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<はじめに>を読まないから。菅広文「京大中年」を読んで
ロザン菅ちゃん大好きです。
なぜなら大学時代に似てると言われたから!
顔はそんなに似てないと思うけど、雰囲気とかかな?
いい線ついてた!自分でも納得。
以来なんか気になる存在。
ちちんぷいぷいの道案内も大好きでした!
そんな菅ちゃんの本。
「京大中年」読みました。
ええな~。よかった!
心に留めておきたい格言の嵐。
教科書の<はじめに>の部分を読まないから。
なぜ勉強しないといけないのか?
よくある疑問への宇治原さんの答えだそうです。
その教科を勉強する目的は<はじめに>に書いてある。
納得。たしかに。今でこそわかる。
でも当時は読み飛ばしてました。
学生時代に知っておきたかった。
いっぽう「勉強することで、なれる職業の選択肢が増える」という先生の言葉を信じてた菅ちゃん。
勉強して大阪府立大学に入って芸人になると、そうではない受け止められ方をする現実が立ちふさがります。
えーーー。
~略~
先生から聞いてたのと全然違うやん。
~略~
そんなことは本人の自由ですよね。権利を得ただけですよね。
先生?あれ?これって職業の幅が狭まっていませんか?
相手から求めれる職業の幅が狭くなっていませんか?
わー。めっちゃわかるー!
僕も勉強めっちゃしました。
大きめな企業で働いてたのを辞めて消防士になった時、いろんな反応を受けました。
それもあって超共感。
そしてこの、勉強をすることで「職業の幅狭くなってる」感覚は相手に求められる部分だけじゃなくて、自分の中でも大きくなると思います。
自分の深層心理では、ずっと体を使う仕事がしたいと思ってた。
でも、勉強して選択肢が増えることで、単純に選ぶことが出来なかった。
その時点までに勉強した時間を無駄にしてしまう気がして、大胆な決断ができなかった。
別に四大に行かなくてもよかったし、行くなら自分の好きなことを学べる体育学部とか文学部にしとけばよかった。
なんとなく勉強ができたから、いい感じの大学行っとかなもったいないし。
体育会の部活もやって大企業いけそうやから就活もやっとかなもったいないし。
今思えばサンクコストバイアス。
これもぜんぶ人生の<はじめに>がわかってなかったからだなー。
なんて反省しました。
<はじめに>を読み飛ばして勉強するのは、ほんとによくない。
その他、好きやなーって思ったとこ。
確かに地頭は大切だ。でもそこからどのような行動をとるかは本人の努力次第だ。
まっすぐに大阪府立大学がきます。はやいです。直接がすぎる。
~略~ 中学歴は楽。生きやすい。中学歴は生きやすい。
先生!全然ちゃいますやん。先生に習ったんと、世間は全然ちゃいますやん。自分の意見をむちゃくちゃ主張してきますやんかいさ。相手の意見聞きませんやん。大声出してますやん。先生言ってたやんか。大声出したらあかんって。大声出して自分の意見を押し付けることが一番良くないって。逆に意見が通らなくなるよって。通ってますよ!
良かれと思うことは大概迷惑。
人から見てしんどそうだが、本人は苦ではないので継続できることを、人は努力と呼ぶ。
任せたことにはごちゃごちゃ言わない。
相手によって態度変えるのカッコ悪いやろ?
まだまだいっぱいメモとったんですが、長くなるんで辞めときましょ。
ほんま格言まみれでした!
ちなみにこの本、「夢と金」を読み終えて解説動画を見あさってるとき,
これを見て知りました!
本屋さんでは大阪ではバカ売れ、東京ではあまりという、「関西ウォーカー」と一緒の売れ方をしてるらしいです。↓
東京のかたも是非!
YouTubeもおすすめ。テロップなしでラジオ感覚で聴けます!
「京大中年」で検索すると、中京大中京にまつわるものがたくさんでてきます。
イギリスにおった頃、まさに菅ちゃん英語にインスパイアされてた話をまたいつか書こう。
以上