雨宮天「永遠のAria」リリース記念オンラインイベント アニメイト 参加記

こんにちは。れすです。
2021年5月30日(日)に開催された雨宮天さんの永遠のAriaリリース記念オンラインイベントに参加しました。ぼくが参加したのは、アニメイトさん当選分の16時の回です。
クリエーターの方々が作品にどんな想いを込め、どんな状況で作られたのかということに興味が尽きないオタクなので、BLUE BLUESのお話が盛りだくさんなイベントで、満漢全席を食べたかのような満足感でイベントを終えました。それでいて一瞬でお別れの時間が来てしまったことに驚きを隠せないイベントでもありました。参加できたことに感謝を。
なぜかアーカイブが一週間見れる(実際は翌日のみ)と勘違いしていたので、見返しながらのレポートではないですが、当日に記録したメモから記憶を掘り起こします。

オープンニングトーク

リリイベが久しぶりで緊張されている天さん。
(天゚∀゚)「みんなも緊張するの?」
との問いかけに「緊張する」と口を揃える青き民へ
(天゚∀゚)「なんでwみんなは話さないじゃんw」
と仰っていました。少しでも緊張がほぐれていたら嬉しいですね。

中継は昨年9月のあおしゃべりと同じスタジオからでした。
「いろいろあったやつ」と前置きしながら「みんなが待ってくれたので、めちゃくちゃいい思い出になってる」と仰っていて温かい気持ちになりました。

また、赤いネイルにも触れられたのですが、思わせぶりな態度のまま最後まで謎は明かされませんでした。なんだったのでしょう🤔

キーワードトーク

キーワードが入ったボックスから一枚ずつカードを引き、天さんがそのキーワードについてお話するコーナー

Q. 作詞作曲活動の楽しさ、苦しさ
カードを引いた直後からコメント欄は、作詞作曲に対する褒めの嵐。
(天゚∀゚)「楽しいねぇ〜(へら」
と大変ご満悦なようで、こちらも楽しくなってきちゃいました。

キーワードに対する回答は
(天゚∀゚)「すごい楽しいのよ。中学時代から曲作りへのあこがれがずっとあり、みんなに聞いてもらえる。しかもそれを自分が歌えるという喜びを味わってから楽しくてたまらない」
と仰っていました。

作曲について。
道を歩いていて、いいメロディが浮かぶと駅でもiPhoneに鼻歌を録音するとのことで、すごいなぁと思いながら聞いていました。ちなみに帰宅してからピアノとコードを当てるそうです。コードについても
ブルースだったらどういうコードが使われているか調べているそうです。ぼく自身はブルースって7thが多かったり、マイナーペンタが使われていたりくらいで詳しくないのですが、BLUE BLUESのコード進行にも注目してみようかなと思いました。

作詞について。
作詞のほうが大変だそうで、「BLUE BLUESもめちゃくちゃ苦しかった」と仰っていました。天さんのスタイルは、詞先ではなく曲先だそうで、音に合わせながら韻を踏むのがむずかしいそうです。でも「こだわったので歌詞カードぜひ読んでほしい!」と強く仰っていました。

Q. MV撮影で大変だったことは?
撮影地の洞窟が地下だったこともあり、すごい寒かったそうです。少し奥に進むと真っ暗闇になっている場所で、「迷子にならなくてよかった」とも仰っていました。

寒さが大変な撮影ではあったものの、MV撮影がいつも過酷というお話もありました。
「エデンの旅人も雨がざーざーだし、Queen no' cry なんて強風というか豪風だし!ポニテが一回転するくらい風が強い」と仰っており、無理に険しい顔しなくても自然と険しくなっていくそうです。
そんな過去のMV撮影で鍛えられているので「今回はゆーたら寒いだけですよ」と余裕な様子でした。ちなみに「大変な分より結束力が高まるし、思い出に残る」とも仰っていました。

Q. 関東ももうすぐ梅雨入りですが、雨宮さん流の梅雨を乗り切る方法は?
(天゚∀゚)「そんなのあるか?」
(天゚∀゚)「そんなのあるか?」
(天゚∀゚)「............そんなのあるか?」

合計5回くらい繰り返されていました。それでも思い付かず、「次の質問いくか!」とあっさり次に移りました。ちなみに「お気に入りの傘使えるかもしれないけど、なくして悲しい気持ちになる」というネガティブ思考でお話されているのが印象に残っています。「青き民が雨を感じて、私を思い出してくれる」と思えば前向きになれるとも仰っていたので、雨が降ったら天さんを思い出しましょう。

Q. 今日のファッションポイントは?
本日の衣装はこちらでした。公式さんお写真ありがとうございます🙏🙏🙏

七つの大罪のOPということでエリザベスが着ている〈豚の帽子〉亭の制服をイメージされたそうです。ひらひらがお可愛い。なおイヤリングは、雨のイヤリングでEVER BLUE BLUEさんで購入されたそうです。

Q. BLUE BLUESのレコーディングで大変だったこと、意識したこと
泥臭さや荒さを意識して、低めの声で歌われたそうです。
(天゚∀゚)「かわいい声ではないじゃん?」
と言っていて思わず笑ってしまいました。

韻を踏みつつも不自然じゃないように歌うことに苦労したという天さん。火花もですが、天さん自身が歌いたい曲は、歌いづらいと仰っていました。半音っぽいメロディいいですよね。

ご自身が作られた曲が難しいことについてもう一歩踏み込んだお話がありましたが、イベント限定とのことだったので胸のうちに秘めておこうと思います。

Q. レコーディングの思い出
実際のレコーディングに際しては、数日前にキーチェックの日があるそうです。キーチェックで歌ってみて、歌いやすさや曲のイメージを勘案し、実際のキーを決めていく工程だそうですが、永遠のAriaは歌いやすいのは世に出た曲のキーよりも1個下のキーだったそうです。

歌いやすいと声に余裕が出ていい方に働くこともあるけど、今回の七つの大罪最終章で祈りと叫びがテーマということを考えると、余裕がない高いキーのほうが合うのではないかと現在のキーになったそうです。OPという戦いの前に流れる曲で、キーが高いほうが華やかさが出るし、作品に対していいOPになるよう妥協したくなかったと仰っていて、永遠のAriaがもっと好きになりました。ここでももう1エピソードありましたが、言わないでと言われたので書きません。

Q. 詞先?曲先?
先の通り、天さんが曲を作るときは曲先だそうです。一方で歌うときは先に詞に書いてあることに合わせるとお話されていたのが、とても印象深く残りました。ご自身で作る曲と他の方が作る曲では、曲に対するイメージの膨らませ方も変わってくることは当たり前かもしれませんが、とても重要なことに感じられました。なお、2Bメロで包容力が出るところはエリザベスが手を差し伸べているところをイメージして歌ったそうです。

ご自身で曲を作るときは曲先であることについて、本来は曲のほうが耳に入ってくるタイプであることを理由に挙げていました。
作詞も、一回自分で作詞してみるそうです。高い音で言いづらかったり、聞きづらかったりとメロディによってむずかしい詞になったりするので、歌い心地とも相談しながら決めていくそうです。そこから歌詞を読み込んでいき、どういうことを表現するか決めていくそうです。こういうお話もっと聞きたい!!

Q. 麺シンク、角タンスに続く絶妙な苦しみワードを考えよう
青き民、瞬発力ハンパなくないですか?
コメント欄のワードが絶妙すぎて画面越しに拍手を送っていました。特に好きだったのは「顔スマホ」と「水シャワー」です。うますぎる。他にもいっぱい名作があったので、アーカイブ時期を勘違いしていて一番後悔したのはここかもしれません。

MV一緒に見よう!のコーナー

永遠のAriaのMVは光のエフェクトが非常に印象的な仕上がりになっていますが、なんとスタッフさんが生で描いた人力なエフェクトもあるそうです。CGだと思っていたのでとても驚きました。

独特の形をしている髪飾りは、衣装さんがネックレスだったものを髪飾りにしてくれたそうです。ちなみに高円寺で入手されたそうです。展示会で拝見したときは気づきませんでしたが、ネックレスだったんですね。

画像1

「永遠のAria」発売記念展示会(渋谷店)にて撮影

今回のMVで天さんがお気に入りのシーンは、手を包むような大きな動きだそうです。引きのカットも相まって、「我ながら世界観と動きがマッチしている」と仰っていました。また、白い息はカメラに映っているとは思っていなかったものの世界観に合っていて好きなポイントとのことでした。

崖について。今回の崖は5mくらいで「Regenerationに比べたら全然」と仰っていました。過酷なMV撮影に鍛えられていますね......

世界が拓ける手形について。こちらなんと手作りだそうです。しかも発泡スチロール製!ゴツゴツとした質感があり、展示会で見たにもかかわらず信じられません。絶対岩製でしょ......

画像2

「永遠のAria」発売記念展示会(渋谷店)にて撮影

エンディングトーク

オフラインのリリイベでは、どれくらい来場しているかを舞台裏からうかがい知れたけど、オンラインだとそれがわからないと話す天さん。今回のイベントでは、コメント見る限り参加してくれていると実感が持て、安心されているような雰囲気でした。

(天゚∀゚)「作詞作曲、てく天とやる挑戦挑戦を受け止めてくれるみんながいて、今がすごい楽しい。てく天も自分に何があうのか、みんなが楽しんでくれるか手探りでやってる」

そう締めて今回のリリースイベントは終了となりました。
振り返ってみると天さんのリリイベに参加できたのは今回が初めてでした。冒頭でも書きましたが、作詞・作曲・MVという作品がどういう過程で作られたのか、どんな想いが込められているのかを汲み取ることがどうしようもなく楽しいオタクなので、参加できたことは僥倖という他ありません。本当にありがとうございました。願わくば次回のリリイベにも参加できますように。

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