そして、世界は変わった。リゾートワーク部、活動開始からの激動の1年
リゾートワーク部の加藤です。
奄美大島リゾートワーク部のこのnoteでの活動、そして拠点となっている、奄美オフィスのグランドオープンから1年が過ぎました。
(あれ・・・こないだ書いた記事となんだか同じ書き出しの気がする・・・デジャヴかな・・・)
そこで今回は、あらためて活動開始からの1年を振り返り、良かったこと、大変だったこと、そしてやりたいけど(色々な事情で)まだできていないことを整理したいと思います。
まあ、一言で言えば。
こんな振り返りになると1年前に予想できた人は誰もいなかっただろうし、予想できたとしたらそれはもはや人ではない何かなのではないか。
という、波乱と激動の、疾風怒濤の1年でございました。
第1章:リゾートワーク部活動開始。その裏で忍び寄る影
2019年の秋から粛々と準備を重ねてきた奄美大島支社の立ち上げ、そしてリゾートワーク部の活動開始。
2020年1月からの本格始動にあたり開催したのがグランドオープンパーティーでした。そういえばこの頃はオフィスに20人とか収容して密になっても全然気にしていませんでした。たった1年前なのに懐かしい気すらしてきます。年を取ると1年が早いというのは本当ですね(そこじゃない)。
このイベントをきっかけに、島内でのイベント・勉強会の企画や、東京との人材交流のしくみ整備などをドンドン進めていこう!と話していたのですが、しかし。その頃にはすでに世界は変わり始めていました。
第2章:世界は変わった。突きつけられる新たな現実
そして、遂に、世界は変わります。
最終的に全国に対象が拡大されたこの緊急事態宣言。奄美大島の観光産業にとって重要な時期であるGWも、観光客が大幅に減少。「奄美大島にリゾートワーク体験においでませ!」と気軽に言えない、当初の構想がまったく通用しない状況となりました。
毎回、東京に行くタイミングだった半期に1度の全社イベントも、初のフルリモート開催となるなど、リゾートワーク部だけでなく、本社メンバーにも大きな変化が降りかかります。
しかし逆に、リモートワークに慣れず苦戦するメンバーもいる中で、リゾートワーク部のメンバーは特に戸惑うことなく業務を継続でき、全社的にリモートワークになる中で地理的な距離を超えた結束が生まれ始めるなど、意外なメリットも垣間見えるようになっていきます。
たとえばこんな話とか。
第3章:移住第1号メンバー登場。迎えた新たなスタート
当初の構想も妄想も吹っ飛んで、活動の立て直しを迫られるリゾートワーク部。
ひきつづき新型コロナウイルス(COVID-19)が猛威を振るうなか、「奄美大島に移住したい!」という情熱でこの難しい状況を乗り切った1人の男が、リゾートワーク部の救世主となるべく、島に移住してきます。
移住してきた段階から「島人より島人っぽい」といわれたゴールデンルーキーの登場により、リゾートワーク部の活動は新たなステージに突入します。
11月に島内のスゴイ方たちにご協力いただいて開催したオンラインイベントは、その象徴的な出来事のひとつでした。
第4章:積み残された宿題。求められる新たな挑戦
リゾートワーク部立ち上げから1年と少しが経ち、現在。
今もまだ一部の地域では緊急事態宣言が発令されており、新型コロナウイルスの脅威は去っていません。
一方で、ワクチンの接種開始など、明るいニュースも見られるようになってきました。
リゾートワーク部の最初の1年を振り返ると、まさに世界が変わり、奄美大島を取り巻く状況も大きく変わる中、変化への対応に追われた年でした。
もちろん、その変化への対応にはネガティブなことばかりではなく、Web会議やリモートワークの浸透など、奄美大島で暮らしながら働く立場からするとポジティブな面もありました。
しかし、美しい珊瑚を抱く海と、亜熱帯原生林という大自然を楽しめる観光地として、リゾートワークに適した環境としての奄美大島の一番の良さが発揮しづらい情勢であったのも事実です。
新型コロナウイルスの影響がすぐになくなるということは難しいかもしれませんし、すでに変わったものがすべて元通りになるわけでもないでしょう。
ただ、少しずつ見えている光のその先に、サムライト奄美大島支社、そしてリゾートワーク部としてのビジョンである ”CONNECT” を実現できるよう、人や仕事、情報といったさまざまな面で、サムライト本社のある東京と奄美大島をつないでいくこと、また奄美大島の島内においても人や情報がつながる場をつくっていくことができればと願ってやみません。
まずは2021年、都会にいるみなさんに奄美大島に来て普通に楽しんでいただくこと、サムライトの東京の仲間たちと島でいっぱい遊ぶこと、そして奄美大島リゾートワーク部の新メンバーが迎えられることをめざしてまいります。
ひきつづき、奄美大島リゾートワーク部の活動を、暖かく見守り、時に応援していただけますよう、お願いいたします…!