見出し画像

ラグのある環境でも成績を出すために考えなければいけないこと

リッターとスクリュースロッシャーが強いと騒がれている現在だが (投稿時2022.9.23) 、ラグのある環境では成績を残すために何を意識して戦う必要があるのか、脳死でこれまでと同じように戦ってはいないだろうか。今回はラグに悩まされ、普段の実力が出せていないプレイヤーに向けて私が考えていることを見て頂ければと思う。

冷静に状況を把握する

まずは自分の置かれている環境を冷静に把握することが第一のステップである。ラグがあると言われているのに、キルに時間がかかる (確数の多い) 武器は正直弱い。サーバーとの通信回数が増えれば増えるほど、その間に確数の少ない武器に判定が追いつかれ、こちらが明らかに撃ち勝つシチュエーションでも相打ちに持っていかれる。こちらのキル判定が処理されている間に、向こうも足早に確数が少ない関係で判定が間に合い、相打ちになる確率が上がる。 ※確数とはキルするまでに必要な弾数のこと
難しい話はさておき、結局のところ何が言いたいかというと、自分の画面で動いている敵と、今現在プレイしている敵の画面ではキャラの動きが違う。
これを私たちは常に意識して戦わなければいけない。当然、自分が壁裏に隠れていたとしても、それはあくまで自分の画面では隠れられているだけで、ラグの多いサーバーでその処理が追い付いていなければ、敵視点では壁に向かう途中の無防備なキャラでしかないので、そこでリッターに抜かれると、俗にいう "壁貫通" が起きる。この違いはわずか1秒、もしくはそれ未満だが、数秒を争うスピーディーなゲームでの1秒はここまでに大きく影響をもたらしている。
具体的に対策の施し方などサーバーの問題なので無いのだが、戦い方や立ち回りを変えるだけで対面での勝率は大きく変わってくる。次の話題ではその方法について考えていく。

ラグを頭に入れて戦うということ

では実際にラグがあると分かっても、具体的にどう立ち回りに取り入れていくのかが分からなければ、リスポーンするたびに相打ちをして、試合にいまいち貢献できないだけで終わってしまうだろう。
ラグがあると分かっている場合には、具体的に下記に示す項目を実行することで対処していくことをお勧めする。

  • 武器ごとの最大射程を意識する

  • 対面に勝てる自信がない状況で先撃ちされたらすぐ逃げる

  • 先撃ちして沼りそうなら深追いしない

  • 確数の少ない武器を選択する

  • 潜伏など有利を取れる時以外は執拗に距離を詰めない

  • インクに余裕があるならボムから入る

以上のことを試していただきたい。これまで約6年ほどシューティングゲームをしてきて、目が多少肥えているのもあり、スプラ3の現在の判定は明らかに敵味方双方で見え方が変わるレベルで誤差が生まれているので、それを念頭に距離をしっかり取って、敵に撃たれない有利状況を作り出すことを優先した方が勝率は上がる。(ラグがなくともこの手法は上手い人では当たり前なのだが)
正面から敵との距離を詰め、キャラコンを駆使し、多くの時間をかけて磨いたエイムでやっと1キルを取るのは確かに見栄えがいいし、かっこいいのだが、それを目指して犬死するのは非常に本末転倒である。しっかりと状況判断をして潜伏し、有利な状況で対面を仕掛け、一方的に撃ち勝つ方が何倍も労力を抑えられ、キルも取れて試合に貢献できるのだ。今やSNSでキルクリップなどが簡単に見れる時代になり、憧れてしまうのも分かるが、それを見て自分にも出来るかもしれないと、自分の技量を履き違え、味方負担になってはいけない。SNSに出ている動画はその者の良かった瞬間を集めて作られている。常にそのプレイをしているわけではないので、勘違いして犬死している者がいるのなら、この記事を読んで他人にばれないうちに自分のプレイを見直そう。クリップ映えだけを意識して常に敵に凸ると、それこそシビアな、もしくは刹那的な戦いの連続となり、やれラグだのやれボム踏んでないだの、不満しか湧き出ずに上達せず終わりだ。ある程度実力の伴った者なら、試合をして1分もあればそれに気付き、冷静に距離を取られて終わりだろう。そしてあなたはまた「ラグい」と言い自分の責任をラグに転嫁して、今日も上達の機会を逃してしまうのだ。

長射程が有利という現実

残酷な現実だが、射程は長ければ長いほどしっかり弾が当たれば強いという認識を持つのは、上手くなりたければ必須である。当然リッターは射程が一番長く、1確で敵を倒せるという破格の性能を誇っている。もちろん扱う者のエイムが悪ければ、比例して影響力は落ちるのだが。ただそれを言い訳にリッターはクソだと吐き捨て、やられた時の反省を全くしないのでは今のラグのある環境下では一切成長の兆しがないに近い。なぜなら、リッターの処理をどうするか考えるのと、ラグに対する処理をどうするかのプロセスは全く同じだからだ。リッター対策をせず脳死でプレイを続ける者は現環境で起こっている問題にも言い訳をして対策をせず、成長に向かわない。これは試合中にも同じことが言える。こういった者は試合においても、負けた試合の敗因を味方に押し付け、いわゆる味方批判をして終わる。ラグに対して自分の考えを持ち、現状に対して意図的に対策を施さないものは、一挙手一投足が全て上達に繋がらない行動になっている。なのでしっかりと現実を受け入れることが今後は必要なことになるだろう。
さて、多少話が逸れたが、現在の環境下で長射程はより一層強さを誇っている。その理由は敵との距離をある程度保ちつつ、ラグに干渉されない立ち回りがしやすいからである。だからあなたも長射程を担ぎなさいと言っているわけではないが、持った方が有利なことに変わりはない。もしこの現実を知ってもなお短射程を使い続ける信念があるのなら、先述した通り、落ち着いた立ち回りを心掛け、有利対面を生み出す意識を持って試合に臨むと良いだろう。

最後に

長々と語ってきたが、簡潔に言うと敵は自分の中の画面の通り動いてるわけではないという意識で常に戦うと良いだろう。私は敵の画面ではもう確数を入れられているかもしれないという意識を持つことで目に見えてデス数が減ったので、それくらい大袈裟なイメージでやる方が良いのかもしれない。

記事について何か質問や、技術的な質問、分からないことなどあれば各リンク先の私のSNSに気軽にメッセージを送って頂きたい。
マップが見れない、イカランプとは?持ち武器が決まらない、などどんな質問でも随時募集中。

Twitter
ガチマアレルギー@れる(フォロバします!)(@yuilover0727)さん / Twitter

Youtube
(3) ガチマアレルギー【れる】 - YouTube

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?