育成事業を立ち上げました。

 その運営のため「福島県グローバル人材育成基金」を設置し、高校生が海外研修等に参加できるよう、県内外の企業の皆様や個人の方々からのご寄附という形で、ご支援いただきたいと考えております。目標額は2.5億円としております。ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。


学生(若年層)が望む学習環境を整えることは、大人の責務の一つだと思います。

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2.家庭クラブが6年間で80㎏のエコキャップを回収しました(県立磐城桜が丘高校)



地域と共にリーダーの育成を目指す磐城桜が丘高校

エコキャップ回収ご協力ありがとうございます
5月23日にタオ・エンジニアリング株式会社を通じて、NPO法人に寄付することができました。今回の寄付で、世界の子ども「8人分のポリオワクチン」を支援することができます。


私の時代はベルマーク回収が中心でしたが、身近なところからの活動と、それに伴う結果を感じることが出来るのは、とても良い経験になると思います。

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3.【1学年】文理選択講演会を実施しました(県立相馬高校)



 6月5日(水)に、株式会社リクルートからキャリアコンサルタントの遠藤紀彦さんをお招きして、文理選択講演会を実施しました。

 本校普通科は2年生になると文理クラスに分かれます。入学してまだ2ヶ月しか経っていない生徒にとって、なかなか悩ましい選択となります。

 遠藤さんからは様々な具体例を提示してもらいながら、どのように選択していくのか、選択していくためには何が必要なのかということをわかりやすく教えていただきました。

 また、後半は先日実施した診断テストの結果の見方を説明いただきました。

 何はなくても、まずは「知ること」が大切です。興味がある分野について知る、その先にある学びや仕事について知る、それだけではなく「自分が何者なのか」を知る。
 なかなか大変なことですが、自分を知ることが未来の選択に繋がっていくので、今日の講演会をきっかけに「知る」努力を重ねてほしいです。


大学進学する生徒において、高校時代の文理選択は大きな問題になります。その助けになるようなイベントは多く開催すべきだと思います。

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4.【校長室より】「住みよい社会にするために」私ができることは何だろう?(県立会津学鳳中学校・高校)



 5月28日、この日は午前中に熱中症対策講座、6校時には職業人講話と、外部の講師を招いての授業が続きます。

 7校時の授業は、道徳の授業。中学校の先生方や前日から実習の始まった教育実習生とともに参観しました。今日の道徳のテーマは「住みよい社会に」。私たちにとっての「住みよさ」って何でしょうか?交通の便、幸せ、安心・安全など・・・生徒からはいろいろな意見が出たけれど、今日は監視カメラが導入されていたずらや犯罪が少なくなった自治体の話でした。

マナーがよく住みよい社会や学校にするためにカメラは必要か?

必要か、不要か?答えの先にある私たちのあるべき姿や行動とは?

 議論の結果、各班で様々な意見が出ました。私の印象としては「カメラは必要」という意見が多い感じ。
 しかし、ここで先生は、カメラ必要派の意見に着目。
 「根本的な解決にはなっていなけど」「(マナーを守らない人がいるから)しかたない」という意見があったけど、じゃあ、私たちは本当はどのように行動すべきなのでしょうか?

社会や学校を住みよいものにするために、自分たちに必要なことや大切なことは何だろう?

 先生から問いを投げかけられた生徒たちは授業の後半でよりよい社会にするために自分たちができることを考えプリントにまとめていました。どんな答えを見出したのだろう?きっとみんなの答えを合わせたら、素敵なクラス、学校、そして社会ができるはずです。(もちろん、この授業で見つけた答えをしっかり実行してくださいね。)


世の中の問題の多くは、マンガのように完全なる善・悪のように存在しているものは少数で、メリット・デメリットが存在することが普通です。
物事を表面だけ・一面だけ見ることを、意識的に少なくするだけでも住みやすい空間を作ることが出来ると思います。



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