【福島県/県立中学校・高等学校等】2023年10月(2)【教育の現状レポート】
お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。
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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築するという、新しい試みをスタートしています。
このプラットフォームには、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されていますので、福島県の教育に関わる様々な関係者の思いを伝えるため、定期的に取り上げることが出来ればと思います。
今回は『2023年10月8日まで』の記事まとめです。
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1.夜間中学セミナー開催のお知らせ/ふくしまグローバルセミナー2023 参加者募集!(どちらとも締め切り間近!)(県教育委員会)
夜間中学は、様々な事情があって義務教育を受けられなかった方や、病気や不登校等による長期欠席があって十分に学校で学ぶことができなかった方が通うことができる学校です。
県中・県北(令和6年4月から開校予定!)・県南・相双・いわき・会津/南会津の6地域に開校されるそうです。
※夜間中学セミナーは10月10日から順次開催されます。
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グローバルセミナーは、二本松市にJICA(ジャイカ)の青年海外協力隊訓練所が設置されたことをきっかけにスタートし、今年で、通算26回目の開催となります。
今日、世界はこれまでの想定よりも激しく変化しています。
このような中、国内外で活躍されている方や福島で暮らす外国人の方の話を通して、国際交流、多文化共生などについて理解を深めてみませんか。
参加を希望する方は、ぜひお申し込みください!申し込み〆切は10月10日です。参加費無料(要申込)。チラシにある二次元コードまたは下記のURLからお申し込みください。
1 日 時 令和5年10月14日(土)10:00~15:00
2 場 所 MAXふくしま4F アオウゼ(AOZ)
3 内 容
(1)10:00~11:00「サワディーカップ!バンコク日本人学校」
喜多方市立第一小学校 教諭 菅野 智弥さん
(2)11:10~12:10「ベラルーシの魅力や文化とふくしまでの暮らし」
川俣町地域おこし協力隊 スタルジンスカヤ ナスタッシャさん
(3)12:50~13:50「ウルグアイと私が見たふくしま」
(公財)福島県観光物産交流協会 キアリノ パウラさん
(4)14:00~15:00「ふくしまがくれたもの」
元福島県国際交流員 徐 銓軼さん
4 対象者 国際交流、多文化共生に興味のある方
※内容はおおむね高校生以上の方向けです
5 定 員 各セッション先着40名 ※複数申し込み可
6 参加費 無料
※グローバルセミナーの締め切りは、10月10日(火)まで
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どちらとも将来につながるイベントですので、多くの参加をお待ちしております。
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2.【塙校舎】宇宙と再生可能エネルギー #特別講義 (県立白河実業高校)
講師の先生方をお招きして、2年生対象の特別講義が行われました。
第一部は【宇宙業界から見た、今後の製造業の重要性について】でした。
講義をしてくださったのは、SPACE CONNECT株式会社の西田様です。
第二部は【再生可能エネルギーについて】の講義と体験授業でした。
講義をしてくださったのは、福島工業高等専門学校の橋本先生と山本先生です。
講義のあとは、レゴブロックを使ってソーラーカーを作り、レースを行いました!
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この講義を受けた生徒の中から、宇宙開発に関わる技術者が生まれることを期待しております。
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3.深い学びは・・・対話型から〜教育コースWS OECD FG2Cの先輩来校(県立郡山高校)
令和5年8月29日(火)
OECD教育局Focus Group 2Cのメンバーである2名(富永貴子さんと新堂絵梨香さん)の大学院生に来校していただき、ワークショップを行っていただきました。
富永さんは、以前教育コースで来ていただいた、福島大学の学長 三浦浩喜先生のもとで行われたOECD東北スクールのメンバーであり、新堂さんは、数学の研究をしているだけでなく、東京学芸大学で国際バカロレア教員養成特別プログラムでIBの資格を目指しています。
お二人とも、FG2Cでは中心的な存在で、さまざまな取り組みを行なっています。
これまでの教育コースの授業とは違い、自分たちの意見を出し合い、生徒同士で議論することや年齢の近い講師だったこともあり、非常にリラックスした気持ちで楽しんで参加することができました。
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これからの教師(専門家)育成のためには、知識の詰め込みだけでなく、こういった取り組みが必要だと思います。
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4.「狂言ってなぁに!」(県立会津学鳳中学校・高校)
中学校・高等学校の芸術鑑賞教室として「大蔵流 茂山千三郎の狂言」を鑑賞しました。(2023/9/11)
まず、茂山千三郎先生より「狂言ってなぁに!」というワークショップがあり、生徒たちは「能楽」を演ずるためには「型」や「様式」が必要で、能と狂言には、それぞれに「型」や「様式」あることを学びました。
続いて「寝音曲(ねおんぎょく)」「蝸牛(かぎゅう)」の狂言の演目を鑑賞しました。
生徒たちの感想は様々ですが、ライブの芸術を全身で感じていました。
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私も、「落語」や「歌舞伎」で感じましたが、伝統芸能はライブで見てこそ様々なことを学べます。
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