見出し画像

チームの在り方

今日はチームの在り方というそんなお話をしたいと思います。
低価格サロンは基本カットのみを提供しているお店です。
なので、理容師と美容師が働いています。
ただ、お店の登録を理容所と美容所に分けているので一緒に働いているというわけではないです。
そうなると必然的に会社の中で理容チームと美容チームの二つに分かれるんですね。

で、エリアのNo.2にディレクターがいるのですが、彼は理容師なので理容チームをディレクターがまとめる形になります。
一方、美容チームは店舗数も多く店長の数は単純に理容チームの倍なので、誰かがまとめるというよりは皆それぞれみたいなところがあるんです。

そんななか最近、チームの在り方で考えさせられた出来事がありました。
その内容がお正月の

「三が日出勤問題」

です。

路面店は基本三が日はお休みなのですが、テナントに入っている店舗はテナントオーナーの意向で営業を余儀なくされます。
そうなると、三が日は営業店舗のスタッフは出勤し、休業店舗のスタッフは休みという概念がどうしても生まれるんです。

これはしっかりルールを決めていなかった会社が悪いのですが、これまで三が日の営業は営業店舗のスタッフの善意で運営されていたのです。
人の善意(主に営業店舗のスタッフ)に頼りすぎてしまうとそれが当たり前になってしまい、三が日休業店舗のスタッフが休むために営業店舗のスタッフは休んではいけない空気ができてしまいます。
こうなると会社としてはおかしくなってしまいますよね。
本来、同じ雇用条件なのに所属店舗で差が生まれてしまうんです。

これを無くすためにディレクターは理容チームだけですけど、三が日の営業の出勤を持ち回りにすることに決めました。
順番にすることで全員がいつかは三が日に働くので差は無くなります。

理容チームはこれで問題なく事が進んだので、全スタッフ三が日の出勤をできる限り平等にするためにディレクターはこの案を美容チームにも勧めてきました。
しかし、自由だったものが外野から急に強制されるのは誰でも嫌ですよね。
案の定、反対意見が多く美容チームは美容チームで三が日のルールを作ろうという流れになってしまったんです。

〜チームの在り方〜

どちらが正しいというわけではないのですか、美容チームはみんなで意見を出し合い決めて行くという民主的チームです。
何か物事の案を出す時、意見を集める時には優れているかと思うのですが半数の店長が三が日休業店舗です。
どんなにきれいごとを言ってもどうしても三が日休業店舗が譲歩してあげている感の案が多くなります。
それどころか、いざ内容を決めたとしても多数決では「みんなで決めたから」があってまとまりがありません。
良い悪いの判断ではなく、決めたことをしっかり行動してうまくいかなければ、すぐに改善して取り組むためには責任者が必要です。
「みんなで決めたから」はなんとなくやってみて気づいた時には内容がズレているのが大半です。

それとは反対に、リーダーがいる理容チームは独裁的で偏った考えになってしまう恐れがありますが、結果がはっきりわかります。
独裁的ではあるがしっかり責任をとって行動して、反対意見の人にはしっかり自分の考えを話して納得はしなくても内容を理解してもらってチームとしてみんなで同じ方向を向いているので取り組みが目に見えてわかります。


平和的にみんなでワイワイするのもいいですが、多数決で物事を決めることはチームとしてはやめた方がいいでしょう。
日本人はなんでも多数決を取りたがりますが、これこそ誰も責任を持ちたくないけど、みんなで決めたからという責任の擦り合いの始まりです。
何か決めて行動をする時はリーダーを決めて、責任を持たせ独裁的にやらせた方が絶対に結果が出ます。
失敗を恐れずに、うまくいかなかったらすぐに修正をするそんな独裁者がいるチームの方が結果を残すよねというそんなお話でした。

短命美容師のカワシでした。

シーユーバイバイ


スキを押してもらえると全力であなたのいる方角にお礼を念じるので、ぜひ宜しくお願いします。

『短命美容師の生存戦略公式LINE・無料講座』
    ↓
https://lin.ee/mpNeXX2
    ↑
こちらのURLから友だち追加お願いします。

@295cpxgf  
こちらのIDを検索しても友だち追加できますので、よろしくお願いします。

これからの時代、男性美容師がどのように生き残っていくべきなのかなどの戦略を無料で配信しています。
男性美容師の寿命は短いです。福利厚生が手厚いとは決して言えないのが美容業界です。
その中でどう生き抜くかはあなた次第です。
今までに少しでも判断に迷ったことがある方はぜひぜひ登録してください。
あなたの生存戦略のヒントになれば幸いです。

あなたの理美容室は大手と真っ向勝負する体力はありますか?
相手の土俵で戦っていては負け戦ですよ。

大手のやり方を知っているからこそ、戦い方がわかるんです。

最前線の現場目線とマーケティング知識を理美容室経営に最適化し
これからの時代を生きる無料講座を定期的に公開。
    ↓
https://lin.ee/mpNeXX2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?