【転職検討者の選社軸とSDGsの関係性の調査】4人に1人の転職検討者が企業選定軸に「SDGsへの姿勢・取り組み」を重視
今回は、「転職検討者の選社軸とSDGsの関係性」に関する調査の配信です!
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調査概要
調査概要:「転職検討者の選社軸とSDGsの関係性」に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年2月28日〜同年3月2日
有効回答:現在転職を検討している20代〜30代の方550人
Q1:転職先の選社軸、「SDGsに対する姿勢や取り組み」は28.0%
Q1.転職先企業を選ぶ上で重視する点はなんですか?
Q2:その理由、「コロナ禍で持続可能なビジネスモデルの必要性を実感したから」が63.0%で最多
Q2.その理由はなんですか?(複数回答)
Q3:選社軸を「SDGsに対する姿勢や取り組み」とする方の約7割が、「メディア」から企業のSDGsへの取り組みについて情報収集
Q3.企業のSDGsへの取り組みについて、どのように情報を得ていますか(得ようと考えていますか)?(複数回答)
Q4:選社軸を「SDGsに対する姿勢や取り組み」とする転職検討者の98.1%が、「企業のSDGsへの取り組みが企業選びに影響する」と回答
Q4.企業のSDGsへの取り組みは企業選びに影響しますか?
Q5:その理由、「企業理念に共感できるような会社で働きたいから」など
Q5.理由を教えてください。(フリー回答)
Q6:転職検討者の約8割が、「SDGs」について認知
Q6.SDGs(持続可能な開発目標)についてどの程度知っていますか?
Q7:SDGsのうち関心の高い目標、「3. すべての人に健康と福祉を」が38.5%で最多
Q7.SDGs17の目標のうち関心の高いものはどれですか。(複数回答)
まとめ
今回の調査は、現在転職を検討している20代〜30代の方550人を対象に「転職検討者の選社軸とSDGsの関係性」に関する調査を実施しました。
まず、転職先企業を選ぶ上で重視する点として、「給与・待遇の良さ」や「職場の雰囲気の良さ」、「将来性があるかどうか」といった点が多く挙がる中、6番目に多い回答として、28.0%が「SDGsに対する姿勢や取り組み」と回答しました。「SDGsに対する姿勢や取り組み」と回答した理由としては、「コロナ禍で持続可能なビジネスモデルの必要性を実感したから」、「企業の社会的役割を重視したい」が63.0%で同率最多、次いで「将来性のある企業だと判断できる」が57.8%という結果となりました。
また、企業のSDGsへの取り組みについて知る手段としては、「メディア(ニュース・新聞・WEBサイトなど)」(69.5%)、「企業CM・企業ホームページ」(63.6%)という回答が多く寄せられました。加えて、選社軸を「SDGsに対する姿勢や取り組み」とする転職検討者の98.1%が「SDGsへの取り組みが企業選びに影響する」と考えていることが分かりました。その理由として、「企業理念に共感できるような会社で働きたいと考えているから」や「企業の将来性や働きやすさと、SDGsは相関しているように考えるから」などの声が挙がりました。そして、転職検討者のSDGsに関する認知度が80.6%ととても高く、特に関心の高い目標は「3. すべての人に健康と福祉を」(38.5%)、「1. 貧困をなくそう」(38.4%)、「2. 飢餓をゼロに」(37.6%)がほぼ同率となる結果でした。
今回の調査では、転職検討者が転職先企業を選定する際に、給与や待遇の良さを挙げることはもちろんのこと、「SDGsに対する姿勢や取り組み」を重視する傾向にあることが判明しました。SDGsを会社選びの条件にしている転職検討者から、コロナ禍を経て、いかに持続可能なビジネスモデルが必要なのかを実感したという多くの回答があったことから、企業の理念や将来性を意識するように変化があったようです。また、転職検討者が企業のSDGsの取り組みについて情報収集する際、メディアから多くの情報を目にしているため、企業としては、今後優秀な人材を長期的に確保するために、SDGsの取り組みに積極的な姿勢を見せるだけではなく、メディアを活用して、具体的にどのような取り組みを実施しているのかを発信するなど、転職検討者たちの目に触れさせる努力も必須と言えるでしょう。
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