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「働けるうちは働く!」ための仕事と人生の設計方法#11
「エイジレスで定年のない働き方」の実現をサポートする中高年専門ライフデザイン・アドバイザーの木村勝です。
容赦ない年下上司にあなたのメンタルは耐えきれるか?
シニア層を受け入れる若手上司も悩んでいることも事実ですが、一部の若手上司の中には、先輩であるシニア社員に対して「半沢直樹の倍返し」ではありませんが、厳しくあたる上司もいます。
若手上司は厳しい社内サバイバル競争を経て管理職になってきていますので、概してタスク指向が強く、また社員の役割を業績でしか評価できない管理職も増えています。
従来は美徳であった「コツコツ仕事をする」ことを無能の象徴と捉えたり、
高度成長期には、
職場内で一定の役割を評価されてきた「鬼軍曹」役や「お局」役
また職場の盛り上げ役であった「ムードメーカー」
職場で欠かすことができなかった「雑用係」を
「その役割は業績に直結しない」ということで無用の長物と見なす傾向も強くなっています。
「増える中高年者メンタル」
長年サラリーマン生活を続けてきたシニアでも
「パワハラ系若手上司」の下に入り、厳しいマネジメントに耐えきれず一発で潰されるケース
を私も多々見てきました。
改正労働者派遣法により
「同じ派遣社員に同じ職場で3年を越えて働いてもらう」
ことができなくなりました。
また、改正労働契約法により
「契約更新により契約期間が5年間を超えた有期契約社員に対して労働者の申し込みにより期間の定めのない労働契約に転換すること」
も企業に義務化されています。
こうした中、なり手がなく人手が確保できない単純作業的なノンコア業務要員としてシニア社員がこき使われるケースも増えてきます。
人生100年時代、定年からが長いのです。
60歳を越えてからのメンタル不全や慣れない労働による疾患(腰痛など)など予期せぬ事態の発生だけは避けなければなりません。
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