見出し画像

RE:STORE オープニングイベント(4/25 Mon.)

ようこそ、RE:STORE(レストア)へ!

RE:STOREは、鹿児島県薩摩川内(さつませんだい)市を拠点にした「ローカル(地域)から始まるサーキュラーなライフスタイルを考え、実践する、市民による市民のための "まちの拠点"」です。

私たちRE:STOREは、(株)リ・パブリックの自社事業として、2021年の夏からコンセプト作り、拠点開発(セミDIYによる工事・施工)、ワークショップ・展示の準備を行ってきました。

そして、4月25日(月) 17:00〜 についにオープニングを迎えます!!!

RE:STOREが生まれた経緯...👋

RE:STOREを運営する(株) リ・パブリックは、2019年より薩摩川内市と「Satsuma Future Commons(薩摩フューチャーコモンズ)」という循環経済産業都市構想および拠点開発に伴走してきました。

「未来の衣食住」の研究開発を軸に、薩摩川内市で循環経済・サーキュラーデザインという領域から新しい産業を生み出すために、産学連携プロジェクト、市民参加ワークショップ、カンファレンスの実施など、様々な活動を行なってきました。

サーキュラーエコノミー(循環型経済)・脱炭素社会・SDGs(持続可能な開発目標)…環境に配慮した持続可能な社会の実現にむけて、世界が動き出しています。ただ一方で、その言葉だけが先行していないでしょうか?そんな疑問も感じ始めました。

私たちは、足元に立ち返り「その土地・そのまちらしさ」に注目しました。例えば東京と鹿児島とバルセロナでは、自然や文化、産業のオリジナリティが全く違います。住み慣れたまちの価値は、当たり前すぎて見えなくなりがちですが、もう一度クリエイティブな視点で捉え直してみるとどうでしょう?

そこには持続可能なまちづくりのヒントが見つかるはずです。

この建物はかつて米殻販売店「高味商店」でした。
明治末期に高味庄兵衛さん(現在の高味ビルオーナーのご先祖)により開業。その後、昭和二十一年に「高味工場」として精米業・雑穀・飼料の販売を開始し、昭和の後期まで続いたそうです。

当時、周辺は商店が立ち並ぶ景気のいい通りだったそうで「四日市」という市場が江戸時代中期から昭和初期まで、毎月四のつく日に開催されていました。商家の軒下や空地に各地(旧隈之城・平佐・水引・高江など)から出品された商品が並べられ、行商や見世物興行なども市にあわせてやってきて、大層賑やかだったそうです。

”Restore" という言葉は古美術・工芸品の文脈で「修復」という意味で使われますが、ここでは地域に暮らすみなさんと一緒に、土地の魅力をもう一度深く掘り下げ編み直すことで「クリエイティブに元の輝きを取り戻す」思いを込めて名付けました。

画像2
Circular Design Exhibitionの様子(こちらから詳細ご覧いただけます)

オープニングイベントでは、これからどんな活動を展開していけるか、ざっくばらんに皆さんとお話ししながら、新たなまちの拠点の門出をお祝いできればと思っています!

オープンニングイベント詳細

EXHIBITION(17:00 - 19:30 終了予定)
2月に東京・下北沢Bonus Trackで開催された展示「Circular Design Exhibition 〜鹿児島のサーキュラーデザイン。ローカル資源から考える私の循環〜」を展示します。

TALK SESSION(19:00 - 19:30)
神尾涼太(リ・パブリック)
塩田亜耶子(発酵食Lab)
迫田琢磨(SOTO-CUL)
高山元気(reprise)

RE:STOREの開発に関わったメンバーと、立ち上げから拠点を構えるまでのプロセスについてざっくばらんにトークします。

RE:STORE会員(仮)のお申し込みはこちらから

※本イベントは、申し込みは必須ではありません。
今後RE:STOREの活動にご一緒したい方は申し込みいただけますと、こちらからご連絡させていただいたり、イベントの案内をお送りさせていただきます。

※会員費はございません

アクセス

2022年4月25日 (月) 17:00-19:30 終了予定
入場無料
鹿児島県薩摩川内市東向田町7−25高味ビル1F【RE:STORE(レストア)】
※最寄は川内駅から徒歩10分程度

※駐車場はございません。徒歩あるいは近隣の駐車場をご利用ください。
※新型コロナウイルスの影響により、一度に入館できる人数を40名とします。ご了承ください。
※当日は写真撮影が入ります。差し支えある方はスタッフにお申し付けください。


番外編: RE:STORE 場所イメージ

これから出来上がるものもありますが、RE:STOREの空間イメージをご覧ください!

Credit: Valentina Vasile (Re:public, Inc.)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?