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カンファレンスのセッション内容とスピーカー紹介!

こんにちは!
RESEARCH Conference2024のスタッフとして参加している、株式会社レコチョク UXデザイナーのヤマサト(@YamaSato_japan)です。

2024年5月18日(土)に東京 九段下の専修大学にて開催される RESEARCH Conference2024 のスピーカーが決定しました!
今年は18セッション27名のスピーカーに登壇いただきます。
セッション内容も合わせてこの記事でチェックしておきましょう!

※タイムテーブルはRESEARCH Conference 2024 公式サイトにてご確認いただけます


Guest Speaker <ゲストスピーカー>

10:10-10:45 
行政におけるリサーチの現状と今後の可能性~これからの行政に必要なリサーチとは?~

増田 睦子
デジタル庁 リサーチユニット ユニット長
谷口 健二郎
総務省 行政管理局 副管理官
若尾 昌輝
デジタル庁 戦略組織グループ 主査

リサーチは、よりよい政策や行政サービスを提供するための重要な鍵ですが、その実態はあまり知られていません。日常ではほとんど目にすることのない行政の裏側では、伝統的な手法と新たなデザインリサーチを組み合わせることで、政策立案やサービス設計に革新をもたらし、より効果的で市民に寄り添った解決策を提供することが模索されています。このセッションでは、中央省庁での実務経験をもとに、リサーチが未来の社会にどのように貢献していけるかを探ります。


10:50-11:25
Mercari USにおけるリサーチ組織の立ち上げ

Thea Lee
Mercari U.S 
Senior Manager of UX Research 
Tiffany Yang
Mercari U.S 
Senior Manager of UX Research 

Mercari USで2名のUXリサーチャーを採用し、プロダクトライフサイクルにリサーチを組み込むことに成功した戦略を紹介します。さらに、多くのステークホルダーがいる中で、お客さまを中心に据えた意思決定をサポートするために導入したシステムについてもお話します。


12:10-12:45
デザインリサーチと教育

富田 誠
東海大学 教養学部芸術学科 教授 デザイナー、研究者
上平 崇仁
専修大学 ネットワーク情報学部 教授

大学教育の現場にてデザインリサーチに取り組む2名の先生方をお招きし、実践事例を共有いただいた後パネルディスカッションを通じて議論を深めます。
また、当日会場のポスターセッションにて、学生の皆さんのデザインリサーチ事例を掲示予定です。


14:20-14:55
生活者研究のめざすところ~生活者起点で未来のくらしを発想する

秋田 千恵
花王株式会社
コーポレート戦略部門コンシューマーインテリジェンス室 室長

花王は企業理念の中で「人をよく理解し期待の先いく企業に」をビジョンとして掲げ、私たちの部門は幅広いテーマでの生活者研究を長く担当しています。生活者との対話と観察から得られた知見を事業に生かすために活動していますが、社内での役割は時代とともに変化してきています。生活者の変化の兆しをいち早く捉える大切さは変わりませんが、社会変化のスピードが速く先が見えにくい時代に、生活者にとって未来の暮らしがどうあったらうれしいかを考えることがより重要だと考えています。デザイン思考を取り入れ、生活者知見の蓄積を生かしながら、社内関連部門とともに生活価値を探索・発想するための取り組み(試みを含めて)をご紹介します。


15:20-15:55
特務機関NERVはリサーチしない……はずだった

石森 大貴
ゲヒルン株式会社 
代表取締役

2019年にリリースした「特務機関NERV防災」アプリは、460万ダウンロードを超え、多くのユーザーに活用されています。一方で私たちは当初、アプリの開発に非常に後ろ向きでした。すでに先行しているアプリがある中、同じ情報を提供することに意味はあるのか、後発品として何ができるのか。既存の防災情報の概念を変えることはできるのか。そうしたマイナスの位置から東日本大震災での失敗を反省し、防災情報に対して独自の哲学を見つけてから、アプリの実装をスタートしました。ユーザーがアプリや防災情報に依存しないようにすること、一方でアクセシビリティを追求し、誰もが自分にあった手段や形式で情報にアクセスできることをテーマに、多くのユーザーが情報を活用できるアプリを目指しました。開発チームは、その後さまざまな課題にぶつかり、解決していく過程で結果的にたくさんのリサーチをすることになりました。そんな不思議な開発プロジェクトのお話をお伝えしたいと思います。


16:30-17:05
「リサーチ・ドリブン・マーケティング」~リサーチで事業の意思決定をリードするマーケティング組織の在り方~

大道 あゆみ
株式会社ディー・エヌ・エー
ライブストリーミング事業本部Pococha事業部 マーケティング部ストラテジー・リサーチグループ マーケティングリサーチャー
山本 寛
株式会社ディー・エヌ・エー
ソリューション事業本部ストラテジックマーケティング統括部マーケティング部コンシューマーインサイトグループ マーケティングリサーチャー

リサーチ=Market-In(顧客理解)というスタイルが一般的ですが、我々はリサーチ=Vision-Proof(ヴィジョンとの共鳴確認)とも捉えており、顧客とプロダクトのヴィジョンの共鳴点をさぐるリサーチを実施しています。 それらをリサーチチーム主導で進めながら、マーケティング戦略の策定や、サービスの改善、プロモーションのメッセージ策定まで一気通貫で関わっています。今回は、マーケッターと共に広告クリエイティブ制作に取り組んだ事例、それを実現し得た組織の条件について、累計ダウンロード554万以上(2023年12月末時点)に成長したPocochaを元にお話しします。


17:10-17:45
『両利きのCX』を実現するデザイン部門の役割

花井 陽子
KDDI株式会社
マーケティング本部 デザインセンター デザイン1G グループリーダー サービスデザイナー
奥山 真広
KDDI株式会社
マーケティング本部 デザインセンター デザイン1G サービスデザイナー
花田 直人
KDDI株式会社
マーケティング本部 デザインセンター デザイン1G サービスデザイナー

KDDIでは、事業戦略とお客様への価値提供を両輪で考え、事業成長すること(=『両利きのCX』)を目指しています。 事業とユーザー、双方の価値を捉えサービスをつくるために、リサーチは起点となります。 大きな組織において、どのようにリサーチを行い、事業成長へとつなげているか、またどのように組織の中でリサーチを定着させたかを具体例をまじえてリアルにお伝えさせていただきます。


Sponsor Session <スポンサーセッション>

11:40-11:50
デザインの力で組織サイロを打破して変革につなぐ

後藤 優人
株式会社NTTデータ 
Tangity サービスデザイナー 

マクドナルドのサプライチェーンを支えるHAVIサプライチェーン・ソリューションズ・ジャパンとのBPRのプロジェクトを通じて得た学びをもとに、デザインがBPR領域でどのような価値を発揮するのか、組織内のサイロ化をどう解消するのかを深堀します。さらに、真の組織変革への道をデザインの手法を用いて導き出した経験から、SCMの今後とデザインコンサルティングの真価についてお話しします。


16:20-16:30
未来の暮らしを見つめるリサーチプロジェクト「ビジョンデザイン」

山本 健吾
NTTコミュニケーションズ株式会社 
KOEL Design Studio by NTT Communications (NTTコミュニケーションズ株式会社内組織) 

KOEL Design Studio は、サービス開発や共創のためのデザインリサーチの他に、人口減少・高齢化を避けることができない私たちの未来の暮らしを見つめるリサーチプロジェクトに取り組んでいます。仕事・地域創生・多文化共生の3つのテーマで先進地域を訪れて実施したリサーチの概要と、現地の方々と対話し地域の文脈を読み解くことで見つけた、変化の大きな未来の社会における暮らしの兆しを紹介します。


13:10-13:50
訪問調査にホームユーステスト、PoCまで。進化する『ユニーリサーチ』のイマを紹介!

浜岡 宏樹
ユニーリサーチ(株式会社プロダクトフォース)
代表取締役CEO

セルフリサーチによる、リサーチの民主化についてお伝えした昨年登壇から約1年。インタビュープラットフォーム『ユニーリサーチ』は、大幅に進化をしました。進化の背景にあるのは、企業側の顧客調査への姿勢の変化です。顧客ニーズの変化や多様化に対応するため、顧客調査への投資を検討する企業が増えています。そのような中、ユニーリサーチでは従来は手軽に実施することが難しかったユーザー宅への訪問調査やホームユーステストなどの幅広いユースケースに対応する新機能をリリースしました。今回は実際の活用事例を紹介させていただき、セルフリサーチの進化を皆様にお伝えします。


13:10-13:50
サービス開発の精度と速度を高めるアスキングデータ活用

竹中 司
株式会社マーケティングアプリケーションズ 
代表取締役

サービス開発におけるトライアンドエラーのスピードが高速化している中で、消費者から直接情報を得るアスキングデータのニーズ・価値はより高まっています。こちらの回では以下2点に関してお話します。1.定性的/定量的なアスキングデータの取得・活用がインサイトの把握にどのような影響を与えるのか。2.もしアスキングデータをクイックに取得できた場合、サービス開発をどれだけリーンに進めることができるか。


13:10-13:50
新入りデザインリサーチャーのキャッチアップ法〜Ubieでのケース

粟村 倫久
Ubie株式会社
デザインリサーチャー

「これからデザインリサーチを始める」話はしばしば聞きますが、「すでにデザインリサーチがある組織に専門家としてどう適応していくか」という話はあまり聞かないように思います。後者の一つであるUbie社に入って3ヶ月ほどをどう過ごしてきたか、をお話しします。


13:10-13:50
プロダクトに命を吹き込む:UXリサーチとエンジニアリングの共創

恩田 志保
株式会社LIFULL
UXリサーチャー
根本 文佳
株式会社LIFULL
エンジニア

LIFULL HOME’Sでは、サービス開発において、プロダクトマネジメントを取り入れています。その中でも注文住宅分野では、UXリサーチャーとUXエンジニアが共創しユーザー中心の開発を推進しています。 UXリサーチを、どのように活きた開発プロセスに取り入れ、プロダクトの価値に変換したのか、またチームで取り組むリサーチ文化に醸成していったのかを、リサーチとエンジニアリングの2方向から実例を交えてご紹介します。


13:10-13:50
よいプロダクトに必ず必要な条件。それは、エゴともいえる“脱”ユーザー中心設計である。

タグチ マリコ
日本ウェブデザイン株式会社
UXデザイナー

わたしがUXデザイナーとして、さまざまなサービス・製品のリサーチに携わる中で気がついた“よいプロダクト”に必要な条件。それは、デザイナー(作り手)がユーザーニーズを深く理解した上で、デザイナーとしてのエゴを持つこと。つまり“脱”ユーザー中心の考えかたを持つことでした。当セッションでは、“脱ユーザー中心”の取り組みがどのようなプロセスか、ご紹介します。


13:10-13:50
Research ✖︎ AI

住谷 知美
株式会社グッドパッチ
デザインリサーチャー
中田 満
株式会社グッドパッチ
ソフトウェアエンジニア

定性リサーチにはインタビュー逐語録の作成や切片化など、作業負荷の高いプロセスがいくつか存在します。そこで、Goodpatchではリサーチチームとエンジニアが協業し、リサーチ作業の効率化を図るためのAI活用に取り組んでいます。AIで出来ること・人間がやるべきことの棲み分けを探り、互いに補完することでリサーチ全体のアウトプットの質を向上していくためにトライしているいくつかの施策をご紹介します。



Open Session <公募セッション>

11:50-12:10
示唆の深さ・多さの二兎を追うユーザーリサーチ文化を作った3つの取り組み

吉岡 詩織
コネヒト株式会社
プロダクトマネージャー

ユーザーの声を聞くことの重要性は理解しつつも、ユーザーリサーチとしては2〜3ヶ月に一度の属人化したオンラインインタビューの実行にとどまっていました。しかし、「それでは示唆の深さや量が足りていないのでは」という課題感から、ユーザーとの距離を近づけるべく、さまざまなトライアルを実行するプロジェクトを立ち上げました。直接ユーザーに会いに行く試みや、社内でインサイトを収集する仕組みなど、取り組んだ内容と成果を3つご紹介します。


13:50-14:10
「ケア」としてのUXリサーチ

立石 大介
株式会社ツルハホールディングス
薬剤師

薬剤師は、「モノ」の学問である薬学を身に着けたリサーチャーであると同時に、医療者でもあります。この特性を生かし、生活者ひとりひとりと触れ合うたびに、リサーチャーの目を働かせ、生活の中に治療をインストールする「手直し」のお手伝いをしています。また、弊社グループとして「臨床から臨生へ。患者から生活者へ」のスローガンを掲げ、薬局をケアに向かってひらくための「捉えなおし」を繰り返しています。その過程で考えた、薬剤師業務やケアとUXリサーチとの共通点について、ご紹介します。これを機会にケアとリサーチ双方の領域拡張が起こることを期待しています。


15:00-15:20
自分のリサーチスキルが分かり、スキルアップの道が見える──グッドパッチで始めた「リサーチ道場」

秋野 比彩美
株式会社グッドパッチ
UX Designer/Desing Division XD Unit Director

ユーザーリサーチは、課題定義や価値仮説を構築する上で最も重要なプロセスです。しかし、基礎からのスキルアップの方法が確立しておらず、深いリサーチができているか自信がないと悩む人が多いのが実態です。

そこでグッドパッチでは独自のスキルマップを設け「リサーチ道場」という取り組みを始めました。実施したリサーチの資料を提出すれば、レベルの認定とスキル向上のためのフィードバックを得られます。講演では、一連の取り組みと組織にリサーチの重要性を根付かせるコツをお話しします。


RESEARCH Conference2024への参加方法

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