Vol.3 静岡県の宿泊者動向について
今回は、静岡県の宿泊動向について調べてみました。
静岡県の宿泊者分類の推移
こちらでは、静岡県内(静岡県西部)に宿泊で来られる方々は、どのような属性なのかを見ています。
「静岡県全体」では「一人」、次が「夫婦・カップル」の順番になっていますが、「静岡県西部」で見ると逆に「夫婦・カップル」が一番、「一人」が二番目の伸び率になっています。
地域によって来られる方々の属性が変わりますので、こういったものを見ることで、迎え入れる時の体制整備やプロモーションなどにも違いが出てきそうですね。
静岡県の予約代表者の居住地ごとの宿泊者数
こちらでは、静岡県に宿泊で来られる方がが、静岡県内の方なのか、また静岡県外の方なのかを見ています。
新型コロナウイルスの感染が落ち着いていた2020年11月ころには、静岡県内の方々が静岡県内に宿泊することが大きく伸びていましたが、その状況でも静岡県外からくる方々は2019年比でまだマイナスだったんですね。
静岡県の旅行者の宿泊動向
こちらは、静岡県内で宿泊される方がどの県から来ているのかの構成割合を見ています。
2020年1月のころは静岡県の構成割合は6%しかありませんでしたが、それが2020年11月には11%、2021年には21%と大幅に増加しています。
(逆に構成割合トップの東京の割合は低下しています)
まとめ
添付資料①では、属性の上位が「夫婦・カップル」や「一人」と少人数での宿泊が増加している。
また、関係性としても非常に近しい方々との宿泊が増加していることがわかりますね。
添付資料②、③では、静岡県内の方々が静岡県内に宿泊する傾向が高くなっているようですから、最近世間でよく言われているマイクロツーリズムがデータでもはっきりと裏付けられていることがわかりますね。
この辺りは、皆さんも肌で感じているところだと思いますが、このようにデータで裏付けたり、具体的な数値として見ることで、その対応策も微妙に変わるかもしれませんから、チェックしていくといいかもしれませんね。