RESEARCH Conference2024 ポスターセッションの魅力をお届け
皆さん、こんにちは!
RESEARCH Conferenceスタッフを務めております、トヨタ自動車でプロダクトデザイナーをしている中村です!
この記事ではRESEARCH Conference2024からの試み「ポスターセッション」に関して社会人スタッフ視点から魅力をお伝えしたいと思います。
・ポスターセッション?ナニソレ?🤔
・興味はあるけど、仕事もあるし応募するのはちょっとハードルが高い….😮💨
という方にこそ読んでいただきたいです。
本題の前に「RESEARCH Conference」についても改めてご紹介させてください。
RESEARCH ConferenceはデザインリサーチやUXリサーチをテーマとした日本発のカンファレンスです🔍 2024年のテーマは「ROOTS」を掲げ、Researchの根本に立ち返り、その価値と影響を探求します。昨年はオフライン/オンライン併せて2000名超参加しました。
今年の開催は5/18(土)です!ぜひ参加してください🎉
そして、今年から「ポスターセッション」という新しい取り組みを始めます🔥
本記事ではその全貌を語っていきます。
1.ポスターセッションとは?
発表者が自分の成果や取り組みを1枚の(A1サイズ)ポスターにまとめ、会場に展示し、参加者に内容を説明するというものです。
詳しくはキンコーズさんがわかりやすくまとめられているのでご覧ください。📝
学会に参加された経験がある方、社内で実施されたことがある方ならイメージしやすいかもしれません。しかしおおよその人にとってはあまり馴染みがないものかなと思います。🤔
イメージは「自由研究の発表」です。
自身の学びを模造紙にまとめ、壁に貼って発表する壁新聞のようなものです。実はその発表方法は「ポスターセッション」という名前で、産学で幅広く実施されてきた背景があります。📝
2.私たちがポスターセッションを始める理由
ではなぜ、RESEARCH Conferenceでポスターセッションを始めるのでしょうか。言い換えると、ポスターセッションはRESEARCH Conferenceやリサーチ業界へどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか。
私たちは以下のように考えています。💬
① リサーチについて意見交換や批評し合える
今まで、多数のUXリサーチャー、デザインリサーチャー、UI/UXデザイナーなどが自由にリサーチやデザインに関して意見交換できる場はあまりなかったのかなと思います。このポスターセッションでは、話し手と聞き手がインタラクティブにつながることができ、ご自身の知見を共有しさらに深めることが期待できます。
② RESEARCH Conferenceをより共創的な場にできる
例年のRESEARCH Conferenceでは発表できる方が限定的で、大多数の方は情報の受け取り手でした。しかし今年のテーマを「ROOTS」と掲げ、Researchの根本に立ち返り、その価値と影響を探求しようとする中で、より多くの方が情報を発信し、多種多様なROOTSを共有する場にしたいと考えました。
「自分の取り組みを誰かにシェアしたいけど、登壇はちょっと…」
「いつか登壇するための足掛かりにしたい!」
というあなたのご参加を楽しみにしております。🔥
③ リサーチ楽しい!Conference楽しい!と思ってもらいたい
私たちはご参加いただいている全ての方にポスターセッションを通じて「主体性」を持った「楽しい」体験を届けたいと考えております。
ポスターセッションなら、登壇のような「大勢の人の前に立って話す」という形式とは違って、訪れた人と対話しながら気楽に楽しくコミュニケーションが取れます。🫶🏻
私の好きな漫画で「最初こそまずは”できるヨロコビ”じゃないかい」という言葉があります。このポスターセッションを入り口にリサーチの楽しさや、参加者とのコミュニケーションを楽しんでいただき、いつかは登壇…という方がいらっしゃれば幸いです。
とはいえ
・自分の事例は他者に話せるほど誇れるものでもない…。
・仕事が忙しいから対応できないかも…。
そのような考えから躊躇されている方もいるんじゃないかと思います。
私もその1人です。この思いすごく共感します。
ただ始めたてで「凄く(ダイナミックで)なく」ても、小さな一歩を踏み出したような事例があるはずです。「ROOTS」をテーマに掲げる今年は、その「小さな一歩」を分かち合い根付かせることを大切にしていきます。
是非とも自社、自組織の踏み出した一歩を分かち合い、参加者と自由闊達に意見交換できるような学びの共同体づくりにご参加いただけますと幸いです。
3.得られる学び
では、ポスターセッションに参加する意義や得られる学びとはなんなのでしょうか。私たちの考えをお伝えします。
① 自社や自組織の取り組みを社外に発信しフィードバックを受けられる👩🎨
自社や自組織の取り組みを社外の方に対して発表し、フィードバックをいただく機会はあまりないのかなと思います。
RESEARCH Conferenceでは多数のUXリサーチャー、デザインリサーチャー、UI/UXデザイナーなどが来場し、様々な業種・職種の方から、より多く、より質の高いフィードバックを受けることができます。フィードバックから新たな発見や魅力に気づくこともできるのではないでしょうか。
② 様々なリサーチに関わる取り組みに触れることができる
このポスターセッションでは、最新の研究や他企業の取り組みに触れると共に、自分の知見を深める絶好のチャンスです。多種多様な「ROOTS」をしり、Researchに関しての知見を深めましょう。👨💻
4.なにを話せばいいのか
リサーチ運営体制の改善
インタビューに関して
ユーザビリティに関して
調査手法の工夫
デザインプロセスに関して
etc…
など「リサーチの取り組み」がわかるものなら、どんな内容でも問題ないです。
発表の内容やルール特にないのでぜひお気軽にご参加ください!
👇ポスター例
5.さいごに
私たちは、皆さんの参加を心から歓迎します。皆さんの研究やアイデアを共有し、このコミュニティで新たなつながりを見つけましょう。 参加を迷っている方も、これがきっかけで一歩を踏み出してみませんか? 皆さんの声を、私たちと共にこの場で共有し、Researchの多様な「ROOTS」を探索してみましょう。🫚
ポスターセッションに参加してみようかなと思っていただけた方は、こちらからお申し込みください!👇
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