【福祉業界の請求業務に関する実態調査】7割以上が「不便さ」を実感 約3人に1人が月間の平均差し戻し回数「3個以上」と回答
今回は、「福祉業界の請求業務に関する実態調査」に関する調査の配信です!
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調査概要
調査概要:福祉業界の請求業務に関する実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年4月28日〜同年4月29日
有効回答:福祉施設の請求業務に携わる方102名
Q1:福祉施設の請求業務、従業員の73.5%が「不便さ」を実感
Q1.あなたは、請求業務に「不便さ」を感じることは多いと思いますか。
Q2:不便を感じる理由、「時間がかかり、残業につながるから」が53.3%で最多
Q2.請求業務に「不便さ」を感じる理由を教えてください。(複数回答)
Q3:「作業ごとにソフトを使い分けることになるのが面倒」や「請求書が紙媒体で、毎月の請求書印刷や郵送準備の業務が煩雑」などの理由も
Q3.Q2で回答した以外に、請求業務に「不便さ」を感じる理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)
Q4:福祉施設の55.9%が、業務改善をするためのソフトウェアを導入済
Q4.あなたのお勤め先は、現在業務改善をするためのソフトウェアを導入していますか。
Q5:月間でかかる請求業務の時間、約半数が「10時間以上」と回答
Q5.現在の請求業務における、月間でかかる時間を教えてください。
Q6:「請求業務の差し戻し数」の月間平均、約3人に1人が「3個以上」と回答
Q6.現在の請求業務における、月間の平均の「請求業務の差し戻し」の数を教えてください。
Q7:現状のソフトウェアへの不満、「利用方法がわかりにくい」(36.8%)や、「機能が少なく、使いにくい」(29.8%)、「未だ手入力が残っている」(29.8%)
Q7.あなたは、現状のソフトウェアへの不満を教えてください。(複数回答)
Q8:他にも「ソフトウェアを開発している業界と福祉の現場が求めるものに差がある」や「事業所に合わせた使い方が出来ない」などの不満の声も
Q8.Q7で回答した以外に、現状のソフトウェアへの不満があれば、自由に教えてください。(自由回答)
Q9:福祉施設従業員の82.3%が、福祉業界におけるDXの必要性を実感
Q9.あなたは請求業務にかかわらず、福祉業界においてDX(デジタルトランスフォーメーション)を進め、効率化を進めていく必要があると思いますか。
まとめ
今回は、福祉施設の請求業務に携わる方102名を対象に、福祉業界の請求業務に関する実態調査を行いました。
まず、福祉施設の請求業務において、従業員の73.5%が「不便さ」を実感していることが判明しました。不便を感じる理由として、「時間がかかり、残業につながるから」が53.3%で最多でした。他にも「作業ごとにソフトを使い分けることになるのが面倒」や、「請求書が紙媒体で、毎月の請求書印刷や郵送準備の業務が煩雑」などの理由も挙がりました。また、福祉施設の55.9%が、業務改善をするためのソフトウェアを導入済だと分かりました。
請求業務に関して伺ったところ、「月間でかかる請求業務の時間」は約半数が「10時間以上」、約3人に1人が月間の平均の「請求業務の差し戻し」が3個以上と回答しました。更に、業務改善をするためのソフトウェアを導入済の方へソフトウェアへの不満を伺うと、「利用方法がわかりにくい」(36.8%)や、「機能が少なく、使いにくい」(29.8%)、「未だ手入力が残っている」(29.8%)、他にも「ソフトウェアを開発している業界と福祉の現場が求めるものに差がある」や「事業所に合わせた使い方が出来ない」などの声が挙がりました。また、福祉施設従業員の82.3%が、福祉業界におけるDXの必要性を実感していることが明らかに。
今回の調査では、福祉施設の請求業務において不便さを感じる従業員が多い実態があり、業務改善のためのソフトウェアを半数以上が導入済みであることが分かりました。一方で、ソフトウェアの使い方が分かりにくいことや使いにくいことが不満として挙がりました。今回、福祉業界全体のDX推進を求める声が多く挙がり、DX化が進むほどそれぞれの事業所に合わせたツールやサービスが期待出来ると考えられているのではないでしょうか。請求業務に時間がかかることやヒューマンエラー、請求の差し戻しなど、専門性も含む課題も多い現場で、ソフトウェアを使うことでより業務の工数の増加が危惧されており、福祉業界においてはよりシンプルで使いやすい福祉施設に寄りそうサービスが求められていると言えるでしょう。
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