サッカーほど危険なスポーツはない。【マルセロ・ビエルサ】

マルセロ・ビエルサvol.1

スパイ行為疑惑とフェアプレー監督賞（FIFA) サッカー関係者誰もが認める名将である。この名将がイングランドの名門リーズ・ユナイテッド監督時代にスパイ行為の容疑がかけられた事がある。事実であればこれも悪質ファールだ！

サッカー界には“スカウティング”という言葉がある。
対戦相手チーム、選手の分析のことを指す。 プロのサッカークラブなら当たり前の行為たが、その中には相手へのリスペクトがなくてはならない。

練習場への視察は先方へのエクスキューズが必要だろう。サポーターに紛れてのスカウティングはタブー。 『明日のトレーニングは非公開』なる記事を目にしたことがあるはず。

スパイ行為疑惑は対戦相手、ダービー・カウンティ戦（2-0）の試合前日に行われた、とダービーの監督フランク・ランパードの訴えにより表面化した。
一説によると、フランク・ランパートのビエルサに対する嫌がらせ行為とも言われている。

ビエルサはスパイ行為は否定したが、スカウティング行為を認め、当時のイングランド・フットボールリーグ（EFL）が下したリーズ・ユナイテッドに対する罰金20万ポンド（約2860万円）をビエルサ自身が支払った。この事件にはまだまだ続きがある….