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保身は首を絞めているだけ

今日は「保身は首を絞めているだけ」というお話をしていきます。
僕が任されているお店はよく言えば「少数精鋭」の低価格サロンです。
一人一台ユニットがありそこで仕事をしています。
各店舗3、4台ユニットが配置されているのでスタッフ数も3~4名といったところです。
なので、公休の組み方はシフト制にしてあります。
シフトを作る上である程度ルールは必要ですよね。
そのルールがまずは希望の休みは3日程度にすること。
そして、土日祝日は希望休がなるべく被らないように予定を組む事です。
万が一、被ってしまった場合はまず当事者同士で話し合いをしてもらいます。
お互い日程を動かせず、どうしても話がまとまらない場合は店長である自分に相談するようにしています。
しかし、ここまでルール化するにも一苦労ありました。

大きな声では言えませんが土日祝日の希望休は遠慮してほしいのがエリアの考えです。
土日に売り上げを取りたいのに希望休だらけでスタッフが足らないでは経営として破綻してしまうのでこの考えは仕方ありませんよね。
なので、営業に差し支えないように全店舗間でヘルプを出し合いカバーすることで、ある程度土日祝日の希望休が取れるように店長同士が毎月話し合って調整をしています。
しかし、このやり取りを簡単に他店舗からヘルプがもらえるっと勘違いするスタッフが少なくなかったんです。

この業界、接客業で働いていたら平日より土日の方が忙しいのはわかるじゃないですか?
なのに希望休を被らせてくるんです。
しかも何も言わず「しれっと」予定表に希望休を書くんです。
しれっと希望休を書かれてしまうとシフトを作る時まで気づかないので他店舗への根回しなど対処が遅れるんですね。
一言、相談してくれればいいだけなのになぜか何も言わずに書いてしまうんです。
自分の店舗ではスタッフが3人いるのですが、今回で全員に一回ずつ「しれっと」書かれました。
全員が僕と土日祝日に希望休が被ってしまった時、何も相談せず「しれっと」書いたんです。
こんなものは遅くてもシフトを作る時に絶対に気づくじゃないですか、なのに相談しない。
それはなぜなのか?それこそ保身しかないですよね。しかもその場の保身です。
遅くても希望休が被っているのはシフト作成時に気づくのでその休みに対して絶対に質問します。
それなのになぜ希望休が被ってしまった時点で何も言わないのか?
それは先に希望休を書いた人への後ろめたさがあると思います。
個人の予定に優劣はありません。
しかし先に予定を組んだ人の方が後から予定を組んだ人より優位ではあります。
先の人の予定に対しての熱量というか取り組み方に対して、後からの人は何も言えずそれでも希望休を被せたい気持ちが後ろめたさだと思います。

休みは取りたいけど、後から被せるように予定を組んでしまった気まずさから何も言えず、質問してくるのを待つのは最善策ではなく単なる保身です。
この保身は心象を悪くするだけで、評価まではいかなくてもただ自分の首を絞めているだけです。
そんな何一つ良いことがない行動を今後スタッフにさせたくないので、今回の指導内容は後から予定を組んで被らせてしまった人はどう立ち回りをするべきかです。
要は自分の予定もうまくいくためには最善策を考えて行動することです。
そう、当たり前すぎるからこそ大半のプライド持ちの大人ができないことです。
言われて当たり前だと思うことなのに、なぜかそれができない大人が多い。
その理由は大半の大人は保身から考えてしまうからなのです。
最善策を実行するなら何かしらの行動から始まりますよね。
だから保身を第一に考えてしまう人は最善策を考えようともしないから動けないんです。
誰もが良い歳になって傷つきたくないですよね。
自分よりも先に予定を組んだ人に譲ってもらおうと相談することに後ろめたさがあって、それが傷みとなりプライドを守ろうと相談できない状態です。
でも、こんなの傷みでもなんでもないんですね。
単に、先に予定を組んだ人へ敬意を払えと言いたいんです。
予定への熱量、取り組み方で負けてしまっているのだから自分のことではなく相手へ敬意を払えばいいだけなんです。
後ろめたさなんて敬意の前では関係ありません。
だってあなたの予定の組み方が単純に遅かっただけなのだから。
相談してお互いがズラせない予定なら仕方ありません。
予定に優劣はないのだから、そこからは店長の仕事です。
「最善は保身ではできない」当たり前だけども社会に出ると誰もが一度は保身に走り失敗します。
保身はその場の自分を守る術ではありません。後から余計に肩身が狭くなるだけなので相手へ敬意を払い、良い大人なのだから今の最善を行動するようにしていきましょうといったそんなお話でした。

短命美容師の生存戦略 カワシでした。 シーユーバイバイ

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