LAWSON presents 夏川椎菜 Zepp Live Tour 2020-2021 Pre-2nd 福岡公演 昼公演 参加記
こんにちは。れすです。
Pre-2nd福岡公演に参加しました。札幌公演から実に半年以上の期間が空き、季節も冬から初夏へと移り変わりました。札幌公演の終演後、ライブの熱気が残る身体にあたる雪がとても心地よかった記憶を糧に半年間過ごしてきたので、改めて福岡公演に参加できたことは感無量です。生バンドの力強さはもとより、プロットポイントでぼくたちが見たストーリー性も見え隠れする素敵な公演だったと思います。
この記事では昼公演について自分の記憶を残します。ネタバレについては特段配慮しないので、ネタバレがNGな方はそっ閉じをお願いします。また、ぼく自身が感じた解釈も載せていますが、あくまで福岡公演終演後に感じていることです。この解釈が今後の公演で変わっていくかもしれませんし、逆に変わってくれたらそれはとてもおもしろいものになるんじゃないかなと考えているので、恐れずにフカヨミオタクしようと思います。
開幕〜ブロック1
イエローフラッグ
「Pre-2nd」書かれたロゴが白と黄色で明滅し、Pre-2ndが開幕しました。「B.L.T. VOICE GIRLS Vol.42」のインタビューでも「ここから始まる決起の歌」とお話されていた通り、夏川さんの武者修行であるPre-2ndの一曲目はイエローフラッグである必要があったのです。それを裏付けるかのような険しい表情がとても印象的でした。
同インタビューではヒヨコ群からの元気を集める元気玉でもあるともお話されています。札幌公演でも「ヒヨコ群が50%しか力を出せないから、私が150%出すね」と言ってくれたように本来ヒヨコ群が声を出すべき「おーおーおーおー」を夏川さんの発声で聞くことには、嬉しさと悔しさが入り混じった複雑な気持ちになりました。100%出したいよ...
生バンドのかっこよさを背負ったロックさもとてもよかったです。1サビ後に前方へ勢いよく蹴りを入れているのは本当にかっこいい。
ラスサビ2回目の「旗を掲げ歩き出せ」を下向きで歌っていた記憶がありますが、まだここの解釈は出来ていないので今後の公演で答えを見つけたいと思います。
RUNNY NOSE
イエローフラッグで書いたように、ヒヨコ群に代わって「go!go!go!go!」を言ってくれているのでは?と思いながら参加したのですが、ここはCD音源でした。イエローフラッグは険しい表情でステージ奥で歌っていましたが、RUNNY NOSEでは前へ降りてきて少し笑顔を見せてくれたので、もうここはライブモードなのかなと思っています。
薄い暖色の照明のみで、カラフルなハデさがなかったのも硬派な印象でとてもよかったです。そしてRUNNY NOSEでも素晴らしい蹴りを見せてくれた夏川さん。「うつろぎ理解されたい」の蹴りがお気に入りです。
さて、福岡公演のRUNNY NOSEには札幌公演と違うところがあります。「痛いまだ痛い」に入る直前に数秒の静寂があり、世界が静止します。ここから照明の光量が一気に会場を包み、静寂からの急上昇がエゲツないです。「メーデー」のストロボ演出も札幌公演のアンチテーゼを思い出し、「なになになになに!?」と情報量の多さがキャパを超えました。
ロジックルーパー
後ろを向いていた夏川さんが、イントロが流れると同時、バッと振り返ります。ここまでのロックな険しい表情とは打って変わって、満面の笑顔。そしておちょぼ口。かっこよさが一転、かわいさ満点になり、これで撃ち抜かるなって言うほうが無理というくらい魅力的でした。
ぼくは夏川さんが指揮をしているだけでもうやられてしまうオタクなので、「歌い慣れたメロディー乗せて」「こなしてきた全てのこと」で夏川さんが指揮をしていたのでもうだめでした。
落ちサビの照明は緑でしたが、ラスサビ以降は、色が増えてEp01のジャケットを彷彿とさせる照明だったのも、ぐっときました。
gravity
gravityはなんと言っても、間奏で夏川さんが平泳ぎとクロールでステージ上を泳ぎ回るところがとても楽しい。その自由さは無重力を思わせてくれますし、笑顔も相まってとても楽しそうでした。
ラブリルブラ
gravityからドラムが刻むリズムで繋がれたラブリルブラ。
イントロで夏川さんが「1! 2! 12! 1234!」と手を振りながら始まる誕生歌は格別です。(夏川さんの指揮が大好きなオタク)
紫、オレンジ、黄色の照明で彩られるステージは夜のサーカスのようでラブリルブラにぴったりな照明でした。また「悲しみにサヨナラ」で客席に手を振ってくれた夏川さんが可愛かったです。
札幌公演のときも思いましたが、ラブリルブラのかどさんのスティックさばきは見惚れてしまいますね。右手でくるくる回しているのに、左手はバッチリとリズムを刻んでいて、目でも楽しめるパフォーマンスでした。ありがとうございます。
MC①
(*>△<)「髪を染めました。まつげをカルンってしました。まゆげをシュッってしました。出荷状態の夏川椎菜です!」
照明が強いこともあって、ピンクに見えるくらい明るくなっていましたね。素敵です。本当にかわいい。
「東京は雨降ってたんですよ。でも福岡はどうよ?」とドヤ顔する夏川さんが見れたのも大満足です。
バンド紹介
本日の無茶振りは「おまたせ!福岡!」
(*>△<)「ちーあきさん♪」
伊藤さん「はい」
(*>△<)「おはようございます♪」
伊藤さん「おはようございます...」
(*>△<)「ルーレットでハーフツインが出たのにやってくれませんでしたね?」
(*>△<)「覚悟はいいか!」
(バンメンを見渡す夏川さん)
(*>△<)「全然目が合わないんだよなぁ」
(*>△<)「ねぇ!圭太兄さん!」
川口さん「はい(すっとぼけ)」
伊藤さん→川口さん→かどさんと「おまたせ!福岡!」を楽器で表現してくれて。
山本さん「なんだよこの流れ!」
そういいながら披露してくださったのは「POISON 〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜/反町隆史」のイントロ部分。
(*>△<)「正統派で来ましたね!」
夏川さんはPOISONのイントロをご存じなかったそうですが、ぼくもジェネレーションギャップにびっくりしちゃいました。ぼくと連番してくれた方も知らなかったそうです。まじか...
ブロック2
フワリ、コロリ、カラン、コロン
このブロックは声を出せない中でも楽しめるように考えてくださったブロックだと思っているので、フワコロから始まるのとてもいいですね。
「ためらう たゆたう」で壁に作る照明が本当にたゆたっているようでよかったです。また大サビの入りで、客席から晴れ間が広がっていくかのような照明がとても印象的でした。
That's All Right!
初披露のThat's All Right!
振りもはじめましてですが、わかりやすい振りですぐに振りコピできました。少しだけギロも生演奏で聞けるんじゃないかと期待していたのですが、さすがに聞けませんでした。残念。
Aメロはピンクの照明ですが、Bメロから緑に変わり、曲が進むに連れて紫色の照明が入ってきました。うるとらすぺしゃるのジャケットも緑が基調でありながら、総督の後ろの一部が紫になっているので、ジャケじゃん!!と一人盛り上がっていました。
あとvocalにエフェクトがかかっていてかわいいですね。特にに「モチベーション♪」の歌い方が好きでした。
「雨もいつか止む時くるし」で黄色になる照明の解釈ができていないので、今後の宿題です。
チアミーチアユー
伊藤さんと山本さんのソロパートがめちゃくちゃかっこいい!!
ナイモノバカリ
ここはなんと言ってもお立ち台の上でほっぺをふくぅとさせるのが凄まじくかわいい!「できない理由 挙げればキリが無い」と「走る はやく 昨日の自分より」のところです。絶対見逃してはいけません。
MC②
お立ち台の上でしゃがむのがやばい!!!!
「顔が赤いの自分でもわかる」と言いながら近くでしゃがむの無理すぎました。近い近い近い近い近い近い
衣装についても言及してくれました。もともとPre-2ndは12-1月予定だったので、衣装が冬用だということにプリプリセカンドで気づいたそうです。生地が薄くなったりマイナーチェンジしているそうです。この熱気で冬用の衣装はきついですよねぇ。
でもブーツは膝下10cmくらいで長めにしてくださったのは本当にありがとうございます!めちゃくちゃ蹴りが映える。なお白のブーツで、靴紐は黒です。靴底も黒。
ぼくたちのことを、この場所でしか集まれなかったヒヨコ群だと思ってくださっているそうなので、Zepp Fukuoka産ヒヨコ群になりました。
ブロック3
グレープフルーツムーン
微笑むような少しだけの笑顔とともに曲が始まりました。青い照明とステージ中央にある黄色い照明が印象的な始まりです。中央の黄色い照明は始まりは小さいのですが、曲が進むに連れて大きな月へと変わっていきます。
ぼくはまだこのブロックを解釈できていません。「坂道を下りきったら」で後ろから集まる光、落ちサビの黄色い照明、アウトロで笑顔の夏川さん、上を向いて終わる曲。このあとのファーストプロット→キミトグライドの流れとあまりに整合しないので、今後の公演の中で答えを見つけたいと強く思っているポイントでもあります。
Daisy Days
グレープフルーツムーンのラストにステージ中央に残る月が一転、デイジーへと変わる演出が好きなのですが、福岡公演では一瞬照明を落としていました。札幌では連続していて感動した記憶があるのですが、会場設備の都合なのでしょうか。大好きな照明演出なので連続してほしい。
Daisy Daysも笑顔での開始となりました。2Aの指揮もたまらん好きです。昼公演の中で最も感動したのがDaisy Daysでした。特にAメロの安定感といったらすごくてすごくて。
ファーストプロット
正直すごく解釈に困っています。
困り顔から始まり笑顔へ移るイントロ。「イヤフォンごしの歌詞は」と「まぶしすぎるメッセージ」の直前でドラムに合わせてドドドドと4連符を叩く夏川さん。「マフラーキツく結んだ」のノイジーなつらさが音でも伝わってくるギター。「走れば 見えてくるかな」は悲痛の表情。「君の歌もいつか歌えますように」で目を伏せて夏川さん。照れ笑いも交じるアウトロ、しかし少しだるそうにどこを見ているのかわからないような視線の終着。
これらがぼくの中で一本の線に繋がっていないことは正直に書いておこうと思います。
他にもBメロラストでステージ奥に回る歯車の解釈ができていません。サビで歯車が片方消える理由もワカラナイ。この歯車はアンコールのパレイドでも登場するのですが、繋がりをどう解釈すべきか、思い悩んでいます。
お!と思ったのは、「隠れたままの」で中心に寄る光で、夏川さんが閉じこもっている表現になっていてとてもよかったです。
キミトグライド
ギター演奏からレトロな雰囲気な照明のある特殊イントロでした。これは札幌公演ではなかった演出ですね。
下を向き、目をつぶりながらの1A、1B。サビ直前に目が開くが、苦しそうな歌い方。キミトグライドでは夏川さんはずっと下を向いてるんですよね。「渡り鳥 渡る空」で少し声が震えていたことや、「道に咲いていくよ」で力なく手が落ちること。下からオレンジで照らすライティングが夏川さんの表情へ落とす影。どこだったか記憶が曖昧なのですが、咳き込むような動作もあったかと思います。そして何よりパフォーマンスが終わったあとの会場の空気感がこのブロックの暗さを物語っていると思います。時折見せる笑顔はありつつも影を感じるブロックです。
MC③
Pre-2ndの由来をお話してくれました。
「ライブは100%ではできないけど、でもライブやりたい。いっぱい素敵な歌もある」と言ってくれたことは本当に嬉しかったです。
「歌詞を見てもらえばわかると思うけど、ネガティブに考えまくって落ちた先で前を向ける。もう落ちるところがなくなって前を向ける。前を向くことに人より勇気がいる人間だと思ってる」というお話もありました。
夏川さんはいつもプリプリしているかもしれませんが、ぼくはワケ知りヒヨコヅラします。怒ってエネルギーに変えるお話について、「これが私らしい」と仰っていて、もう...
ブロック4
ステテクレバー
集団セルフィーに写りこみました。集団セルフィーの直前に、夏川さんが客席に向かって「撮るよ!」って動作をしてくれたのが、どうしようもなく嬉しかったです。Pre-2ndで達成したい目標でもあったので本当に本当に嬉しかったです。
キタイダイ
かどさんがスティック投げながらドラム叩いてるのマジでかっこよすぎです!すごい!!
アンチテーゼ
良すぎて記憶がないのでレポートはありません。
アンコール
パレイド
アコースティックアレンジの特殊イントロから始まりました。川口さんもアコギに持ちかえられていました。
メリーゴーランドのようにぐるぐる回る照明と下を向いてつらそうに歌う夏川さんが強く印象に残っています。特にCメロでは、前に進もうと足を動かすもその場から動いていない夏川さんと、「ああ うまく笑えてたら」で2歩後ずさってしまう振り付けがエグい。側面とステージ後方から光を当てているので夏川さんの顔が見えず、首をもたげて終わる曲でもありました。アコギの優しげな雰囲気から始まる一方で、喪失感のある終幕となったように感じました。
ところでCメロ(?)でひしゃげた花か星がステージ奥に映し出されていました。プロポのロジックルーパーにあった(?)らしいので、プロポ円盤を見返さねばなりません。
ワルモノウィル
ワルモノウィルも指揮で始まり、指揮で終わるのですが、その意味は大きく異なります。これまでの指揮は楽しげな様子で指を振っていますが、ワルモノウィルの指揮はマリオネットに吊るされたかのような指揮で、パレイド初回限定生産版のジャケットを彷彿とさせます。
ぼくはこのパレイド→ワルモノウィルの流れを、パレイド→ファーストプロット→ワルモノウィルの正史に対して、ファーストプロットを経ていない夏川さんの世界線だと解釈しています。マリオネットの指揮はファーストプロットMVで断ち切られたワイヤーが切られていない夏川さんが歌っているのではないかと考えています。
MC
札幌から恒例のひよこの帽子。今回は山本さんの持ち回りでした。
山本さん「こういうのやらないんだからね」
(*>△<)「でも今回はやってくれるんですね」
山本さん「年を取ったんだよ俺も」
(*>△<)「そうですねぇ」
一同「......」
(*>△<)「ち、ち、ち、違うんです!」
クラクトリトルプライド
とても楽しそうに歌う夏川さんがとてもよかったです。個人的な悔しさは「目を見て話すように」で目を見てもらえなかったことです。座席としては10-15列目くらいがベストポジションでしょうか?
衣装について
Pre-2ndではアンコールを含め、衣装チェンジはありませんでした。でもそれがいい!と思える素敵な衣装です。プロポの衣装もよかったですが、今後もマイナーチェンジしていくとのことですし、絶対衣装展示やってほしい!
ところで、ぼくが今回の公演で気になったのは夏川さんがはめている指輪です。生バンドを携えたライブということでロックさを感じる一方で、どの指にはめているのかを見ていました。ぼくが確認できた範囲では、右手の人差し指と小指、左手の人差し指と親指でした。指輪はつける場所によって意味が変わります。こちらの記事を参考にすると今回夏川さんがつけていた指輪の意味はそれぞれ「意志を強くする(右手人差し指)」「自分らしさを発揮(右手小指)」「進むべき方向を指し示す(左手人差し指)」「信念を貫く(左手親指)」です。終演後にこれを知ってワケ知りヒヨコヅラになりました。
夜公演へ続く
頑張って書きます...
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