夏イチゴ2024@伊豆・伊東 6月4日/ 定植後2か月目「夏イチゴ産地より2か月早い収穫 & 第2-4花房の展開始まる」

伊東・大室高原の高設栽培ビニールハウスでは、株の草勢は30センチ超となり、気温上昇に伴いやや過繫茂傾向に向かっている。
収穫は、平均で第1花房の第2果実まで収穫が進んでいる。

ランナーの生育が旺盛、まだ強めの葉欠きをせずに、下葉で培土に垂れ下がった葉を摘除している程度。



株#1  現在1芽、花房5本出現。 第1花房:左の3果(1果収穫済み)、第2花房:真ん中4果(1果収穫済み)、第3花房:右4果

引き続き 株#1 第4花房が、8-10花迄に進む可能性  20g超-7-8gの小粒果実の収穫期待

第4番目の強そうな花房、クラウンに第5番目が出蕾


株#2 花房2本出現 第1花房:4果実(2つ収穫済み)、次の写真が、第2花房:花数7つの強め

引き続き 株#2 花数7つプラスαの第2花房


株#3  定植時から2芽だった株、花房2本、3本が各芽から出現
第1芽:花房1番(花数4,収穫済み1)、第2芽:花房1番(花数4,収穫済1)。

引き続き 株#3 強めの第2花房は花数7つ

株#4 #5  第1花房は3-4果、 第2花房からは6-7花。 第3花房の出蕾が始まる


株#6 第1花房4果(1果収穫済み)、次の写真:第2,3,4花房が出現


引き続き株#6 第2花房 花数6プラスα

第2花房

引き続き 株#6  第3,第4花房の出蕾の出現がみえる


6月4日の収穫状況 右上が2L等級、左上がL等級、右下がM等級、左下がS等級。 完璧な円錐型のイチゴと言うよりは、やや乱形気味。 交配の問題か? それとも、それ以外の生理的な原因(例、窒素過剰等)を見つけるのは今後の課題。 


2L等級のいちご


L等級のいちご


M等級のいちご


S等級のいちご



4月3日定植後の収穫推移、5月末より収穫本格化(定植後50日)
試験栽培の株数 46株

累積収穫数が増えるに従い、L等級、M等級の比率が高まってきている。
品種開発元の栽培ガイド資料で、収穫イチゴの主力がL等級、M等級と記載があるのと合致している。

果実重量別の収穫粒数の推移


収穫粒数推移  1株当たり約3粒収穫。 第1花房の第3果まで収穫が進んでいる換算(試験栽培数 46株

収穫重量推移 1株当たりの収穫累積量 40g (試験栽培 46株) 1粒当たりの累積平均(13.8g)

花房数の推移 5月中旬以降、花房数が増加。 5月末時点で平均で3本。
第2花房以降の花数も7個以上。





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