奄美大島の冬の名物、タンカンとは?~リゾートワーク部の奄美大島リサーチ#2
奄美大島の冬は、いわゆる閑散期。
近年でこそホエールウォッチングツアーなどが注目され、昔ほど閑散とした時期ではなくなりましたが、それでもまだまだ観光などで訪れる人が1年の中では少ない時期です。
そんな、あまり知られていない奄美大島の冬の名物、いやむしろ(奄美大島ではほとんど)2月限定の名物、それがタンカンです。
南国で育つタンカン、その特徴は?
ひとまず、イマドキの情報収集を行わねば。という意識高い系なリゾートワーク部では、タンカンの特徴についてChatGPT選手に聞いてみました!
ちょっと補足しますと、みかんとオレンジの中間、というのはまさにその通りの食感です。皮の感じとかはむしろオレンジに近く、大人でも剥きづらいといえば剥きづらく・・・。
日本では鹿児島県が約80%生産していると言われており、鹿児島県の中では奄美大島以外にも徳之島・屋久島などで多く生産されています。
南国の果物ですが、山間部での生育に適している(寒暖差がある方が甘くなりやすい)ので、鹿児島県より南の島嶼部、それも山がちな地形の島の名産となっている、ということのようです。
奄美大島では2月になると、商店やスーパーなどではタンカンが箱で売り出され、島外の親族や知り合いなどに箱で送る人もたくさん見かけます。
逆にいえば、住まないかぎり2月に奄美大島に来ないと普通はあまり見かける機会がない、幻の名産品ともいえるのかもしれません(言い過ぎ?)。
幻のようでいて、実はよく見かけているタンカン
と、タンカンそのものを見かけることはなかなかなくても、実は奄美大島の名物においては欠かせない存在となっているので、知らない間に食べている、なんてことはあったりします。
なぜかというと、これ。
奄美大島の名物、鶏飯には、通常タンカンの皮が薬味として使われています。つまり、鶏飯を食べるときには実はタンカン(の一部)を食しているということに・・・。
もちろん、他にもジュース・ジャム・スイーツなどの加工品は年中楽しめますし、お土産にもおすすめです!
2月頃は、直接タンカンを買ったり味わえたりするのはもちろん、タンカン狩りを楽しめる場所もありますので、柑橘類が大好きな方はぜひ今から来年の2月に向けて計画を立てて、奄美大島に遊びに来てください!
奄美大島リゾートワーク部では今後も島のアレコレをレポートしてまいります。応援してくださる心優しい方、奄美大島が大好きな方は、ぜひスキやシェアをお願いします・・・!