LAWSON presents 夏川椎菜 Zepp Live Tour 2020-2021 Pre-2nd 羽田公演Day2 昼公演 参加記

れす（群）

こんにちは。れすです。
Pre-2nd羽田公演Day2 昼公演に参加しました。この記事でもネタバレについては特段配慮していませんので、ネタバレNGの方はここでお引き返しください。

札幌公演ぶりの2階席でした。上から見ると照明の印象が変わっていたり、ヒヨコ労働組合の皆さまの動きにも新たな発見があって、新鮮に見ることができました。山本さんの黄色い靴が本当にいい。

開幕〜ブロック１

イエローフラッグ
スモッグの量がすごい！
上から見るとステージがスモッグに隠されているかのようでした。ステージバックライトの逆光を浴びる山本さんの立ち姿のかっこよさに見惚れてしまいました。

RUNNY NOSE
「見映えなんてどうせ」の歌い方がめちゃくちゃかっこよかったです。そして「全方位」に乗るがなりもすごくいい。お立ち台の足乗せも相まって本当かっけぇんですよ。

ラストの「そのままを 見せろ RUNNY NOSE」の直前で、だらんと落ちるような動きは鼻水を思わせてくれますね。

ワルモノウィル
やっつけ気味な指揮がまさにワルモノウィルだなぁと思わせる始まり。マリオネットとはまた違った味がありますね。無邪気な邪悪さが垣間見えました。

歌唱では、1Bのオルゴールのような歌い方がすごく印象に残っています。繊細で機械的な響きもワルモノウィルでは不気味さに感じます。

シマエバイイ
かどさんにスポットライトが当たって始まる照明演出がすごく好き。シンバル中心の電子音もシマエバイイの電子音で素敵です。

グルグルオブラート
「大きい方を選ぶ」で足を揃えて、クイクイとつま先をあげている夏川さんがすごくかわいい。

間奏でオレンジの星の照明が登場していましたね。クラクト以外でオレンジの星が登場するのはここだけなはずです。サビ前でピンクの星が、Cメロでも登場していました。どこに現れていたかというと、夏川さんの足もとでした。これは2階席だから気づけたポイントでした。

MC①

金曜日の公演。僕はお仕事だったけど来た人です。「せっかく申請してきてくれたのだからいい有休にしよう」と言ってくれたのが嬉しかったです。

バンド紹介

(*>△<)「目が合わなくなるのよ！」
のやり取りも定番化してきた今日このごろ。伊藤さんは夏川さんから180度くるりと背を向けていましたね。

本日の無茶振りは「有休ないと思うけど、有休を使うとしたら何をしたいか」。

トップバッターは山本さん。
(*>△<)「映画鑑賞〜」
山本さん「（正解は）岩盤浴」
「岩盤浴めっちゃよくない？」とおっしゃる山本さんでしたが、夏川さんには響いてなさそうでした。実は名古屋公演の翌日に初岩盤浴に行ったのですが、「今も行きたい」気持ち、わかります。

お次は伊藤さん。ゲームをして過ごすことを期待されていた夏川さんでしたが、伊藤さんは「意外とアクティブ」とのことで「アウトドアタイプなんだ...」とショックを受けていましたね。

夏川さんが有休のことを「お給料もらって休みますけど」みたいな制度と言っていましたが、本当に言い方！
...まあ、そうですけど。

お次の演奏は川口さん。ラストになりたくないあまり、すごい勢いで首を振っていましたね。演奏はマリオのドカンに入ったあとのBGMでした。なんでもお子さんとマリオをされるそう。
(*>△<)「パパ！」
山本さんも「好感度上がってるね」と仰っていましたが、好感度爆上がりな一幕でした。

ラストはかどさん。
かどさん「いや〜こんな。どうしたらいいの？」とのことでしたが、演奏されたのは「タタッタッタタ（ターミーネーターのリズム）」。なんと答えは「とか、いを、はな、れる（都会を離れる）」でした。難しい。

ブロック２

フワリ、コロリ、カラン、コロン
イントロで星が夏川さんへ一気に集まっていく照明演出があったと思うのですが、あまりに早く星だったのか、花だったのか見ることができませんでした。

That's All Right!
ラップパートの直前に踊っていた夏川さんのダンスほんと好き。ロキの3:51あたりのやつです。

チアミーチアユー
これまでの公演では伊藤さんのセッションと、山本さんとの勝負（？）だけでしたが、1ラスで川口さん、2入りでかどさんのところにも巡っていました。こういうのいいですよね。

今回も山本さんを煽ろうとしましたが、予測していた山本さんの反撃が早く、お立ち台に乗ることすら叶いませんでしたね。そのままステージ中央まで押し切られ、うずくまってしまっていました。

ナイモノバカリ
「目の前のもの」でしゃがんで客席を見ていましたね。ぼくも、いつか見つけてほしい。

「もっと！」の煽り、ヒヨコ群だけでなく、ヒヨコ労働組合のみなさんにも煽っていたのをみて、いいなぁって思いました。

MC②

昨晩は、夢の中でスーパーマンだった夏川さん。イタリアの街並みを守っていたそうです。ベネ「ツィ」アの「ツィ」の発音がとてもよかったです。自分では正義の味方だと思っているけど、なぜか警察に追われていて、もしかしたら悪役だったのかもと仰っていました。

個人的には普段働いているヒヨコ群に対して、「いつも頑張ってるわけじゃないですか」と言ってくれたのがとてもよかったです。そんなヒヨコ群の心を救う使命をヒーローがナンちゃんマンだそうです。

(*>△<)「どうも！ナンちゃんマンです！」
(*>△<)「...なんかザコキャラ感が...」
(*>△<)「ナンスマンです！」
(*>△<)「夏川マンです！」

(*>△<)「スーパーヒーローの名前ってかっこいいですよね。ファルコンとか。」
(*>△<)「......ナンコン」

強そうなヒーローの名前を募集中だそうです。

夏川さんはじめましての方も会場にいらっしゃいましたね。
(*>△<)「（夏川さんの）魅力とか無限に話してくれる人たちとかいると思うんで。知らんけど」
はい。無限に語れます。

ブロック３

グレープフルーツムーン
「黄金色」の「ろ」の音の残し方がすごくよかったです。すごく余韻があって、そんな歌い方あるんだ！って衝撃でした。

HIRAETH
イントロのギターがいつ聞いてもたまりません。

夏川さんの歌唱は、抑揚を抑え一定な声の出し方から始まりました。ところが「僕はまた行かなきゃ」で急にアクセル踏むもんだから緩急がすごかったです。Birdのrの発音もとても好きです。ラストの「また会えたらいいね」の跳ねるような歌い方にもびっくりしました。「あのころ見た空」を「もう届かない場所さ」と諦観にも似た気持ちで昔を懐かしむかのような曲だと理解しているので、物語の終わった本を閉じるかのような終わりにしっとりとした気持ちでいたので、最後にそんな歌い方をされて本当に驚きました。次の曲パレイドに続いていることを伝える歌い方で、まだ本を閉じないでと言われた気持ちになりました。

パレイド
スモッグが強めで、バックライトと相まって非常に幻想的な光景が作られていました。「どこまで行けるかな」で客席へ広がる白。パレイドイントロの「僕」は「どこまでもいけない」から「どこまで行けるかな」と歌っていると思っているので、その広がりはとても感傷的でした。

Cメロの「つづいてく」で「待って、いかないで」と手の伸ばす夏川さんも非常に印象的で、続く落ちサビでは客席へ広がり、最後の「くりかえしてる」で夏川さんへ光が集まっていました。

キミトグライド
Pre-2ndの特殊イントロ。その長いイントロでかどさんが奏でる音が、時計の針が時を刻む音に聞こえました。特殊イントロは急に途切れて、キミトグライドが始まるように感じていましたが、長いイントロの背後に映るオレンジの照明が「遠く遠くを目指した」で再登場したのを見て、特殊イントロを含めて、Pre-2ndのキミトグライドなんだと思わされました。

「道に咲いてくよ」で夏川さんに当たらない光。オレンジの照明も薄く、まるで夏川さんを隠すかのように感じられました。その光景はパレイドMVを彷彿とさせ、「あの日ふっと吹き消した光」はまさにパレイドのことを言っているのではないかと考えていました。

MC③

Pre-2ndについて。プリプリセカンドやったり、怒ってるイカついヒヨコやパンダをデザインしたりで、怒り大放出なツアーから始まったけど、「悔しいって感情よりひたすら楽しいが勝つようなツアーになった」と仰っていました。

「へなちょこりんな性格だけど、やりたいことだけ一丁前。かっこいいことをやりたい。音楽も憧れてる姿があって、理想を高く持ちがちだし、理想と現実のギャップに悔しい思いをすることもあるけど、徐々に自分の理想の姿に近づいてきている。それをこのツアーが後押ししてくれた」とお話してくださいました。

ヒヨコ労働組合の方々と始めて会ったときのお話もしてくださいました。伊藤さんは今回が初めましてだったそうですが、他の方々はお仕事でご一緒したことがあったそうです。最初は「こ、こわかった...イカついなぁ」だったそうですが、今はバフをかけてもらって強くなったと思っているとのことでした。

ブロック４

ステテクレバー
「最後まで楽しんでいきましょー！」から始まったステテクレバー。1Aの歌詞って本当に早口だと思うんですが、音の当て方がどんぴしゃすぎて、耳がめちゃくちゃ気持ちよかったです。

キタイダイ
曲入りの照明がかどさんのスネアと相まって、雷が落ちたかのような激しさでした。目でも耳でもブチ上がるしかない。

アンチテーゼ
曲の最後の「Wow...」での光量がすごくて、イエローフラッグからはじまったPre-2ndがアンチテーゼに戻ってきた！との気持ちでいっぱいになりました。

アンコール

ファーストプロット
「聞いた君がどうか笑ってますように」の「う」が音が消失する歌い方がすごくよかったです。消えていましたが、ぼくたちの耳には聞こえていたはずです。

「あそこなら あったかいな」で一瞬だけ差し込まれる黄色い照明。自分の気持が漏れ出ているかのような照明で、ワンポイントながら心がキュッとなる照明でした。

Cメロ、「隠れたままの」で客席から消えた光が、「見えてくるかな」で、もう一度照らされる照明もすごく好きです。Pre-2ndでは歌詞をヒヨコ群と思わせるような照明演出が随所に見られますね。

ラブリルブラ
「誰のもとに届く」で、いつかぼくにも届けてほしい...

そして何より、昼公演のラブリルブラはツイートしたこちらが非常に意味深でした。大阪公演でどうなるのか...

MC

恒例のヒヨコ帽子が山本さんと川口さんの2箇所に存在していました。(*>△<)「え！？2つある！？増殖した！？」

お当番を決めるために、ヒヨコ帽子ルーレットを作った夏川さん。

一人目の生贄はーー
(*>△<)「陽介さん！」

山本さん「（ヒヨコ帽子がここに）置いてあるから俺だ！って思って、本編終わって急いで車からサングラス持ってきたんだ」
(*>△<)「なんならもう被りたいじゃん！」

二人目の生贄はーー
(*>△<)「圭太にいさん！」
川口さん（頭を抱える）
(*>△<)「なんだー！最初から決まってたんじゃないですか！」

(*>△<)「サングラスみたいのないの？」に対して、ノータイムでサングラスを手渡すスタッフさんほんと何者...

サングラスをした川口さんに対して。
(*>△<)「（山本さんは）夜の神って感じで、（川口さんは）サブカルの神って感じ」

クラクトリトルプライド
「一緒の瞬間を楽しんで」から始まったクラクトリトルプライド。イントロでくるくるする夏川さんが楽しそうでこちらまで楽しくなってきます。Day1に引き続き、「Foo!!」と煽りを入れてくれました。今回はイントロだけじゃなく、アウトロでも入れてくれて、クラクトリトルプライドの「楽」がどんどん進化していますね。本当に楽しいです。

羽田Day2昼公演を終えて

客席にあたる光、夏川さんの目線。ぼくにとっては、無観客ではなく、有観客でPre-2ndのツアーが出来たことの意味を感じる公演でした。そしてBパターンのセトリで早く出された闇と、楽しいの気持ち。Aパターンのセトリに比べて、「楽しい」が全面に出ているセットリストだと思います。

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