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100点の結果を出す人は出世できない

今日は100点の結果を出す人は出世できないというお話をしていきたいと思います。
先日、会社の新年会があったのですが、そこでマネージャーとディレクターの話が面白かったんです。
その話とは店長にはおおまかに二つのグループがあって一つは自分たちと思考が似ていて、運営の組み立て方や指導の方向性などある程度の道すじが読めるタイプのグループAです。
このタイプにはミスが起こりやすい所などなんとなくわかるので、事前にアドバイスができるそうです。

もう一つはもっと考えて具体的に内容を共有して行動してほしいけど結果を残すタイプのグループBださそうです。
どちらが優れたグループとかの話ではないのですが、安定して任せられるのはやっぱり思考が似ているAグループだそうです。

Aグループは思考が似ているのでミスが起こりやすい所は事前にアドバイスをしてフォローできるので安定して結果を出させることができるので仕事を任せられるそうです。
しかし、それは結果が出しやすいものを任せて安心しているもので、マネージャーやディレクターの想像の範囲内の結果で終わることを意味していますよね。
もう一つのBグループは想像以上の結果を出してくれることがあるグループだそうで、営業、運営で凝り固まった思考では思いもつかない案を出して結果を出しているそうです。

そのBグループであまり発言が得意ではない店長がいるのですが、そのB店長の実力がすごいという話で盛り上がりました。
その彼は店長たちの中で唯一、マネージャーやディレクターに対して「無理です」、
「何もやっていません」など仕事上あまり使われない言葉を使うそうです。
結果に対して何を行ったのかなど面談で聞いても「何もやっていません」と平気で返してくるので、マネージャーも最初の方はなんなんだコイツは?と思ったそうですが、話をしていくといろいろと無意識に日常的に取り組んでいて、何か結果を出そうと考え行動をしているわけではないからこそ自覚がない人だったそうです。
「無理です」という言葉も上司の二人は無理を承知でお願いをしている時の返事なので、そりゃそうだよねごめんと納得してしまうそうです。
これはAグループの店長、略してA店長に対してお願いすると無理をしてでも承諾をしてくれるので、結果良い着地で終わることは少ないみたいです。
なので、いくら上司から無理なお願いをされたとしても本当に無理な場合ははっきりとどういう状況で無理なのかを言ってくれた方が後回しにするしか無いのですが、結果的には良い場合が多いから、「無理です」と上司に意見できる店長はすごいと認めていました。
ただ、すごいけど「無理です」と即返ってくるとイラッとはするとおっしゃっていましたので、これを成せるのは人柄も大切だと思います。
研修を行うディレクター曰く、仮にA店長みたいな店長を目指したいです!と頼まれれば簡単に育てることができるそうです。
その理由はディレクターの考えとA店長は考えは似ているので自分の考えや行動を叩き込めば済むだけの話だそうです。
一方、B店長みたいになりたいですと言われると育てることはできない断言していました。
それはなぜかというと、100点の回答をして来ないからだそうです。
マネージャーやディレクターはまず全員が納得できるルールから組み立てて物事を考えるタイプなのでそこを土台として答えを想像していたものに擦り合わせる傾向があります。
なので、そこを100点とした時に、なんかよくわからないけど結果良ければ全て良しで120点の答えを持ってくるのがB店長だそうです。
しかし、時にはまと外れなこともやるので80~120点の振れ幅がある。
しかしその考えがエリアに成長を与えてくれてるとも話していました。

この120点が実はすごいことで、自分の思い付かない結果をもたらしてくれる店長にはどうしても頼ってしまうことが多々あるとディレクターは言っていましたね。
要は、自分の許容範囲内の問題なら結果を出せるので、時間的猶予が無く猫の手でも借りたい時は100点を出してくれる店長に頼んで危ない所だけ指示をすれば間違いが無いんです。
頼るというのは、本当に手がまわらなくなってしまった案件や自分の納得できない答えの場合に、任せてみて120点の結果を出してもらうことです。
自分にはない考えや答えはやはり魅力的で頼リたくなる存在になりますよね。
なので、出世をしたいと考えているなら100点の答えを考えるのではなく、的外れかもしれませんが80~120点の答えを出せるように頭の訓練を日々しておいた方が良いでしょう。
頼られて上司と信用、信頼が築けて、いろいろと大事な場面で任せらることが増えると出世の道も拓けていくと思います。

ぜひ、保身に走らず、いろいろと発言して頼られる存在を目指してください!
短命では終わらんぞという意地を見せてくださいね。

短命美容師カワシでした

それではまた シーユーバイバイ!


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