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自己分析の手段1:コーチング


■コーチング勘違いしてない?

※前置き少し長くなります。
コーチの語源は、馬車(coach)から来ており、クライアントを目的地まで連れていくという意味があります。

スポーツのコーチも、指導者を意味しています。

これだけを聞くと、コーチは行き先とその手段を"教え"、コーチングは"教わる場"だと思いがちですが、それはコーチングの一部でしかありません。


結論コーチングは、クライアント自らが
・行き先を決め
・進む

場であり、
コーチはその過程を共に在る存在です。

基本的にコーチが何かを教えることはありません。

相手の考えを引き出す訓練を受けているので、対話と質問を通じてクライアントが自ら気づき、決定し、進めるよう伴走します。


こういった在り方は、コーチングの信念(人間の捉え方)からもみて取れます。

人はもともと創造力と才知に溢れ、欠けるところのない存在である。
People are naturally creative resourceful, and whole. 

コーチングの礎

こう言った考えが土台にあるので、コーチにとってクライアントは、自分で気づき、決め、進むことができる存在なのだと信じて向き合います。


■なぜコーチングは使えるのか?

これからが本題です。
コーチングが自己分析に使える理由は、
「ひとりでは気づけないことに気づけるから」です。

①自分では考えない質問をもらえる。
②自分では気づかない、何度も使っている言葉や勢いがのる言葉など、客観的なフィードバックをもらえる。
③人に伝えようと言葉に出すことで新たに気づくことがある。


①自分では考えない質問をもらえる。

人の思考には偏りがあります。
考えたくないものは考えません。
考えきったと決めつけてさらに深く行こうとしません。

そこを質問してもらう、もう1つ深い質問をしてもらうことで、自分では辿りつかない金脈まで辿り着く経験ができます。

また、人は質問されると無意識に考えてしまう生き物です。
「今は何時ですか?」

自分に問われた質問でなくても、考えてしまいます。
この人間の特性を活かして、質問を通して考える癖がつきます。


②自分では気づかない、何度も使っている言葉や勢いがのる言葉など、客観的なフィードバックをもらえる。

自分が無意識に多く使っている言葉や、その言葉をいうときだけ詰まる言葉など自分では気づかないが、相手に言われることで気づくことがあります。

私の場合、「母親が、という言葉が何回か出てきましたが、この話題と母親の関係性は何かありそうですか?」という質問から、自分の幼少期の話まで遡りそこに固まった思い込みがあったことに気づいた経験をしました。

というように、いろんな角度から気づきを与えてくれます。


③人に伝えようと言葉に出すことで新たに気づくことがある。

オートクライン効果と呼ばれています。
自分が話した内容を自分で聞き、自分の潜在的な考えや欲求に気づくことを意味しています。

これが私個人では頻繁に気づきを与えてくれ
コーチに話しまくってました。

「自分ってこんな風に思っていたんだ」
「話してみてすごい腹落ちする感覚がある」
「さっきはこう言ったけど、なんか腹落ちしない」
→なんでだろう。もう一回考えてみよう。

これは一度経験すると、感覚としてわかるようになるのでぜひ、コーチでなくてもいいので誰かに赤裸々に話してみるといいかもです。


■最後に

コーチングに関しては、セッション単価8,000〜15,000円くらいかかるので

・自己分析したいが1人では進まない人
・自己分析を仕切ってさらに深いところまで行きたい人

におすすめします!

今回は以上です。


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