【WMS導入後の課題に関する実態調査】半数以上がWMSを「十分に活用できていない」実態
今回は、「WMS導入後の課題に関する実態調査」に関する調査の配信です!
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調査概要
調査概要:WMS導入後の課題に関する実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年6月6日〜同年6月8日
有効回答:WMSを導入している倉庫業の経営者・役員・倉庫現場責任者102名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません
Q1:WMSの活用により、56.0%が業務の効率化を実感
Q1.あなたは、WMSの活用により、業務の効率化・改善が進んだと思いますか。
Q2:一方、半数以上がWMSを十分に活用できておらず
Q2.あなたのお勤め先において、WMSの定着度合いを教えてください。
Q3:WMS活用の課題、4割以上が「使いこなすのに時間がかかる」と回答
Q3.WMSで今以上の機能を活用することが難しいと思う理由を教えてください。(複数回答)
Q4:他にも「管理者が複数いるため、確認が煩雑となっている」や「倉庫によって、導入されているシステムのレベルに差がある」などの理由も
Q4.Q3で回答した以外に、WMSで今以上の機能を活用することが難しいと思う理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)
Q5:WMS活用が十分にできていないことで、37.0%から「通常業務に対する適切な人繰り」に課題の声
Q5.WMSで今以上の機能を活用することが難しいために生じている業務課題を教えてください。(複数回答)
Q6:他にも「分担割り当て」や「お客さんが活用できていない」などの課題も
Q6.Q5で回答した以外に、WMSの十分な活用が難しいことにより生じている業務課題があれば、自由に教えてください。(自由回答)
Q7:3社に1社が、受発注管理データや勤怠管理データなどを1つのプラットフォームで統合できておらず
Q7.現在、受発注管理データや勤怠管理データなど、多くのデータを1つのプラットフォーム・システムで統合できていますか。
Q8:61.8%が、「データ可視化による人繰りや作業計画などの経営判断可能なWMS」に興味
Q8.業務上のあらゆるデータを可視化し、データに基づいた人繰りや作業計画などの経営判断ができるWMSを利用したいと思いますか。
まとめ
今回は、WMSを導入している倉庫業の経営者・役員・倉庫現場責任者102名に対し、WMS導入後の課題に関する実態調査を実施しました。
まず、WMSの活用により56.0%が業務の効率化を実感する一方で、半数以上がWMSを十分に活用できていないと感じています。WMS活用の課題として、4割以上が「使いこなすのに時間がかかる」と回答しており、他にも「管理者が複数いるため、確認が煩雑となっている」や「倉庫によって、導入されているシステムのレベルに差がある」などの理由も挙がりました。なお、WMS活用が十分にできていないことで、「通常業務に対する適切な人繰り」や「データと事実の差がある場合の原因発覚に時間がかかる」に頭を抱える他、自社が十分に活用できていないことで「お客さんが活用できていない」などの課題の声も挙がりました。
また、3社に1社が、受発注管理データや勤怠管理データなどを1つのプラットフォームで統合できていないと回答しており、「業務上のあらゆるデータ可視化による人繰りや作業計画などの経営判断可能なWMS」に61.8%が興味を示しました。
今回の調査では、倉庫業界でもDXの推進の重要性が高まっており、倉庫管理システムであるWMSを導入することで多くの企業が業務効率化を実感している一方で、十分な活用が行えていない現状が明らかになりました。WMSの活用が全体に及んでいないことで受発注管理とのデータの統合ができておらず、適切な人繰りやトラブル発生時の原因追及などに課題を抱えている企業が多いようです。DXを推進することで業務効率化に期待が高まっていることからWMSの導入を検討している企業も多いと思われますが、より効果的な経営改善を実現するためには、「人繰りや作業計画、入荷人数の変更」などの現場の業務のみえる化ができるシステムが求められているのではないでしょうか。
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