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発達障害者のタスク管理 その3 ~実行したタスクを記録しよう~

いつもnoteを読んでいただいて、ありがとうございます。注意欠如多動性障害(ADHD)・精神障害者手帳2級で博士(生命科学)のred_dash です。

 実は、お気に入りのゲームの新作が発売間近でワクワクしています。下記の作品です。

このシリーズでは、これまで、NPCひとりひとりにストーリーが作り込まれていました。ゲームの進捗ごとに、会話マラソンをするのが楽しくて仕方ありません。今作にも期待しています。

 さて前回前々回を通じて、タスク管理のためにtodoリストや手帳に"タスクを集める"ことを紹介しました。しかし、集めたところで実行できない。"発達障害あるある"ではないでしょうか。私も他人のことは言えません。私のto do には1000を越えるメモが残っています。こんなに貯めない方がいいに決まっています。
 どんなにタスクが溜まっても、タスクを1つずつクリアする以外に、タスクを減らす方法はありません。今回は、タスクを実行する際のテクニックについて記載します。

 私は下記の点に気をつけながら、タスクの実行を行っています。
1. 実際の活動を記録する
2. 過集中に気をつけろ
3. 自分は正しい方向へ走っているか?
4. やらないタスクは捨てる
今回は特に1について、まとめます。

 発達障害者の直面する失敗のひとつに"自分がタスクをどこまで進めたか見失う"ことがあります。ド忘れして、タスクの進捗状況を見失う。結果的に、同じ仕事を2度3度繰り返す。悲しいですね。このド忘れはタスクの達成感に影響するリスクがあります。自分が何をしたか忘れてしまえば、達成した実感はない。残念ですね。

 では、対策を考えましょう。タスクの進行状況を見失うことは、ゲームのセーブデータが消えてしまうことに似ています。逆に考えれば、"小まめにセーブ"することができれば、ド忘れのリスクを減らすことができるでしょう。
 具体的な対策として、私はGoogleカレンダーを活用しています。あるいは前回紹介した手帳でも構いません。タスクをこなしたら、次のステップへ進む前に、必ずカレンダーに作業名と作業時間を記録。中座する時も記録。開始したら記録。記録、記録、記録。こまめな記録でセーブデータを作ることで、私はタスクの進捗状況を見失う確率が大幅に減少しました。
 この記録は達成感にも繋がります。タスクの実行時間と進捗内容が一目でわかるからです。
 加えて、この記録はタスクの実行だけでなく、体調管理にも役立ちます。後から記録を見返すことで、ちょっと働きすぎたな、自分はどの程度の時間働ける状態だったのかな、という確認ができます。

 これまでの3回を纏めると
1. タスクをmicrosoft todoや手帳に集めて
2. Googleカレンダーや手帳を使って予定に組み込み、
3. Googleカレンダーや手帳を使ってタスクの進捗を記録する。
となります。

 それでは、よい1日をお過ごしください。

※2020年8月19日にタイトルを変更しました。

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red_dash博士
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