精神障害者の交通機関に対する割引は必要か
こんにちは。注意欠如多動性障害(ADHD)で精神障害者手帳2級のred_dash です。突然ですが、皆さんは以下のような経験はありますか。
1. 大切な面接の日。予約していた新幹線に乗る10分前に、ヒゲを剃り忘れたことに気づく。今から家へ帰ると予約の新幹線には乗れない。
2. 電車の終着駅で下車。荷物を社内に忘れて、翌日に始発駅まで取りに行く。
3. 飛行機のチケットを家へ忘れたことに気づいて戻った結果、予定の電車を乗り逃す。
4. LCCの飛行機に乗るために、成田空港へチェックイン締め切り10分前に到着。しかしLCCの第3ターミナルビルへの道がわからず、飛行機へ乗り損ねる。
以上は、私の実話でございます。笑ってください。
以上の通り、私は注意力の伴う健常な方に比べてミスを重ねて不必要な出費を重ねています。当時、困りながら出費を重ねて対応しました。こうした事情を思い出すと、交通機関の割引の助成を受けられればどれだけ助かっただろうか、心強かっただろうか、と思わざるを得ません。
現在、身体障害者および知的障害者に比べて、精神障害者は交通機関の割引が受けられる場面は限られています。例えばJRでは身体障害および知的障害の手帳を持っていらっしゃる方には割引運賃を提供していますが、精神障害者手帳保持者は割引対象外です。
足が不自由な人が電車を移動手段とすることや、自分で目的地へ移動する方法を組み立てる知的能力が十分でない人がタクシーへ目的地へ連れていってもらうことに比べれば、精神障害者への支援の必要性は理解しにくいかもしれません。しかし、私の不注意は生まれつきです。決して治りません。生まれに基づく不注意で生じる出費は、自己責任でしょうか? 少しでも支援していただけたら、とても助かります。
私は、精神障害者への交通機関の割引が拡大されることを願っています。
※続きを書きました! ご覧ください。
※本記事は、red_dash が2020年2月26日現在までに収集した情報に基づき作成されていますが、情報の正確さを保証するものではありません。
※リンク切れ、事実と異なる記載などを発見された場合は、どうぞご連絡ください。よろしくお願いいたします。
参考
障害者割引制度のご案内:JR東日本
https://www.jreast.co.jp/equipment/waribiki/
精神を含む障害者の交通運賃福祉割引のあり方について再考
https://www.kanamiginnosuke.net/blog/2016/09/22/welfare_reduction/
精神障害者にたいする割引等がない理由を... (Yahoo 知恵袋)
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1074096815