LAWSON presents 夏川椎菜 Zepp Live Tour 2020-2021 Pre-2nd 羽田公演Day1 参加記

れす（群）

こんにちは。れすです。
Pre-2nd羽田公演Day1に参加しました。この記事でもネタバレについては特段配慮していませんので、ネタバレNGの方はここでお引き返しください。

公演の後半になればなるほど、歌唱の表現力が上がっていく夏川さんに脱帽せずにはいられませんでした。Pre-2ndの中でも怒涛のスケジュールである羽田3公演と大阪2公演のある4日間。初日を飾るに相応しい上り調子な公演でした。

開幕〜ブロック１

イエローフラッグ
福岡昼公演の参加記でも書いたようにイエローフラッグは「ここから始まる決起の歌」であるともに、その源泉はヒヨコ群のパワーです。終盤の「おーおーおー」で照明が客席を照らし、源泉足りうることを強く感じました。夏川さんが下を向いて曲が終わることにイマイチ納得がいっていなかったのですが、夏川さんの足もとに光が湧いていることに気が付きました。決起の歌に相応しい、内から滲み出るような照明演出でした。

RUNNY NOSE
「go!go!go!」をとてもかわいく歌っていたかと思えば、「はみ出したい」で一転かっこよさ全開になるのずるすぎませんか。かわいさとかっこよさの緩急がえぐすぎました。

ところでCメロって、これまでの公演でもエフェクト掛かっていました？「メーデー」はこれまでも掛かっていたと思うのですが、Cメロ通しでエフェクトありだったので、以前どうだったっけ？となっていました。

ロジックルーパー
Pre-2ndの照明演出の中でも、曲をまたいだ意味合いを持つ照明の一つと解釈しているひしゃげた花。パレイドで登場したひしゃげた花が、クラクトリトルプライドでは前へ進む推進力になっていることを名古屋昼公演の参加記で書きました。これまでは、そのひしゃげた花がロジックルーパーにも登場していることに気付いていませんでした。今回気付いた照明として、イントロではひしゃげた花が回っており、1Aで一度止まって、再度また回りだしていました。ひしゃげた花の解釈を再考せねばなりません。

曲をまたいだ照明という観点では、カラフルな照明がアウトロで一度薄くなり、最後にまた濃くなる演出がなされていました。同じ照明技巧はファーストプロットでも使われていますね。これは名古屋夜公演の参加記に書いたことです。

そして、伊藤さんのベースのスラップが本当にかっこいい。あとのMCでも話題に出ていましたが、特に今日はスラップが身に響きました。たまらない。

gravity
Aメロのスラップがこれまたたまらないのです。ロジックルーパーに引き続き、2曲連続でスラップにやられました。本当にかっこいいよなぁ。

今日の間奏は、平泳ぎ、クロールをあっという間にこなし、途中はもう泳がずに宇宙遊泳をしていましたね。

ラブリルブラ
1サビ最後の「終わらない」をすごく乱雑に歌っていたのがすごくよかったです。あと2番の「謎のキラキラ」で客席に目線を送りながら歌われていて、「キラキラ」はヒヨコ群になったのかななんて思いを馳せていました。

お祝いは「みんなで」でしたね。Aパターンのセトリでは、ずっと「ヒヨコ労働組合がお祝いしまーす」だったので、初じゃないでしょうか。

MC①

最初の挨拶を「Zepp Haneda Pre-2nd」といい間違えてしまったそうですが、正直気付いていませんでした。

12月から始まったPre-2ndも半年掛けて、やっと東京に来れたことをお話されていましたね。そしてこの公演が折返しであるとも。本当にあっという間です。

(*>△<)「みんな拍手してくれるから拍手筋が鍛えられてそう。鍛えていこう」
会場（拍手）
(*>△<)「ストップ！」
会場（ピタッ）

バンド紹介
本日の無茶振りは「今日の意気込み」（ついに無茶振りでないテーマ）

夏川さんに「かどさーーーん」と呼ばれ、返事をしながら「すごい緊張しました」とマイクを両手持ちするかどさんがすごい好きです。演奏は、バスドラムの連打がすごくて、夏川さんと同じくとても驚きました。かっこいい。

(*>△<)「drrrrrr....ジャン！」（伊藤さんのほうを指す）
(*>△<)「夏川ルーレットです」

（伊藤さんの演奏後）
(*>△<)「私、スラップ大好きなんですよ」
伊藤さん「知ってる」
(*>△<)「だから！？だから選んでくれたの！？」

(*>△<)「じゃあ、次は陽介さん！」
山本さん「ああどうも？」
(*>△<)「どうしたんですか？」
山本さん「なんでもないよ。どうした？（あせあせ）」
(*>△<)「なにか失敗したって風の便りを来たんですけど？」

観念したのか、衣装を忘れたことを白状してくださった山本さん。玄関に置いておいたけど、トランクに入れ忘れてしまったそうです。衣装のナミキさんが急遽、布を買ってきて、こしらえてくださったらしく「神様仏様ナミキ様！」と感謝されていました。

(*>△<)「じゃあ最後は〜」
（川口さんのほうを向く）
(*>△<)「くっら！顔、暗い！」
山本さん「いつもそれ（最後）やってんだよ」
川口さん「これか〜」

(*>△<)「コンプライアンスギリギリのTシャツ着て！」
(*>△<)「バーガーが？チキンを担いで？ああああ！！」
(*>△<)「だめだめ〜コンプラが〜」

ブロック２

フワリ、コロリ、カラン、コロン
ビリビリと細かく明滅する照明がとてもよかったです。とてもEDMっぽい照明ですね。

That's All Right!
「モチベーション」のエフェクトなくなったように感じたのですが、ぼくだけでしょうか。

4拍子×4の指揮、一小節空けてからもう一度指揮をする夏川さん。やっぱり指揮をする夏川さんが好きだなぁと思いながら楽しみました。

チアミーチアユー
「まーえ！よーこ！ぐるぐるぱっ！」のレクチャーの後、クラップのレクチャーがあると思いますが、後ろの白い照明もクラップに合わせて光っているのとてもいいですよね。

今日の2番の山本さんへの煽りは、お立ち台の上でしゃがんだところを圧迫され、負けていましたね。

ナイモノバカリ
「ここにあるもの」で足上げする夏川さん大好きです。ラストの煽りの「もっと！」もとてもキュートでした。キュートな煽りは強い。

「服選びのセンスとかも」は軽めにひらりとする形でしたね。名古屋昼公演でくるーっと一周回ってくれた振りがもう一度見たいです。

MC②

今日はいっぱい水を飲んでしまう夏川さん。
？？？「お水おいしー？」
(*>△<)「おいしーよ！」
※夏川さん本人が小声で言っているのであって、客席が声を出したわけではありません。ご時世もあるので念のため補足。

今日の「座っていいよ」は「sitdown. 私もsitdown」でしたね。ちょっとラップぽくてとても好きでした。でもお立ち台でしゃがむのはだめですって。

ライブ前は夏川城のお掃除をしながら、鼻歌を歌うルーティンができたとお話する夏川さん。名古屋公演の前日は床を掃除したそうですが、昨日は洗濯をしたそうです。ひたすら洗濯をして、なんと3〜4時間。なんでも次女さまと夏川さんのお洋服を、三女さまにお下がりでプレゼントするそうです。ほっこり。

ブロック３

グレープフルーツムーン
「二人乗りして 月明かりの坂道を」と「それなら月が 明日に溶けてしまうまで」で黄色い照明が使われていないことに気付きました。アンチテーゼの警報灯で使われない赤い照明もですが、Aパターンのセトリの照明には、どこか欠けたものがあるのかなと思いました。少し50%のヒヨコ群を彷彿とさせますね。

Daisy Days
「狭いところも落ち着く」の歌詞に合わせ、お立ち台の上でしゃがむ夏川さん。小さな動作ですが、歌詞とマッチする動きに大きく共感させられました。

ファーストプロット
「隠れたままの」の歌詞に合わせて、落ちる照明が客席に当たり、「キレイな星」はヒヨコ群を指しているかのように思えました。ファーストプロットって星の照明あったか確認したいですね。

最後の「君の歌もいつか」の歌唱が本当によかったです。よすぎる。このツアーで一番好きな「君の歌もいつか」でした。

キミトグライド
すごく「重たい歌唱」だなと思いました。終始背を丸めて歌う姿や、「痛いくらい青いな」で頭を抱える様子はどこかパレイドの振り付けを彷彿とさせます。「渡り鳥 渡る空」の歌い方について、名古屋夜公演の参加記ではパレイドの「（きらきらと輝く）夢の世界」を捕まえてしまえばいいと書きましたが、今日の「渡り鳥 渡る空」は熱いものに触ったときに反射的に手を引っ込めるかのような、おっかなびっくりな歌い方だったと思います。そんな臆病さに苛まれながらも手を伸ばした。しかし「無茶ばかり」の突き放すかのような歌い方は、手放してしまったようにも感じられました。アウトロで「おー、おー」と声を上げる夏川さんの頭上には、彷徨うような照明が会場を照らします。本当にキミトグライドがわからないのですが、やっぱりどこにも向かえないのでしょうか。

MC③

「飲んじゃった〜」と空のペットボトルを見せつける夏川さんでしたが、このMCではキミトグライドのお話に尺を使ってくださいました。キミトグライドわからないわからないと言い続けているぼくとしては本当に嬉しかったです。そして余計にわからなくなりました。

イントロについて、すごい長くなって何が始まるかわからない感じとお話されていました。CD音源のキミトグライドと印象が違うこと、CDはCDで見せたいことや聞いてほしいことがあるとお話してくれました。CD音源の表現はそれはそれで知ってほしいと前置きしつつも、生バンドでライブをやるってこういうことなんだと思わされたのがキミトグライドだと仰っていました。

夏川さんとキミトグライドの出会いは少し遡り、パレイドの製作時から存在していたそうです。パレイドのカップリングになる世界線もあったようですが、どこに入れようとなっていて、秘蔵っ子となり、ログラインでお披露目となったとのこと。夏川さん自身、初めて聞いたときにいい曲だとは思ったそうですが、夏川さんチームのSound Produce&Directorの菅原拓さんが「これめっちゃかっこいい。絶対やってください」と激推しの曲だったそうです。当時の夏川さんは「そこまで推す理由がわからなかった」そうですが、
「こうやって生バンドでやって、見せ方によって楽曲自体がカラーを変えるような力のある曲なんだ」と仰っていました。バンドでやることで新しい一面を知れた曲、大切なことを教えてくれた曲ともお話されていました。

「かっこよかったでしょ？」

こんないいMCが聞けたこともそうですし、夏川さんがステージからいじり倒す菅原さんへの信頼感が本当に大好きです。夏川さんが時たま口にする「小娘」というワードも菅原さんから言われてるんじゃないかなぁと想像してしました。

ブロック４

ステテクレバー
集団セルフィーはとても遠かったので映り込めませんでした。夏川さんのスマホカメラが望遠レンズだったら映っていると思います。

後ろの座席だったので、客席もよく見えたのですが、ピースする人も増えたなーって思いました。みんな映りたいですよね。

キタイダイ
サビの「つまんない」の入りが完璧すぎて鳥肌が立ちました。あとサビ内の繰り返し2回目でスラップが入ってくるのほんとかっこいいですよね。

アンチテーゼ
「早々サレンダー」の入りの荒々しさがまーじでやばかった。個人的には札幌公演の野性味溢れるアンチテーゼがどうしても忘れられないのですが、それに匹敵するレベルでした。

名古屋夜公演の参加記で、警報灯の歌詞に合わせて赤い照明がないという話を書いたのですが、周囲の方々がそのタイミングで赤いペンライトを取り出していて、なるほどと唸らされました。

アンコール

パレイド
「ゆらゆら」の入り方があまりにやさしかったのに、「きらきら」は逆に冷たい歌い方で、そのギャップに驚かされました。かどさんの刻むタタタッタのリズムには躍動感があり、サビでは紫の照明がリズムに合わせて明滅を繰り返し、勝手に前へ前へと進んでいく力を感じました。

「繰り返してる」で壁に映る夏川さんの影は、プロットポイントの照明演出を思い出させてくれました。プロットポイントではステージ上で背中を合わせる夏川さんとパンダくんが、壁では向かい合っているという照明です。建物の構造上、Pre-2ndで巡ってきたこれまでZepp会場の壁に影を映すことが難しかったので、Zepp Hanedaで見ることができてとても驚きました。でもそこには夏川さんの影だけが映っていて、もうそこにパンダくんはいないのだと強く思わされもしました。

照明のメモをいくつか残しておくと、2Aの四角い照明はピンク、青、黄色。この３色はアウトロでもう一度登場します。ラストは青白→紫と照明が変化しますが、GFMでも紫が使われていて要所要所に登場する色ですよね。壁に映る波状の照明がハウリングを表現していたのもとてもよかったです。

ワルモノウィル
この公演では赤い照明が強い印象に残っています。ステージが紫と青の照明で照らされる中、夏川さんだけ赤く染められたり、「わるい子なの？」で執拗に赤が使われていたからです。これがアンチテーゼに欠けていた警報灯の赤なのかなと思いながら、パフォーマンスを見ていました。でも一番最後のの「わるい子なの？」は白い照明だったので、クラクトリトルプライドの白夏川さんにつながる伏線でもあるように思えました。

「破いちゃいそう」で割れる声や、「もう放っておいて」の切実な歌声にも、心をざわつかされました。

MC
恒例のヒヨコ帽子、今回は機材席に鎮座していました。その流れで菅原さんが被ることになったのですが、煽り全開の夏川さんを見ることができました。

(*>△<)「おーや、おやおや？」
(*>△<)「（ヒヨコ帽子を被るのは）ステージにいるヒヨコ労働組合だけが対象じゃないんですよ？」
(*>△<)「マイクあるから喋れるでしょ？」
(*>△<)「被ってくださーい」

（ヒヨコ帽子を被る菅原さん）

(*>△<)「似合いますよｗｗ かわいいかわいいｗｗ」

(*>△<)「ちょー見えるんだけどｗ」
(*>△<)「やめて！笑っちゃうからやめて！」

ひとしきり楽しんだあとは、最後のMC。札幌から武者修行として始まったPre-2ndのツアー。攻めたセトリで、歌いきれるか不安だったけど、今では力に変えて、かっこいいツアーになったと思っていることをお話してくれました。

クラクトリトルプライド
今までイントロでは煽りがなかったのですが、初めて「Foo!!」と煽りを入れてくれました。テンション上がるので本当に嬉しい。

羽田公演Day1を終えて

本当にギュッとスケジュールの詰まったツアーなので、これで折り返しかと思うとただただ早い！という感想しか持てないのですが、本当に折り返しなんですよね。日曜日に控えている大阪が終わってしまえば、千秋楽を残すのみとなってしまうこと寂しく思います。だからこそ１公演１公演を全力で楽しみたいと思います！

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