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【大学院を修了した社会人の仕事の満足度に関する実態調査】 大学院での研究と異なる分野での仕事に7割以上が「満足」 専門外でも「論理的思考力」など、大学院での経験が活きているとの声多数

今回は、「大学院を修了した社会人の仕事の満足度に関する実態調査」に関する調査の配信です!

リサーチPR『リサピー』では、「調査(リサーチ)PR」に関する詳しい内容を、約20ページでまとめた無料ホワイトペーパーについてもこちらで無料公開しておりますので、気になる方はぜひこちらもご覧いただければと思います。

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調査概要

調査概要:大学院を修了した社会人の仕事の満足度に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年7月11日〜同年7月12日
有効回答:大学院を修了し、研究領域と異なる分野の企業で5年以上働いている方107名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪利用条件≫
1 情報の出典元として「大学院生のキャリアを支援する「アカリク」」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://biz.acaric.jp/

Q1:約7割が、自身の研究領域と異なる分野の仕事に「満足」と回答

 Q1.あなたはご自身の研究領域と異なる分野の仕事に、満足していますか。

・非常に満足している:22.4%
・やや満足している:48.6%

・あまり満足していない:14.0%
・全く満足していない:6.5%
・わからない/答えられない:8.4%

Q2:満足している理由は「結果として専門知識も活きたから」が52.6%で最多

 Q2.Q1で「非常に満足している」「やや満足している」と回答した方にお聞きします。研究領域と異なる分野の仕事に満足している理由を教えてください。(複数回答)

・結果として専門知識も活きたから:52.6%
・やりがいのある仕事に取り組むことができているから:42.1%
・キャリアが広がったから:40.8%

・もともと研究領域と異なる分野で働いてみたかったから:32.9%
・収入が高いから:28.9%
・多くの人との人脈を築くことができたから:21.1%
・プライベートとの両立がしやすいから:15.8%
・教育・研修が充実しているから:9.2%
・その他:1.3%
・わからない/答えられない:0.0%

Q3:満足している理由に「自分の視野が広がった」や「新しいことにチャレンジできる」などの声

 Q3.Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方にお聞きします。Q2で回答した以外に、研究領域と異なる分野の仕事に満足している理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)

<自由回答・一部抜粋>
・38歳:自分の視野が広がったから。
・30歳:新しいことにチャレンジできているから。
・36歳:新たな知識を得られるから。
・35歳:新たな専門分野と呼べる分野が増えたから。
・32歳:社会に貢献できる仕事だから。
・33歳:研究領域の奥深さに気づけたから。
・32歳:もともとの研究分野との連携を模索する機会が与えられたため。

Q4:就活時、自身の研究領域の仕事が「かなりある」と感じた人は、2割未満

 Q4.就職活動を行う中で、ご自身の研究領域の仕事はどの程度あると感じましたか。

・かなりある:19.6%
・ややある:30.8%

・あまりない:31.8%
・ほとんどない:17.8%

Q5:67.3%が、大学院での学びが研究領域とは異なる分野の仕事に活きていると実感

 Q5.あなたは大学院での学びが、研究領域とは異なる分野の仕事に活きていると感じますか。

・非常にそう感じる:20.6%
・ややそう感じる:46.7%

・あまりそう感じない:26.2%
・全くそう感じない:2.8%
・わからない/答えられない:3.7%

Q6:仕事に活きている大学院での学び、「論理的思考力」が73.6%で最多

 Q6.Q5で「非常にそう感じる」「ややそう感じる」と回答した方にお聞きします。大学院でのどのような学びが仕事に活きていると感じますか。(複数回答)

・論理的思考力:73.6%
・マルチタスク:48.6%
・粘り強さ:44.4%

・調査能力:40.3%
・仮説検証能力(PDCA):34.7%
・学習習慣:33.3%
・ヒアリング力:16.7%
・その他:4.2%
・わからない/答えられない:0.0%

Q7:他にも「課題形成力」や「ヒアリング力」なども、仕事に活きているとの声

 Q7.Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した方にお聞きします。Q6で回答した以外に、仕事に活きていると感じる大学院での学びがあれば、自由に教えてください。(自由回答)

<自由回答・一部抜粋>
・33歳:課題形成力。
・​​38歳:ヒアリング力。
・32歳:忍耐力。
・40歳:考察力。
・33歳:一つの事象を深堀りする力。
・38歳:さまざまな事に挑戦する精神力。

Q8:大学院での学びが仕事に活きた場面、「難関にぶつかった時の物事の乗り越えかた」や「発表経験」などの声

 Q8.Q5で「非常にそう感じる」「ややそう感じる」と回答した方にお聞きします。大学院での学びが仕事に活きた場面を具体的に教えてください。(自由回答)

<自由回答・一部抜粋>
・35歳:難関にぶつかった時の物事の乗り越えかた。
・40歳:発表をした経験がプレゼンなどに活きた。
・31歳:研究の進め方や姿勢が共通するものであった。
・33歳:研究分野の一部が最近流行りのAIのアルゴリズムの勉強に役立った。
・30歳:失敗した時になぜ失敗したか、どうやって改善すればいいか考える力は仕事でも使える。
・33歳:前例のない仕事に対する進め方に対して、自身で課題を形成して、問題解決した。

Q9:8割以上が、大学院生が仕事を選ぶ際に「研究領域にこだわらなく良い」と回答

 Q9.あなたは大学院生が仕事選びをする際に、ご自身の研究領域にこだわらなくて良いと思いますか。

・非常にそう思う:29.9%
・ややそう思う:54.2%

・あまりそう思わない:9.3%
・全くそう思わない:1.9%
・わからない/答えられない:4.7%

Q10:研究領域にこだわなくても良いと思う理由、「自分の視野を広げて欲しい」や「選択肢を狭める必要はない」など

 Q10.Q9で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方にお聞きします。大学院生が仕事選びをする際に、ご自身の研究領域にこだわらなくても良いと思う理由を教えてください。(自由回答)

<自由回答・一部抜粋>
・38歳:自分の視野をもっと広げてほしいから。
・38歳:選択肢を狭める必要はないから。
・32歳:幅広く興味を持って取り組むことで自分自身のためになると思うから。
・36歳:様々なことに挑戦するべきだから。
・40歳:ダイレクトに関連した領域でなくても、学びを活かせる場面は多々あるから。
・35歳:直接関わってなくとも仕事に役立つ知識経験は必ずあるから。
・34歳:大学で勉強した時間より社会に出た後の時間の方が長いから。

まとめ

 今回は、大学院を修了し、研究領域と異なる分野の企業で5年以上働いている方107名に対し、仕事の満足度に関する実態調査を行いました。

 就職活動を行う中で、研究領域と異なる分野に就職して、「結果として専門知識が活きた」などといった理由から満足している大学院修了者が多数いることがわかりました。

 「論理的思考力」や「マルチタスク」といった大学院での学びは、研究領域と異なる仕事で活かせることも多く、専門外でも仕事に対して満足していることから、大学院生が仕事選びをする際には研究領域には固執しなくても良いと感じている大学院修了者が多い結果となりました。

 「自分の視野を広げてほしい」や「選択肢を狭める必要はない」といった意見から、今後は自身の研究領域の仕事だけではなく、専門外就職を視野に入れる大学院生が増えていくのではないでしょうか。

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