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<ステップ02>提案期 会社とはどう交渉するのか? ~<知っておきたい個人事業主に関する基礎知識(会社への提案にあたっての注意点まとめーその3)~
(その2から続きます)
もちろん、勤務日数が減ることにより給与は減額になりますが、ここは「定期的な安定収入を確保しつつ新たなクライアントを拡大するための先行投資」と考えて時間の確保を優先する戦略です。
半個人事業主として独立した人の中にも、60歳の定年再雇用時に3日間勤務を会社に提案し、空いた2日間で趣味の時間に充当し、65歳からは業務委託に切り替えた事例もあります。
会社も5日間のフルタイム勤務を3日間のパートタイム勤務に変更することについては雇用の取り扱いの中で対応できますのでそれほどハードルは高くありません。
今の会社では副業・兼業が認められていない場合でも今後解禁となる可能性は極めて高いです。
自分の会社とは業務委託契約が締結できていなくても“半”個人事業主の準備を進め、拡販活動の時間を確保できれば安定収入を得つつ他の会社との業務委託を契約してキャリアの幅を広げることもできます。
人生100年・現役80歳時代と言われるようになって久しいですが、80歳まで雇用されて働くシナリオは現実的ではありません。
いつかはキャリア自立の時期がきますので、雇用だけでなく “半”個人事業主として「働けるうちは働く」 準備をしておくことはこれからのキャリア戦略としても重要です。