【経営者の「裸の王様」に関する実態調査】「経営者からのメッセージに納得できない」回答の会社員、77.8%が「忖度で理解したフリ」をしている実態
今回は、「経営者の「裸の王様」に関する実態調査」に関する調査の配信です!
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調査概要
調査概要:経営者の「裸の王様」に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年7月15日〜同年7月15日
有効回答:全社的にテレワークを実施している、従業員数100名以上の企業の一般社員104名
約4人に1人が、経営者から「組織の方向性が明確に発信されていない」と回答
Q1.お勤め先の企業では、経営者から「組織の方向性」に関して、明確にトップメッセージが発信されていると思いますか。
Q2:組織の方向性が明確に発信されていると感じる社員、77.4%がメッセージに納得
Q2.Q1で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方にお聞きします。あなたは経営者から発信されているトップメッセージに、納得していますか。
Q3:トップメッセージに納得していない理由として、約9割が「現場のことを理解していない」
Q3.Q2で「あまり納得していない」「全く納得していない」と回答した方にお聞きします。経営者から発信されているトップメッセージに納得していない理由を教えてください。(複数回答)
Q4:トップメッセージに納得しないうちの77.8%が、「忖度で理解したフリ」をしている実態
Q4.Q2で「あまり納得していない」「全く納得していない」と回答した方にお聞きします。あなたは、トップメッセージが腑に落ちていないのに、理解したフリ(忖度)をしていることはありますか。
Q5:経営者から「組織の方向性」が明確に発信されている企業、半数以上が「社内報」を活用
Q5.Q1で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方にお聞きします。どのような形で経営者からトップメッセージを発信されているか教えてください。(複数回答)
Q6:トップメッセージが発信されていないと感じる理由、「会社全体の大きな話ばかりなので、身近に感じられない」や「他社のビジョンをコピペしたようなメッセージだから」など
Q6.Q1で「あまりそう思わない」「全くそう思わない」と回答した方にお聞きします。経営者からトップメッセージが発信されていないと感じる理由を教えてください。(自由回答)
Q7:組織の方向性が明確に発信されていると感じる社員の約4割は、仕事における自身の方向性をイメージに落とし込みができないと回答
Q7.Q1で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方にお聞きしま。あなたは、経営者から発信されている会社の方向性をもとに、仕事における自身の方向性もイメージすることができていますか。
Q8:自身の仕事の方向性がイメージできない理由として、「求められているものは解るが、温度差がある」や「方向性の話と今の自分の業務の内容がかけ離れすぎているから」との声
Q8.Q7で「あまりできていない」「全くできていない」と回答した方にお聞きします。発信されている会社の方向性をもとに、仕事における自身の方向性をイメージできていない理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)
Q9:81.7%が、社会情勢が不安定な今だからこそ、「組織の方向性を明確にすることが重要」と回答
Q9.社会情勢が不安定な今だからこそ、立ち返る場所として「組織の方向性」を明確にすることが重要だと思いますか。
Q10:理由として「組織の方向性」を明確にすることで、「経営側と従業員側で同じベクトルで進める」などの声
Q10.Q9で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方にお聞きします。「組織の方向性」を明確にすることが重要だと思う理由を教えてください。(複数回答)
まとめ
今回は、全社的にテレワークを実施している、従業員数100名以上の企業の一般社員104名に対し、経営者の「裸の王様」に関する実態調査を実施しました。
約4人に1人が、経営者から「組織の方向性が明確に発信されていない」と感じており、トップメッセージに納得できていない人の約8割もが「忖度で理解したフリ」をしている実態が明らかになりました。
なお、トップメッセージが発信されていないと感じる理由として、「会社全体の大きな話ばかりなので、身近に感じられない」や「他社のビジョンをコピペしたようなメッセージだから」などが挙がりました。また、組織の方向性が明確に発信されていると回答する社員の約4割は、仕事における自身の方向性関連付けられないと感じられており、トップメッセージに対して「求められているものは解るが、温度差がある」や「方向性の話と今の自分の業務の内容がかけ離れすぎている」などの意見が挙がりました。
そんな中、社員の8割以上が、社会情勢が不安定な今だからこそ、「組織の方向性」を明確にする重要性を実感しており、「組織の方向性」を明確にすることで、「経営側と従業員側で同じベクトルで進める」と半数以上が回答しました。
今回の調査では、企業を経営していく中で、経営者のトップメッセージは非常に重要であると経営者が考えるのと同様に、社員からも組織の方向性を明確にし、経営側と働く側の意識を統一し、組織力を高める必要があると考えられていることが分かりました。一方で、組織の方向が明確にトップメッセージで発信されていると感じる一般社員は多いものの、実態としては自身の仕事に結びつけられるような内容ではなく自分事として捉えにくいメッセージが多いことが明らかになりました。トップメッセージにより、社員にどのように働いて欲しいかが伝わらない場合は、経営者の自己満足で終わる結果になります。コロナや物価の高騰や円安等、さまざまな社会情勢が不安を煽る今、不穏なムードに打ち勝つためには、会社としての方向性を擦り合わせ、結束力を高めることが求められているのではないでしょうか。
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