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【ITエンジニアにおけるキャリアの多様化に関する実態調査】ITエンジニア約半数が自身の専門領域から別職種への転向意向あり

今回は、「ITエンジニアにおけるキャリアの多様化に関する実態調査」に関する調査の配信です!

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調査概要

  • 調査概要:ITエンジニアにおけるキャリアの多様化に関する実態調査

  • 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査

  • 調査期間:2022年6月2日〜同年6月4日

  • 有効回答:現在ITエンジニアとして働いている方107名

Q1: ITエンジニアの約半数が、別職種への転向意向あり

 Q1.あなたは、現在の職種(Webエンジニアやサーバーエンジニアなど)から、別のITエンジニアの職種へと転向したい意向はありますか。

・非常にある:16.9%
・ややある:30.8%

・あまりない:35.5%
・全くない:16.8%

Q2: 転向したい職種、「Webエンジニア(開発エンジニア)」が56.9%で最多

 Q2.どのようなITエンジニアへ転向したいと考えていますか。(複数回答)

・Webエンジニア(開発エンジニア):56.9%
・制御・組み込みエンジニア(開発エンジニア):29.4%
・サーバーエンジニア(インフラエンジニア):27.5%

・ネットワークエンジニア(インフラエンジニア):21.6%
・セキュリティエンジニア(インフラエンジニア):21.6%
・データベースエンジニア(インフラエンジニア):19.6%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:3.9%

Q3: 「AIエンジニア」や「クラウドエンジニア」への転向意向も

 Q3.Q2で回答した以外に転向したいITエンジニアの職種があれば、自由に教えてください。(自由回答)

<自由回答・一部抜粋>
・36歳:AIエンジニア。
・41歳:クラウドエンジニア。
・36歳:社内の情シス。
・31歳:プログラマー。
・38歳:ソフトウェアデザイン、アプリ開発関係にも興味があります。
・50歳:サービスエンジニア。

Q4: サーバーエンジニアに転向したい理由、「構築を中心とした業務を行いたい」や「サーバーの仕組みや実際の業務について学びたい」など

 Q4.サーバーエンジニアへの転向を行いたい理由を教えてください。その際、現在の職種も合わせて教えてください。(自由回答)

<自由回答・一部抜粋>
・46歳:現在はカスタマーサポートや保守業務が中心であるため、構築を中心とした業務を行いたいため。
・38歳:サーバーの仕組みや実際の業務についてさらに学びたいです。現在は個人向けのソフトウェア開発を主に行っています。
・36歳:仕事の範囲が増えるから。
・43歳:サーバを構築したり運用するのがすきなので。

Q5: ネットワークエンジニアに転向したい理由、「需要が高い」や「セキュリティ関連の業務の経験を生かしたい」など

 Q5.ネットワークエンジニアへの転向を行いたい理由を教えてください。その際、現在の職種も合わせて教えてください。(自由回答)

<自由回答・一部抜粋>
・45歳:需要が高い。
・46歳:セキュリティ関連の業務の経験があり、その経験を生かしたいから。
・44歳:得意。
・49歳:具体的にはどうかとは言えないが、マンネリ化しない程度に行いたいのと、満足感や達成感を感じたい。

Q6: セキュリティエンジニアに転向したい理由、「セキュリティに興味がある」や「経験を生かしたい」など

 Q6.セキュリティエンジニアへの転向を行いたい理由を教えてください。その際、現在の職種も合わせて教えてください。(自由回答)

<自由回答・一部抜粋>
・42歳:セキュリティに興味がある。
・46歳:ネットワーク業務を担当した際にセキュリティ関連の業務も行っていたため、経験を生かしたい。
・48歳:将来性がある。
・41歳:需要が多そうだから。

Q7: データベースエンジニアに転向したい理由、「データベース系の勉強をしているから」や「需要が高いから」など

 Q7.データベースエンジニアへの転向を行いたい理由を教えてください。その際、現在の職種も合わせて教えてください。(自由回答)

<自由回答・一部抜粋>
・36歳:現在はweb系エンジニアでデータベース系の勉強をしているから。
・45歳:需要が高いから。
・41歳:技術力が身につくから。

Q8: ITエンジニアの41.3%が「別職種へ向けて実際に行動している」と回答

 Q8.あなたは、現在の職種(Webエンジニアやサーバーエンジニアなど)から別のITエンジニアの職種への転向に向けて、実際に行動していますか。

・はい:41.3%
・いいえ:51.0%

・わからない/答えられない:7.8%

Q9: 具体的な転向へのアクション、「資格取得」や「転職サイトの閲覧」など

 Q9.別のITエンジニアの職種への転向に向けて、どのようなことを行っているか教えてください。(自由回答)

<自由回答・一部抜粋>
・41歳:資格取得。
・40歳:転職サイトの閲覧。
・46歳:現在の業務内で当該業務にかかわる内容であれば担当し、その際に知識を得るようにしている。
・41歳:エンジニア向けのスクールに通っています。
・31歳:調べている。

Q10: 別のITエンジニア転向へのハードル、「転職の経験がなく、進め方がわからない」や「自分に合う会社が見つからない」など

  Q10.別のITエンジニアの職種への転向を行う上で、ハードルとなっているものを教えてください。(自由回答)

<自由回答・一部抜粋>
・38歳:転職の経験がなく、どのように進めたらよいのかわからないため。
・47歳:自分に合う会社が見つからない。
・36歳:スキルアップ。
・46歳:年齢、体力。
・51歳:タイミング。
・36歳:現在の職場をなかなかやめられない。
・50歳:経験の少なさです。

まとめ

 今回は、現在ITエンジニアとして働いている方107名を対象に、ITエンジニアにおけるキャリアの多様化に関する実態調査を行いました。

 まず、ITエンジニアの47.7%が別職種へ転向したい意向があることが判明しました。転向したいと思う職種は、「Webエンジニア(開発エンジニア)」が56.9%で最多、次いで「制御・組み込みエンジニア(開発エンジニア)」が29.4%、「サーバーエンジニア(インフラエンジニア)」が27.5%の結果になりました。他にも「AIエンジニア」や「クラウドエンジニア」へ転向したいという声も挙がりました。

 次に、それぞれのエンジニアに対する魅力を伺いました。サーバーエンジニアを選ぶ理由は、「構築を中心とした業務を行いたいため」や「サーバーの仕組みや実際の業務についてさらに学びたい」、ネットワークエンジニアを選ぶ理由は、「需要が高い」や「セキュリティ関連の業務の経験を生かしたい」などが挙がりました。セキュリティエンジニアを選ぶ理由は、「セキュリティに興味がある」や「経験を生かしたい」、データベースエンジニアを選ぶ理由は、「データベース系の勉強をしているから」や「需要が高いから」などが挙がりました。

 また、ITエンジニアの41.3%が「別職種へ向けて実際に行動している」と回答しました。具体的な転向へのアクションを伺うと、「資格取得」や「転職サイトの閲覧」「現在の業務内で当該業務にかかわる内容であれば担当し、その際に知識を得るようにしている」という結果になりました。一方で、具体的なアクションを起こしていないエンジニアへ、別のITエンジニア転向へのハードルを伺うと、「転職の経験がなく、進め方がわからない」や「自分に合う会社が見つからない」などが挙がりました。

 今回の調査では、多様化が進む現代において、現役ITエンジニアにおいても別職種へ転向したいと考えていることが分かりました。別業種へ興味を持ったきっかけとして、今の仕事でその領域の仕事に関わる経験を持っていたり、需要の高まりを感じ始めたり、自身の仕事の幅を広げたいといった声が挙がりました。既に別のエンジニア職種に関する資格の習得を始めたり、転職サイトを見て情報を集めたりしているITエンジニアの方もいることから、ITエンジニアのキャリアも多様性が進んできているといえるでしょう。

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