雨宮天「永遠のAria」リリース記念オンラインイベント CD購入者キャンペーン 雨賞 参加記
こんにちは。れすです。
2021年6月28日(月) 20:00に開催された雨宮天さんの「永遠のAria」リリース記念オンラインイベント@CD購入者キャンペーン 雨賞に参加しました。天さんのコメンタリー付きMVメイキング上映では、逆再生を始めとした不思議な映像盛りだくさんのMVがどのように作られたのかを知ることができました。参加できて本当によかったリリイベでした。ありがとうございます。
オープニングトーク
「間もなく開演いたします」の画面が切り替わると同時にぼくたちの目に飛び込んできたのは、椅子にもたれ、片膝を上げたワルな天さんの姿でした。
びっくりしたのも束の間、「こんばんは。雨宮天です」を言い終わると同時に笑い出してしまっていました。
「今日ダメかもw」と何度も口にされており、謎のハイテンションでのイベント進行となりました。「色々あったんだよ」とも仰っており、大変なお仕事の後だったようです。「“雨宮天”っていうか“ただの天ちゃん”になっちゃうかもしれない」だそうですが、ぼくは「むしろそれが見たい!」と思ったのです。
青き民へ「晩御飯食べた?」と投げかけるも自身の質問に笑い出す天さん(ふつおたみたいだったから?)につられ、ぼくも笑ってしまいました。天さんはタイ料理を食べたそうですが、食べる時間が早かったのでリリイベ後にもう一度夕飯を予定しているそうです。なんでも天さんは夕飯が2回あるらしく、19:30の夕飯1と22:00の夕飯2を食べないとお腹が空いてしまい、よく寝れないそうです(苦手な虫の夢を見てしまうとのこと)。
夕飯の話題から天さんが最近買ったお弁当箱のお話へ。
スープとご飯を入れるサーモスのお弁当箱を買ったそうなのですが、具沢山のお味噌汁と五穀米のご飯では足らず、最終的にはおにぎりをジップロックに入れた2個持ちになってしまったそうです。なおご飯の中身は高菜とごま塩だそうです。お弁当箱の小ささに不満があるらしく「それで足りるの、よほどちいちえ女の子なんじゃねえの?」と仰っていて男気を感じました。男気ついでに、天さんは高校生のときに早弁していたとのお話もありました。もう2限終わりには爆食いし、お昼は購買に走ったそうですが、青春を感じるエピソードを少し羨ましい気持ちで聞いていました。
永遠のAria MV メイキング映像を見ようのコーナー
来ました!神コーナー!今回限定コーナーとのことで、本リリイベに当選できて本当によかったです。コーナーとしては、MVのメイキング映像を一緒に見ながら生でコメンタリーをしていただけるというものです。本当にありがたい。
メイキングは洞窟の中を進む車内の様子から始められました。撮影でもあまり使われることのない洞窟だそうで、車内から撮影された映像の揺れからも道が整備されていないことが伝わってきました。コメントでも左ハンドルの外車だと盛り上がっていましたが、スタッフさん所有の車とのことでした。かっこいい。
場面が落ち葉が山になった場所へと変わり、天井が吹き抜けになった場所だそうです。目がうるむくらいの寒さの中、カメラへ目線を向けながら、手のひらに水を溜めるシーンの撮影が行われたそうです。しかし、天さんは手の中に溜めておけないらしく、間からこぼれ落ちてしまったそうです。
さらに場面が変わり「絶対、定番なるんじゃねーぞ」な崖のシーン。「Regenerationって知ってる?」との問いかけがありましたが、「ここにいる人はみんな知ってます!」とツッコミを入れながら天さんのお話を聞いていました。撮影はドローンを使用して行われたそうで、ドローンを「めっちゃくちゃじゃかあしい」と表現されており、クスリと笑ってしまいました。なんでも一日撮影していると愛着が出てくるとのこと。
個人的に一番なるほどと思わされたのが、倍速再生を用いた撮影シーンです。MVのメイキング映像では撮影中に曲が流されている様子をよくみますが、今回のメイキングでは曲の音声自体も倍速で再生されていました。こうすることで口の動きは曲と同じ速度で動いているのに、身体の動きや髪のなびきはスローに見える映像が出来上がるそうです。バラード曲だと2倍にもしたりするそうですが、今回は1.5倍速の撮影。倍速の撮影は、言われてみると納得ですが、こういうお話が聞けるのもコメンタリー付きメイキング映像の醍醐味とも言えるポイントでした。
メイキングの最後は「MV撮影が無事終わりました〜」とコメントする天さんの映像だったのですが、それを見た天さんが突然爆笑しだしました。
(天゚∀゚)「鏡餅みたいじゃない?www」
とのことで、映像中の髪型がツボに入ってしまったようです。
MVを見終わってからも、もう少しお話をいただけました。
実は冒頭サビも逆再生にする計画があったそうです。落ち葉のシーンも逆再生で撮影されたそうですが、冒頭のような歌詞のあるシーンの逆撮影は、逆再生の口パクを覚えないといけないそうです。口パクは、スタッフさんが逆再生音声をリスニングしてくれたひらがなを覚えて撮影に望むそうです。しかし冒頭シーンの逆再生撮影は行われなかったそうで、「いつ逆再生取るんだろうなぁ」って思ってたらMV撮影が終わってしまったそうです。理由は撮れ高が十分だったからだそうで、「頑張って覚えたのに」と悔しがっていました。
物作りの現場はその場で決まることも多いというお話をされていたのも強く記憶に残っています。「いい画であったり、監督さんのおもいつきであったり、天さんもおもいつきであったり。そういったものでシーンが追加されたり、逆になくなったりすることがある。それもMVの醍醐味」と仰っていました。こういうお話が聞けるのも嬉しかったです。
「なぜか崖のシーンがなくなることはないんですよねぇ」とも仰っていましたがw
その他にも、「MVに向けてダイエットしたから今見るとまんまるだね」とも仰っていました。「今は頑張って痩せたから甘やかして」との言葉にコメント欄は「かわいい」で溢れかえりました。
(天゚∀゚)「ちょっとそんなに甘やかさないでよー!太っちゃうでしょー?」
というやり取りがとてもよかったです。
ダイエットや筋トレを継続する秘訣として、楽しみを作りそれを目標に頑張るということをお話されていました。最近は一人フレンチを目標にしているそうで、頑張ったらスタンプを押すポイントカードを自作しているそうです。自作ポイントカードも見せてくださいました。なおスタンプはPILOTさんのフリクションスタンプだそうで、イベント後調べてみたところ「雨-30L」でした。
1日15分以上の筋トレなら2ポイント、ヘルシーな食事なら1ポイントというふうにスタンプを押し、50ポイント溜まったらフレンチいっていいというルールだそうです。なお夕飯1と夕飯2は1カウントしかされないそうです。
キーワードトーク
キーワードをハッピーゴールデンボックスから引くときに発せられる「デュクシ」を聞くことができました😊
Q. 青の歌謡曲の特番について教えてください
「うひひひひ」と笑う天さんが心底楽しそうで大変よかったです。「すごい楽しかったなぁ」としみじみ仰っていたのも。
しかし紹介する曲の選定がすごく大変だったそうです。
もともとTalkingBoxのコーナーでもあり、そこで流してない曲の中から選ぼうという方針で選んだそうです。他にもカバーしたことがある曲、したことがない曲をそれぞれどれくらいの比率で流すか、知名度が高い曲を入れるかなどを考えて選曲したとのことです。
個人的には天さんが基本的にボーカルばかり聞いているというお話を直接聞けたことがとても嬉しかったです。普段の青の歌謡曲でもビブラートやブレスのお話などされているので薄々感じてはいましたが、やっぱりそうだったんだ!と思えるお言葉でした。
「第二回、あったらいいな。然るべきところにぶん投げてくださいね」と仰っていたので、みなさん然るべきとこにぶん投げましょう!
Q. フリイジアについて少しだけ教えてください
(天゚∀゚)「まだ永遠のAriaの話もそんなにしてないのに、もうフリイジアの話しちゃうのー?(かわいい)」
フリイジアはオリエンタルな雰囲気なバラードで、しっとりなところもありつつ壮大で力強い曲とのことでした。カップリングの2曲は歌謡曲を意識して作られているそうです。楽しみですね!
ジャケットもオリエンタルな雰囲気、レトロな雰囲気で赤いメイクとバラが入った衣装で、「あ、いいじゃない」とご自身で思ちゃったほどの衣装とのことです。
Q. 9/5リサイタルの意気込み
リサイタルは、2017年、2019年と奇数年にやってるイベントなので、2021年にもやりたいと考えていたそうです。しかし、今年はいろいろあるし難しいなと思っていたところに、開催が決まり「よかったよなぁ!」と力強く仰っていました。
「私のためにやってるのを、みんなが優しい顔で見てるのがコンセプト」なイベントとのことで、実はリサイタルもこんなに続けられるとは思ってなかったそうです。リサイタルもみんなの声があったから第二回、第三回と続いていて「嬉しいよ〜」と仰っていました。
ちなみに、第二回でぽかーんとしてる人の顔を忘れられないそうです。あまりのぽーかんとぶりに第二回は無理かなぁと思ったともお話されていました。ぼくは第二回には参加させていただいたのですが、第一回は未参加なのでどんな雰囲気だったのか気になります。
Q. 永遠のAriaの聞き所を教えてください
2Aメロの民族を感じる楽器が入ってくる箇所を挙げていらっしゃいました。すごく歌詞がエリザベスだなぁと思ったそうで、Bメロには慈愛の精神を込めたいなと思ったとのことです。
ピアノも超かっこよく、ピアノの音をとにかくでかくしてくださいと注文したとのことです。ピアノの収録にもちゃんへい2021さんが弾いてくださっているそうです。本当に素敵なピアノですよね。
収録では少しずつ違うver.を弾いてくれるそうで、「それ聴きたい〜」と天さんに対して謎の嫉妬を感じていました。
Q. てく天の裏話を教えてください
「更新頻度高すぎる?落としたほうがいい?」と現状も手探りな様子な天さん。「遊んでいる様子をお届けしていて、毎回コメントが200件くらいついてて嬉しい」とも仰っていました。
「私が飽きたり、みんながあんまり楽しんでないなら辞めちゃうかもしれない。実は危ないところにいる企画なんだけど...」の言には図らずもドキッとさせられました。
Q. BLUE BLUESの聞き所おしえてください
「泥臭く、でもかっこよく。日常生活うまくいかないこといっぱいあるけど野心を持とう。自身の中にあるブルースを書いていたら自己紹介ソングになった」というのが本当に必要十分な曲紹介だなと思いました。
青き民への語りかけもあったり、タイトルも青二才とも掛けてあるそうで、言葉遊びとメッセージ性の強さを感じました。特にDメロはライブを想定したときにセッションできたらいいなと思って作ったパートだそうです。クラップできるようなリズムで、実際クラップも入っています。ライブでクラップしたいですね!
歌詞も「奇」と書いて「ドラマ」と読ませるのは「これや!」と思ったそうです。音に合わせる文字数もある一方、文字数にこだわって意味が疎かになるのもイヤで、この形になったそうです。
Q. 今日のファッションポイントは?
「ちょいワル」がポイントだそうです。ここはオフレコとのことなので書きません。
エンディングトーク
「リリイベに来てくれるみんなはCDを聞いてくれて、私を大好きでいてくれるし、リリイベで秘密にしてねって言ったことが漏れてないのがすごい」と仰っていました。なのでぼくもオフレコと言われたことは書きません。
フリイジアだけじゃなく、未来のことが、いろいろお知らせがあるともお話されていました。マネージャーさん(?)のほうへ目線を送りながら「私のカバーとか聞きたくないですか?」「7月の頭に○○○○のお知らせとか」(○は口パクだけでしたが、今思うとTHE FIRST TAKEのことでしょうか)と仰っていて、驚きと盛り上がりも冷めやらぬ中、「またなー!」と締めて今回のリリイベは終了となりました。
筆が遅くこの記事を書いているもイベント後の週末なわけなんですが、7月に入って早々、THE FIRST TAKEのお知らせがあり度肝を抜かれました。ぼくには音楽談義をする友人がいるのですが、THE FIRST TAKEきっかけでPARADOXが話題にあがりました。ぼく自身の音楽的教養の少なさから理解できなかった技巧や表現の話を聞くこともできました。これまでと畑の違ったシーンでの活動は、ファンの裾野を広げるだけでなく、ぼく自身の天さんの楽曲に対する理解に深さを与えてくれます。これはぼく個人にとって大変嬉しいことです。まだまだ仰天させられるようなお知らせが控えていそうで、わくわくと楽しみが止まりません。
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