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【20~30代の女性の不妊治療に関する実態調査】配偶者の不妊に関する不安は半数以下に留まる 一方、63.9%が自身の不妊を懸念する傾向が明らかに

今回は、「20~30代の女性の不妊治療に関する実態調査」に関する調査の配信です!

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調査概要

  • 調査概要:20~30代の女性の不妊治療に関する実態調査

  • 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

  • 調査期間:2022年6月23日〜同年6月23日

  • 有効回答:現在妊娠しておらず、将来子どもが欲しいと思う20~30代の既婚者女性108名

Q1:女性の配偶者の26.9%が、不妊検査を実施した経験あり

 Q1.あなたの配偶者は、不妊検査を実施した経験がありますか。

・はい:26.9%
・いいえ:73.1%

Q2:20~30代女性の27.8%が、不妊検査を実施した経験あり

 Q2.あなたは、不妊検査を実施した経験がありますか。

・はい:27.8%
・いいえ:72.2%

Q3:女性の配偶者の22.2%が、不妊治療を実施した経験あり

 Q3.あなたの配偶者は、不妊治療を実施した経験がありますか。

・はい:22.2%
・いいえ:77.8%

Q4:20~30代女性の25.9%が、不妊治療を実施した経験あり

 Q4.あなたは、不妊治療を実施した経験がありますか。

・はい:25.9%
・いいえ:74.1%

Q5:20~30代女性の63.9%が、自身の不妊の可能性を考えた経験あり

 Q5.あなたは、自身の不妊の可能性を考えた経験がありますか。

・はい:63.9%
・いいえ:36.1%

Q6:女性の配偶者の45.4%が、自身の不妊の可能性を考えた経験あり、女性自身より18.5ポイント低い結果に

 Q6.あなたの配偶者は、配偶者自身の不妊の可能性を考えた経験がありますか。

・はい:45.4%
・いいえ:54.6%

Q7:不妊治療に対するイメージ、75.9%が「高額な治療費がかかる」と回答

 Q7.不妊治療に対して思うことやイメージを教えてください。(複数回答)

・高額な治療費がかかる:75.9%
・ゴールが見えず、精神的な負担が大きい:61.1%
・痛みや肉体的な負担が大きい:46.3%

・ネガティブで後ろめたい気持ち:24.1%
・妊活に取り組む良いきっかけになる:19.4%
・パートナーと話しづらい:17.6%
・その他:0.9%
・自分には関係ない:4.6%

Q8:不妊治療に保険が適用されても、84.3%が依然金額に不安あり

 Q8.2022年4月から不妊治療が保険適用されます。不妊治療を行うとなった場合、金額への不安は ありますか。

・非常にある:38.0%
・ややある:46.3%

・あまりない:10.2%
・全くない:0.9%
・わからない/答えられない:4.6%

「妊活」のために意識的に取り組んでいる女性は52.8%

 Q9.「妊活」のために意識的に取り組んでいることはありますか。

・ある:52.8%
・ない:47.2%

Q10:「妊活」のために取り組んでいること、70.2%が「食生活の改善」と回答

 Q10.Q9で「ある」と回答した方にお聞きします。「妊活」のために意識的に取り組んでいることを教えてください。(複数回答)

・食生活の改善:70.2%
・適切な睡眠時間の確保:45.6%
・ストレスを軽減させる:43.9%

・適度の運動を心がける:40.4%
・不妊に繋がるサプリや薬を摂取しない:26.3%
・禁煙:15.8%
・その他:10.5%

まとめ

 今回は、現在妊娠しておらず、将来子どもが欲しいと思う20~30代の既婚者女性108名を対象に、20~30代の女性の不妊治療に関する実態調査を実施しました。

 今回の調査では、「不妊検査や不妊治療」をした夫婦の割合はわずか3割以下である一方で、「自身の不妊の可能性」を考えた経験がある20~30代女性は倍以上いる結果となりました。一方で、「自身の不妊の可能性」を考えた経験のある女性の配偶者は、女性自身より18.5ポイント低いことから、女性自身のほうが不安を抱えやすいことが分かりました。

 次に、不妊治療に対するイメージを伺うと、75.9%が「高額な治療費がかかる」と回答しており、今年から保険が適用されても依然として、84.3%が金額に不安を感じていることが分かりました。また、20~30代の女性が「妊活」のために意識的に取り組んでいる内容として、70.2%が「食生活の改善」と回答しました。

 20~30代の女性の特徴として、まだ不妊検査や治療はしていないものの、不妊に対する心配が多いことが分かりました。原因の多くが、治療費だと考えられており、2022年4月から不妊治療が保険適用された今でも、依然として不安を抱える傾向が明らかになりました。日本の出生率の低さには、もし不妊のときでも安心して治療できる環境整備がまだ整っていないと考えられていることも要因としてあるのではないでしょうか。ウェルビーイングが叫ばれている中、「妊活」女性のためのメンタルケアも必要だと考えられます。また、女性の配偶者自身は不妊に対する不安が少ない結果となりましたが、不妊になった際にはお互いを責めることなく、解決方法を見出すための夫婦間でのコミュニケーションも求められます。夫婦の健やかな妊活のためには、正しい知識を得る機会が必要と言えるのではないでしょうか。

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