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奄美大島のキャンプイベントが遂に復活!結ノ島CAMP2021。

奄美大島リゾートワーク部の加藤です。

コロナ禍。奄美大島でも昨年来、数多くのイベントが中止されてきました。

2015年から毎年開催されてきた、キャンプイベント、結ノ島CAMPもまた、例外ではなく。2020年の開催予定は新型コロナウイルス感染拡大が本格化する前の時期ではありましたが、直前に中止とせざるを得ませんでした。

――それから、1年。
リベンジの時は来ました。

…が、そのリベンジも一筋縄ではいきません。

荒天のため1週間延期。
そして、延期した日もまた予報は雨…。

それでも、みんなの思いが通じたのでしょう。当日は天気予報を覆し、なんとか悪天候になることなく無事イベントは開催されました。

…というわけで、「みんなで行きましょう!」と言い出した言い出しっぺのとあるお方は都合が合わなくなったため不参加だったのですが、2歳と0歳の娘を連れて遊びに行ってきたので、現地の模様をレポートします(キャンプする勇気はさすがになかったので、またいずれ…)。

結ノ島CAMPとは

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奄美大島の豊かな自然と独自の文化に触れる機会をつくる目的で始められた1泊2日のキャンプイベントです。

会場は奄美大島の中央部に位置し、国内2番目の規模のマングローブが広がる奄美市住用町の内海公園自由広場です。

イベントの概要としてはざっくりこんな感じです。

・テント貼ってBBQしたりキャンプしたり(メイン)
・ワークショップとかアクティビティもいっぱい楽しめる
・ステージではライブわっしょい
・飲食ブースも準備されているので昼間からただ飲んでる人もいる
・キャンプファイヤー的なのとか天気が良ければ星空とかが醍醐味
・広場常設の遊具や子ども向けのショップもあって家族連れも安心

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結ノ島CAMP2021、開催

そんなわけで、初日の前半という、ほんとに一部だけなのですが、様子を覗いてきました。

まだまだ、以前とまったく同じように、というわけにはいきません。島内からの参加者のみという限定的な形での開催だったことと、延期されたこともあり、前回(2019年)行った時と比べると幾分落ち着いた、静かなムードでした。

ちなみに行った時間が早すぎてステージなんか準備しかしてませんでした。

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早めに行って良かったのが飲食ブース。みんながまだ必死にテントを張っている間(なんだったらまだテントサイト空きが目立ったくらい)大して並ぶこともなく美味しいごはんをゲットできました(あと、お酒も)。

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ワークショップもたくさんありましたが、こちらもそんなに混み合うことはなく、スムーズな様子。似顔絵を書いてくれるショップ、苔玉をつくれるショップ、E-バイク体験ができるとこもあったみたいです。広場もスペースが広く取られていたので、子どもたちが走り回っていました。

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家族連れも多いので、広場常設の遊具などは子どもたちで賑わっていました。それから、中央にあるボルダリング体験も人気なのですが…あ、娘…こら…(2歳なのに登りたがって何度もチャレンジしてました)。

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一歩前進した気がした、2021年春。

ちなみに写真を撮り忘れていますが、屋外イベントではあるものの、ちゃんと入場前には検温と消毒を求められる、コロナ時代的システムで運営されていました。

先にも述べたとおり、島内参加者限定であったり、ソーシャルディスタンスに気を配ったり。まだまだ、以前と同じようにはできません。

主催されたみなさん、また参加された各ショップのみなさんとも、色々なことに気を配らなければならず大変だったのではないかと思います(個人的には、マスクをつけながら走り回る子どもを追いかけるのが大変でした)。

とはいえ、こうしたイベントが開催できたというのは、希望の光が灯る、非常に大きな一歩であったのではないかとも感じます。

来年のこのイベントには、島外の方もたくさん参加できるようになっていると良いなと、そしてまだまだこのイベントが続いて我が家の子どもたちがもう少し大きくなったら、家族でキャンプしたいなと、そんなことを思った一日でした。