自分なりの喫茶店に通うということ。2020年ver
※この記事は2020年3月に下書きに書き残していた内容になります。
現在の視点記事も書く予定です。もう少しお待ちください。
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はじめましての方は初めまして。
こんにちはの方はいつもお世話になっております。
くらげ珈琲という名前でTwitterで喫茶店巡りをしています、
Re*ryu(りりゅー)と申します。
ずっと大阪メトロ純喫茶めぐりに関しての記事を書いておりますが、ここで一つ閑話休題といいますか。
夜中に目が覚めて、なんだか書きたい気分になったのでつらつらと書こうかなという気分になったのでダラダラします。
とダラダラ書いて置きつつ整理できてないなーと公開するタイミングを失っていたらTwitterのフォロワーさんが800人を超えたので、改めて自己紹介しつつ、ちょっと整理して公開します。
自己紹介
簡素なものですが最初のエントリに書いているので簡単なものはコチラ
今回はもう少し踏み込んで自分のコーヒーのルーツを考えてみました。
もし宜しければお付き合いくださいませ。
出身地の話
喫茶店に行き始めたのはいつからだったか。実はコーヒーのコの字もわかっていませんでした。
出身地の話から始めちゃうんですが、新潟県の佐渡ヶ島に私は生まれました。
Twitterで発信し始めてから、佐渡にも喫茶店(カフェではなく純喫茶)があるんだ・・・と知りました。(何処かで帰るついでに、と思ってます)
と、いうくらいには喫茶店という文化は私の中になく、チェーンのコーヒー屋さんもここ10年くらいでタリーズさんが来たくらいだと思います。
モスバーガーさんでシェイクのコーヒー味を飲んだのが最初じゃないでしょうか。実家はお茶派だったのです。そしてお茶は苦手でした
そんな世間知らずが、中学でネットを教えてもらい、高校時代に映像制作という趣味を見つけ、ネットのお陰で映像制作者さん達と知り合い、姉弟が東京にいたので長期休みは東京に遊びに来ていました。
でもそこでチェーンの珈琲屋さんにも入った覚えは恐らくなく、サイゼリアさんとかでだべってた気がします。
そして高校を卒業し、晴れて上京をし、サンマルクさん、ベローチェさん、たまに贅沢してスターバックスさんに行くもののフラペチーノ、のような20代前半を過ごしていたと思います。今でももちろん大好きです。
珈琲というものを意識し始めた話
珈琲を意識しだしたのは、少食であまり量が食べられない友人が、食後に珈琲を飲むとお腹が落ち着くんだよね、ということで、ご飯に一緒に行くと食後に珈琲がほしい~というところから意識しだすようになりました。
コンビニの珈琲から始まり、家が神保町に近かったこともあったり(今思えばとても贅沢)、古瀬戸珈琲さん、神田伯剌西爾さん、新宿の但馬屋珈琲さんなど、ちょっとずつ触れていきましたが、たまに珈琲を飲むとお腹を壊す時期が来たりもして、そこまであまりはまらなかった気がします。ブラックも得意ではなく、問答無用で甘くして飲んでいましたし、その頃は特に店内を見たりするよりかは友人と話せる場、として見ていました。
美味しい珈琲を見つけちゃった話
とてもよく飲むようになったのは確か秋葉原にあるライブコーヒーさんに出会ってからかと思います。この頃にはお腹も大丈夫になってました。
温かい飲み物が実はあまり得意ではなく、いつもアイスばっかり飲んでいるのですがここのアイス珈琲は無糖か加糖かが選べて、その後カウンター横にあるフレッシュミルクが入れ放題という贅沢なもの。
加糖をお願いし、欲張りすぎてちょっと気持ち悪くなるくらい入れちゃった時期もありましたが、ベストな配合を見つけ仕事前や昼休みにちょくちょく買いに行くようになりました。
奥様やお姉さんのいってらっしゃい、や頑張ってね、の一言がすごく嬉しかったのを覚えています。朝やる気を出すためにテイクアウトしたり、昼休みに午後も頑張るぞ、のご褒美として買いに行ったり。
でもこの頃もまだ普通に飲み物、と認識しているだけでした。
コンビニコーヒーにはまる
仕事場が秋葉原から変わり、なんとなく眠いなーと思ったときに朝ごはんと一緒に買ったセブンイレブンさんのカフェオレがとても美味しい!
あのミルクたっぷりで、かつ適度な苦味。素晴らしい配合。大好きです。
仕事が忙しいのもあって、そこそこ自分を甘やかす材料としてよく買ってました。結構ミルク切れに当たるタイミングが多くて店員さんにお手数おかけしてました。
珈琲に目覚める
当時お付き合いしていた方が勉強熱心な方で、よく喫茶店で勉強もしていたのですが、同居を始めて引っ越したあたりで、生活の質をあげようということで手でガリガリするコーヒーミルだったりカップを買ってきたりしてフルセットが家に揃いました。(後々Noritakeということに気づいてびっくりしました)
ガリガリ回すのを楽しみながら、家で淹れる練習を少しだけしました。クッキーも焼いてみちゃったりして。それでできたのが今のアイコンの図ですね。
ブラックでも美味しいっていうのがちょっとわかってきました。お菓子と合うのがまたすごい。
何冊か読みましたが、個人的にこの本が一番わかりやすかったです
ただ、ズボラな私は片付けがめんどくさくてなかなか積極的に淹れるということはせず、友人が来たときにたまに飲むくらい。
一人で喫茶店に行き始める
同居人がいた頃から若干喫茶店巡りはしていたので、やっていればよかったなーという思いはとてもありましたが、当時の私は美味しいお店情報をあまり発信したくない(自分だけのものにしたい)ということで写真を取るだけでおしまい。にしてました。地方とかもちょこちょこ行ってたのに。
ご縁がなく、お別れしてからも好きになった喫茶店さんはいくつかあるので一人でも行くように。
そこでマスターと話すようになり、喫茶店って面白いし珈琲って奥が深いな、と思い始め、色んな所に行ってみようかなという気分に。サイフォンもここで初めて意識して見ました。
ジョインさんで話していて、この近くに猫がいるカフェができたわよ~と教えてもらって去年散々通い詰めたのがコチラ。Twitterをフォローしていただいている方は毎度おなじみ宿木カフェさん。
珈琲もご飯も美味しければとてもべたべたに慣れているかわいい猫たちがいるイチオシのカフェです。
ここの店長さんがとても気さくで、お店をやるにあたっての話を伺い、喫茶店をやりたいなという気持ちが芽生えつつ、とりあえず市場調査をしないと元もこもないなと思い、私の喫茶めぐりの旅が始まりました。
発信しようとしはじめて
発信したくない、という意識から発信してみるかと思い立ち、自分が今まで行っていたところもそうですが、丁度目についた漫画をとても参考にしました。
なので影響されて一番最初のツイートは銀座にあるYouさんだったのです
もう一つ参考にしていたといえばこちら
ただこちらはどちらかというとカフェだったので、木崎少年のような渋い喫茶店に憧れを持ったわけです。
既に喫茶店巡りをしている人を片っ端からフォローして、どんどん増えていく素敵な知識。いつもとても参考にさせていただいてます。
そして見つけてしまった#純喫茶コレクションという素敵なタグ。
次々と入ってくる素敵な喫茶店情報、とても楽しい・・・!そして行きたい!次は何処に行こうかなと日々の楽しみができました。
また、自分の拙い感想にも反応をいただけるのはとてもありがたいことで、発信をしてみてよかったなと思っています。
難波里奈さん主催の純喫茶マスター大集会は本当に参考になりましたし、貴重な場だったと思います。両方とも行けてよかった。
1年間発信してみて
この1年、発信してきていろいろな変化がありました。
まずは本当に楽しい趣味ができたこと。生活が潤っています。
基本的にカフェオレを飲んではいますが、珈琲の味の違いが少しずつ分かってきたこと。
また、喫茶店は飲み物だけでなく、建物やお店の雰囲気、ランプに床など見るところが多く、そしてなにより(お邪魔にならない範囲での)マスターや常連さんとの楽しいおしゃべり。
元々人と関わるのが好きな性分なもので、こんな新しい世界があったとは、と思っています。人生の先輩方からお話を聴けるこんな貴重な場所はないです。
ただ、令和になり消費税があがり、年末を越し、喫煙条例ができ、そもそも建物の老朽化や再開発、マスターのお体の調子等々、時代が変わってきているのも確か。
その中で私になにかできることはないかなという意識が少し芽生えてきました。
たまにぼやいていますが、今の所、通うことと、発信して少しでも活性化を促せればなと思っております。
noteを始めたのもそうですが、もう少しわかりやすいマップ等々作りたいですね。そういう点では本当にTwitterは流れていくだけなのではじめからブログとかにするべきだったのかも・・・。
今後の方針はちょっと曖昧ですが、できる限り、愛を持って、素敵なマスターたちに淹れて頂く珈琲を楽しみたいと思っております。
2020.03.05 海月珈琲 Re*ryu