蓮ノ空の「軌跡」を詰め込んで【ライブ感想】
こんにちは、れそなんすです。
11月19日付で蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブのファン、通称「蓮ノ空のこと好き好きクラブ」への入部を申請した(下記参照)ところ、翌日のお昼くらいに正式に入部が認められたようです。
https://note.com/resonance_hbknm/n/n0bc968b0d53e
ということで、新入部員の課題文としてライブ( #蓮ノ空1st東京Day2 )についての感想を書き留めていきたいと思います。
ライブ参加のきっかけ
ここで時は蓮ノ空1st東京Day1が行われていた11月18日に遡ります。
その日、私は会場である武蔵野の森総合スポーツプラザ……ではなく横浜アリーナにいました。蓮ノ空とは特に関係ない、公演時間6時間の某大型アニソンフェスに参加していたんです。
その終演後に自宅近くの居酒屋でひとり打ち上げをしていたのですが、X(旧Twitter)を見ると仲の良いオタクたちが蓮ノ空のライブ後に楽しそうに打ち上げをしている様子が流れてきました。蓮ノ空に関して、楽曲だけはある程度追っているけど、アプリのストーリーはほぼ未読、キャラも名前しかわからん、程度の知識だった私は、そのオタクの様子を見て
「このコンテンツ、ヤバいのかもしれない!」
と直感しました。
しかもこのヤバさはキャラクターの背景やお互いの関係といった、いわゆる「文脈」を歌詞やセットリストに載せてくるタイプのヤバさだと気づきました。私はそういうヤバいコンテンツが大好物です。
そう思ったら取るべき行動は1つ。
急いでグラスを空けながらDay2のチケットを確保し、そそくさとお会計を済ませて帰宅したのは23時半。シャワーを浴びながら活動記録を読み始めました。
タイムリミットは、明日の16時。
流石に徹夜でライブには向かえないと途中で睡眠は取りましたが、食事中でも電車内でも読み進め、12話を最後まで読み切ったのは開場時間の15時を過ぎた頃、コメダ珈琲店 府中白糸台店でおかわりのアイスコーヒーを飲み干した後でした。
半年のスクールアイドルクラブの活動を半日で詰め込んだ私は、「今日、どんなステージを見せてくれるんだろう……」というワクワクを抱いて会場へ向かいました。
ライブの感想
活動記録を読んで気になったのはDOLLCHESTRAの2人でした。特に夕霧綴理さん。なのでこの記事も主に彼女がかかわる曲の感想が多めになるかも。
全曲というよりは印象に残った曲について。
ライブのテーマは「振り返り」
ライブ開演後すぐのMCで「アプリがリリースされてから今日までの軌跡を見せるライブです」という宣言を受けたとき、「ちゃんとストーリー読んで良かった…」という気持ちで胸がいっぱいになりました。
軌跡を追いかけてきた時間では会場の誰にも敵いませんが、追いかけた軌跡の鮮度では会場の誰にも負けません。彼女たちが歩んできた半年を、今日のように思い出せます。
まあ、思い出せなくてもダイジェスト結構しっかりやってくれましたけどね。
青春の輪郭
この曲大好き
ちょっとダークな音楽が多いDOLLCHESTRAの楽曲の中で異彩を放つ爽やかなナンバー。村野さやかの「Ah-」の高音が晴れた飛田給の夏空(11月)に響き渡った瞬間に水色のペンライトが私の頭上に広がりました。
8月のFes×LIVEをは実はリアルタイムで見ていたので、あの衣装でこの曲歌うの見たかったな。リボンは大きければ大きいほどいい。
この曲でトロッコに乗るのも自転車を意識した演出なんですかね?
「Ah- ぼくの今を邪魔させるもんか」DOLLCHESTRAの2人にはがむしゃらに今を突っ走ってほしい。
DEEPNESS
綴理が作って梢とともにラブライブ!予選で披露した曲。
初めてスリーズブーケとDOLLCHESTRAの4人で撫子祭で披露した曲。
この曲、(活動記録における)バックグラウンドを知るとちょっと普通には聞けないですね。もう食い入るようにパフォーマンスを観ていました。
特に花宮初奈さんについては、喉の調子が優れないとのことで歌唱を控えられる一方で、「その分踊りに全力を注ぐ」という表明を頂いた上でのこの曲のダンスですから、それはもうそれはもう、乙宗梢および花宮さんの努力が詰まったステージだったと思います。
願わくば、この曲が(この曲に限らず)現実でもリベンジを果たされますように。
いや前日に普通にやってるか。私がもう一度見れますように。
眩耀夜行
この曲大好き(2回目)
「眩く耀く夜を行く」というタイトルの曲の中で、街中が見とれてしまうような耀きよりも「君」と歩く今が「こんなに眩しい」という、あまりにも美しい対比。君たちどれだけ相手のことが好きなんですか?
これが活動記録を読むまでの私の感想でした。
ところがどっこい、活動記録9話「ルリ・エスケープ」で衝撃的な事実が明かされています。
梢センパイ、あなたそこまで夜の空が好きなのに、そんな歌詞を歌ってしまうんですか……!?
少し、情熱的すぎる、かしらね……?
ド!ド!ド!
観客席のボルテージの上がり方で普通にびっくりした。さっきまでと同じ人ですよねみなさん?
実際、この曲をはじめみらくらぱーく!の曲は全部エネルギーに満ちてますよね。それによって観客といっしょにステージを盛り上げるというのは他の2ユニットにはない個性だと思いますし、そういう楽しみ方もできて非常に満足です。
Take It Over
なんですかこの曲は!
流石に強すぎて爆踊りしてしまったのですが、サビ前で向かい合って互いを指差す振り付けありましたよね?私の幻覚?その瞬間DOLLCHESTRAのステージが一段上がった気がしました。
で、今記事を書きながら視聴動画で歌詞をちょっと確認したんですけど、これを2人で歌っているという事実に耐えきれなくなってきた。
ところでこれはAWOKEの歌詞なのですが
さて、Take It Overの意味も調べましょうか…
it が何を指す代名詞なのか、歌詞を見ながら妄想するのが楽しみです。
明日の空の僕たちへ
本当にこの曲はじっくり聴こうと思ってじっくり聴いていました。そういうときは往々にして歌詞を傾聴することになります。
で、上記は歌詞の抜粋(一部)なんですが、これとんでもない歌詞ですね。もうボロ泣きで。
KNOT
この曲を最初に聴く瞬間がAWOKEから始まったライブで本当に良かった。これに尽きる。こういう「文脈」を求めていたんですよ。
ちょっと長くなるけど付き合ってね。
AWOKEの最終サビ、まさにアイドルとして「目覚めた」あとの物語がKNOTです
KNOTというのは名詞なら結び目、動詞なら結ぶ/絡まる、などの意味がありますが、こちらもなんとなく縛られている状態を連想させますよね。
しかし、このKNOTは互いに掴んだ手のことを言っていて、「自分で結ばれた状態を選んだ」のが大きな違いです。
ただ、2人が手を繋いでいるということは、どちらかが止まってしまったらそれは2人ともがそのまま止まってしまうことにもなります。きっと、それも込めた覚悟の曲がおそらくKNOTなんじゃないかなと……
互いが相手に憧れて、相手の隣に立とうと努力をする、無限の燃料、無限の煌めき、行き着く先はどこなのか。私は、それが、見たいのです。
総括
いや、半年が濃すぎて半日で詰め込むのは無理がありすぎる(当然)
これから並行して追いかけながら、いろんなことを解釈して妄想していこうと思います。よろしくお願いいたします。
これから13話読みます。
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