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キッチンカー用の軽トラックを購入する際の注意点

キッチンカーを開業しようとする際に、どのような車両でキッチンカーを製作すればいいのか?

という疑問は必ずあると思います。

当店では「軽トラックベース」を一番におススメしております。

詳細は別の記事にて紹介しているのでそちらをご覧ください。

そして、次に考えなければならないのが「どのような軽トラックを購入するのか?」ということだと思います。

もしキッチンカー製作にかける予算が十分に確保できているのであれば新車の軽トラックを購入することをお勧めいたします。

日本の軽トラックの性能は十分に証明されており、新車であれば大きな故障や不具合などが起きる可能性は極めて低いと考えられるためです。

しかし、予算が十分に確保されておらず、どうにか出費を抑えたいと考える人も少なくないと思います。

そんな方々は、おそらく中古車で軽トラックを探すことになると思いますが、いくつか注意しておくべき点があるため、今回はそれらを公開していきたいと思います。


まず初めに、中古の軽トラックを購入するときの注意点として重要なのは

「個人間での売買」は避ける

ということです。自分が車の知識が豊富で現物を見れば状態が分かるという方でない限りは絶対に避けるべきです。

何故かというと、必ずと言っていいほどトラブルの原因となり得るからです。

購入したは良いが、実際は「走るのがやっとのボロボロの状態だった」ということもあり得ます。もちろん全員がそうだとは限りませんが、余計なトラブルに巻き込まれないためにも、個人間の売買は避けた方が無難です。

そして、同じ様に、すでに「キッチンカー」として完成している中古車の購入も避けた方が無難です。

軽トラックベースのキッチンカーというのは、軽トラックの荷台に「荷物としてBOX」を固定して載せている。という形式となるため、車検の時はBOXを外して「軽トラック」として車検を通すことになります。

私の知り合いでも、キッチンカーを個人から購入したところ、BOXが取り外せない(溶接されていた)構造になっており、なおかつ高さ制限もオーバーしているものだったため、車検が通せずに、仕方なくBOXを切り取り改良しなおした。という話も聞いたことがあります。結局新車のキッチンカーを購入するのと変わらないぐらいの費用が掛かってしまったようです。

このようなことにならないためにも、個人間の売買は避け中古車大手(ガ○バーやグ○ネットなど)を利用する方が無難です。証明書や保証がちゃんと付いてくるので。


次に車両を選ぶ時の注意点をいくつか紹介いたします。ちなみにメーカーによっての違いはそこまでありませんので、特にこだわりがなければメーカーはどこでも大差はないと思います。

①マニュアル車よりもオートマ車を選ぶ

軽トラックの場合、マニュアル車の方が数が多く中古市場でも7:3くらいの割合でマニュアル車が多いです。

そして、多くの場合軽トラックは工事現場や建設現場など職人さんがよく使用するものです。自ずと職人さんが運転する場合が多いため、少々運転が荒いという傾向があります(あくまでも傾向があるというだけで職人さんだから運転が荒いというわけではありません)

マニュアル車の場合、運転が荒いとどうしても変速ギアが摩耗し壊れやすくなります。中古車両の場合、ギアの摩耗が激しく購入後すぐに修理費用が高くついてしまうというリスクがあります。

そのためマニュアル車よりもオートマ車を購入した方がよいと考えられます。

②走行距離よりも年式を優先

もし目の前に「平成7年式 走行距離4万キロ」と「平成25年式 走行距離12万キロ」の2台の軽トラックがあったとして、どちらを選ぶかと言ったら後者です。走行距離が短いというのは優先される事項に間違いないのですが、あまりにも年式が古い(25年以上前)と、故障の際に部品が手に入らない可能性があるということです。年式が古いと修理の部品も中古品を使用することがあるため、そもそも部品が手にないらないことがあります。そうすると修理に時間がかかり営業できないことになってしまいます。

年式が新しければ走行距離は関係ないということではありませんが、おおよそ10万~12万キロ程度の走行距離であれば年式が新しい方を選んだ方が賢明だと思います。

③エアコンは必須(特にクーラー)

中古車両の中にはエアコンが故障していたり、付いていない物もたまにあります。エアコンの故障ははっきり言って直らないものと思っていた方が無難です。修理に出したはいいが、結局直らず工賃だけかかったということも聞いたことがあります。

そのような車両は安く手に入ることも多いですが、やはり夏場は一苦労です。ただでさえ暑い夏場は、営業中のBOX内は高温になります。(ガスや油を使用していればなおさらです)その上、生き帰りの車内もクーラーがなく高温だと体力が持ちません。

自身の健康のためにもエアコンはきちんと作動するものを選びましょう。


以上が軽トラックを購入する際の注意点となります。

ご自身が車に詳しく、現物を見て判断で来る方であれば問題ありませんが、「車のことはちょっと・・・」という方は、今回の注意点に気を付けながら予算と相談しつつ購入を検討していきましょう。

そして、購入後は、自身がよく利用しているガソリンスタンドなどに車両を持ち込んで点検してもらうことをお勧めします。点検だけであれば無料でしてもらえるところがほとんどですし、何かあった時もすぐに対応してもらえるので、ガソリンスタンドはよく利用する店舗を1つ決めておくことがいいと思います。

ここまでお読みいただいた方で少しでもキッチンカーの運営に興味が湧いた方、もっと詳しい話が聞きたいという方、疑問のある方、すでに開業しているが相談したいことがある方などどんな方でも、まずはホームページをご覧いただき、ご連絡いただけると幸いです。

それでは、皆様のキッチンカーライフが少しでも楽しいものになることを祈りながら今回の記事を締めくくらせていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

※当店は株式会社NISHINOと「著作物利用許諾契約書」を締結しております。

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