【W杯と教育】W杯は教訓の宝庫。グループステージ+準々決勝での教訓4選。(追記有り)【サッカー日本代表】
W杯カタール大会、グループリーグも終盤に差し掛かりましたが、まさか日本代表が二勝一敗で首位突破。しかもドイツとスペインに勝利!の二勝とは、私だけでなく、ほとんどの方が予想できなかったのではないでしょうか。
ですが、私のように、リアルタイムでドイツ戦・スペイン戦を見た人間には、とても心地よい興奮と経験をさせてもらいました。
おめでとう日本代表。
ありがとう日本代表。
もう一試合勝って、初のベスト8進出を!
ちなみに、私の考えるMVPは、伊東純也選手です。
ウイングからサイド・シャドーまで様々なポジションを全て高いレベルでこなし、攻撃でも守備でも無尽蔵と思ってしまうようなスタミナで圧倒的な存在感を放っています。
アシスト・得点という数字には表れていませんが、とても大きく貢献していると思います。
サッカーの話はここまでです。
私がサッカーの戦術などの話をしても、他の方の分析よりも素晴らしいものになるとは思えませんので…笑
それで、今回の記事の本題はと言いますと、
日本代表のグループステージでは、多くの人に当てはまる教訓を残してくれた。ということです。
たった三試合ですが、少なくとも三つの教訓がありました。
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1.物事には全力で取り組む(舐めプをしない)こと。
第一戦のドイツ戦のドイツ選手・スタッフ全員について。
前半に一点目を取った後、明らかに日本を舐めてかかってました。
浅野選手と競り合ったリュディガー選手の走りが印象的でしたが、
試合全体を通して、ドイツ側には「いつでも点は取れるだろう」「少しくらいのミスなら大丈夫だろう」
という雰囲気がありました。
さすがに浅野選手のゴールで逆転されてからは、物凄いプレッシャーがありましたが、時すでに遅しという感じでした。
W杯という世界最高の舞台に出場しているチームなのですから、どこの国も圧倒的な力の差というのは存在しません。
それなのに、自分を過信&相手を過少評価すると、このような結果になってしまうことは明白でした。
第二戦のコスタリカ。
日本代表は舐めていたわけでは無いでしょうけど、ちょっとふわふわした感じだったことは否めません。
日本は、チームが一丸となることで強豪を打ち倒す力を発揮するのですから、あの試合の負けは必然とも言えます。
つまり、日常生活においても、
①何が起こるか(プラスもマイナスも)分からないのだから、物事には力を出して取り組むこと。
②自分と相手の力量をしっかりと判断すること
が重要です。
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2.最後まであきらめないこと
三戦目のスペイン戦。
二点目の三笘選手のクロスの場面です。
ボールがラインを割っていたかどうかが微妙で(写真や動画で、割っていなかったことが明白でした)、それについての議論が多かったですが、あそこまで三笘選手が追いかけていたことが重要です。
確認すると、ほんの数センチ・もしかするとミリ単位のボール状況でしたので、三笘選手が少しでも躊躇していたら、追いついていなかったかもしれません。
サッカーは屋外で、芝の上で行うスポーツですから、
芝目など芝の状態・風などの条件で、ボールがどのように動くかは神のみぞ知るというところがあります。
そんな状況だとしても、自分が出来ることを力一杯行う。
そうすると神様が微笑んでくれる(こともある)ということです。
つまり、日常生活においても、
①何が起こるか分からないのだから、諦めない。
②とにかくやってみる!
ことが重要です。
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3.セルフジャッジをしない(自分で決めつけない)
三戦目のスペイン戦の背番号16ロドリ選手について。
二点目は、三笘選手のクロスは素晴らしかったですが、それだけでは得点につながらなかったと思います。
それは、クロスの直前、スペインのゴール前にはロドリ選手がいたからです。
しかし、ロドリ選手は、三笘選手のクロスの前にボールがラインを割ったことをアピールし、その結果クロスへの準備がワンテンポ遅れてしまい、後ろから来た田中選手に押し込まれたという状況です。
サッカーだけでなく、バスケなど球技においてはセルフジャッジはとても危険なので行ってはいけない。
ということは、恐らく多くの人が知っていると思います。
しかし、W杯の大事な試合でのスペイン代表の中心選手ですら犯してしまうミスでもあります。
つまり、日常生活においても、
①物事を自分中心で考えない。
さらには、
②自分で自分の限界を決めてしまわない。
ことを、常に頭に入れておくことが重要です。
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今回は、W杯と教育について書きました。
しかし、サッカー好きな私は、試合中には全く何も考えてはいません。
ですので、今回の記事はこじ付けといえばこじ付けの感じもあります笑
これからも少々寝不足になりながら、W杯を堪能したいと思います。
頑張れ!ニッポン!
12月6日追記
この試合では、誰が悪かったかといういわゆる戦犯はいなかったですね。そして、最終戦の教訓は、
4.自分で責任を負いにいった選手はカッコいい
ということです。
日本は、誰がPKを蹴るかということは自己申告で行うそうです。
PK戦は運の要素がかなり大きいです。
それを蹴りにいって、失敗したからといっての批判は完全に的外れです。
それを許してしまえば、日常生活でも批判に耐えられなくなり、
何か挑戦をする人が少なくなってしまいます。
今回のW杯は、
①グループステージで、日本代表の力を充分に発揮できた。
②クロアチア戦で、何かしら日本代表には足りなかった。
ということが分かり、楽しめましたし、次回につながる素晴らしい内容でした。
各選手は、所属チームでまた頑張ってください。
ありがとう、日本代表!!