それは「挑戦」とは言わない
今日は「それは挑戦とは言わない」というお話をしていきたいと思います。
理美容界に長年いると、やっぱり人の出入りが激しい業界なのかなと思う今日この頃です。
辞めていく人にはその人の人生があっていろいろな理由で退職していきます。
今回、自店のスタッフが退職することになりました。
理由は、今の給料では子供の進学を考えると足らないので完全歩合制のメンズカット専門店に行き、今よりも手取りの給料を増やしたいとのことでした。
まぁ確かに話を聞くかぎりだと、これからの出費の数字は今の店舗ではどうやっても無理な数字なので、お金が理由なら仕方ないことだなと思っていました。
これは辞める人あるあるだと思うのですが、頭の中が無双状態になって「挑戦」という言葉でまとめようとすることです。
挑戦することを否定する気はないのですが、この言葉は危険だなと思っています。
ー理由が都合よく変わるー
本当に辞める理由なんてどうでもいいのですが、話の流れがおかしいから確認をしようとすると、引き止められると思うのか辞める理由が「挑戦したいんです!」と急に変わるんです。
転職の理由がお金なのが一番シンプルで、スタッフは春に引っ越しも考えているそうです。
ベストはなかなか難しいのでベターな選択をして退職してもらいたいと思っています。
スタッフに話を聞くと引っ越しが最重要案件みたいなのですが、過去に問題があって引っ越しをする時に制約があるみたいなんです。
なので転職を考えつつ解決しておいた方がいい問題は、「転職した後に引っ越しがスムーズにできるのか?」です。
しかし、その辺の話をしようとすると、「挑戦したいんです」や、「次のステージに行きたいんです」と理由が変わるんです。
こちらとしては挑戦したいのは構わないけど、引っ越しの制約をクリアーしないとだよを伝えたいだけなんです。
ーやってみなくちゃわからないではいけないー
挑戦というの失敗しても死なないことがとても重要です。
しかし彼はどうでしょうか?彼の最重要案件は引っ越すことです。
しっかり引っ越しできることを明確にしないと家庭に問題が生じます。
挑戦や次のステージを目指すのは結構なのですが、転職してもし制約に引っ掛かり、もしも引っ越しができなかった場合はある意味家庭内の立場で死にます。
何かあった時に対処できない状態は挑戦ではなく「無謀」というのです。
何かに挑戦する時、人は目先のことしか考えられなくなり良い方向だけしか見れなくなるものですが、挑戦するというものは本来考えられるすべての失敗の対処を考え、その穴を埋めてからやっと挑戦できるものです。
挑戦することに夢見がちだと、何か失敗した時に取り返しのつかない状態になるかもしれないので、万全な準備をしてから挑戦してください。
挑戦する全ての人が無謀とは言われないことを願っています。
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