PC設定メモ:Rise of the drow


◾︎細かい設定:


*普段はフードを被って顔を隠している。

*呪文を使うと1時間だけ女になり、属性悪になる。

*クリティカルすると巨乳大人美女になり、ファンブルすると大人の男性になる。

*ガリオン家はMから始まる名前をつける仕来りがあり、Mから始まるメフィルを捨てガリオン家の自分を捨てて、フィカと自分で名付けて新しい自分になろうと決意した。 フィデルはなんとなくつけた。
「だって奴隷でもなければ名前だけなんて変だろう。名前の後には苗字がつくものだ。…そうだよね?」

*神の耳の能力は、心の中を覗けるわけではなく、表層の言語化した言葉がわかるだけ。
例えば王子ということは隠しているリオネルに対して「あなたは王族ですか?」とか、直接聞かない限り王族という言葉は浮かばない。
プレイヤー間ではわかっているけど、キャラクターはまだ知らない設定には注意。

*ファインド・ファミリアーで呼び出している喋るキノコくん(猫くらいのサイズ。もちもちしている)を連れて歩いている。そのキノコくんの自我には実はネイチャー様の欠片が入っているがフィカは知らない。

*成長抑制の薬を与えられて成長を止められていた影響で現在も少年にも少女にも見える姿をしており、声も声変わり前でどちらか判別が難しい。
今は正々堂々男として生きているつもりなので少女と勘違いされると「僕は男だよ!失礼な!」と反論をするが、250年近く女の振りをして生きてきた為所作は女性的で(歌舞伎の女形のような)少女と勘違いされやすい。
なんなら250歳で大人なのだがどう見てもヒューマン年齢11歳くらいにしか見えない。

*ドラウ都市では他のドラウとの必要のない交流を禁じられ、もちろん他の種族とも話したことがほぼ無かった為地上に逃げたはいいもののキノコくんがいるとはいえ人がいる地域に行く勇気が出ず沼地にしばらく留まってたところ、沼地に漂着してから旅をしていたオズマと偶然出会い友人になるがオズマは北の方へ旅を続けると知り、危険な沼地を1人で抜けるなんて危ない!と心配になった(オズマのことだから本当は心配するようなことも無さそうだがフィカ目線)半分、本当は外に冒険に出たいと思っていてオズマと一緒なら行けるかもと勇気が出た半分で旅についていく事にした。

*沼地の魔女に頼んだか、沼地の近くの街で依頼したかモフクバまでポータルで行きリバルカまで移動したのでオズマとの旅は半年ほど。メフィルの身につけていた装飾品が高価だったのでそれを売って移動費用にした。

*ドラウは見ない種族なので怖がられてしまう為、普段は旅の途中でオズマにお金を渡して代わりに買って貰ったフードで顔を隠している。
顔が黒いだって?ちょっと肌が焼けてるだけだ!

*パーティの料理作りを担当している。
メディシナルマッシュルームという呪文でキノコをだすことができ、そのキノコは1個食べただけではHPが1回復するだけだが2個食べると幻覚症状や判定に不利がつくもので、料理にはそのキノコをよく入れている。
基本は入れても1個だけで2個以上は贅沢な行為だと思っている為、仲良くなった上でそろそろネイチャー様の教えが分かってきたかな!と思ってる相手にしか2個は与えない。

*君の母親は、君に大層期待を寄せた。
君は神の声を聞き、神の力を発揮する、類まれな才能を持っていた。その為だ。

しかし、君には、母のみが知る秘密がある。
君は、ドラウにはありえないはずの存在。男性の神官なのである。

君は男性である秘密を隠すため、女性として育てられた。
君は男性として目立たぬため、成長抑制の薬を投与された。

周囲には、神力を得たための、奇跡の一環だと伝えられ、それは真実とされた。
君は、蝶よ花よと育てられ、慈母の寵愛を独り占めすることとなった。

しかし、それは慈母以外、誰にとっても幸せなことではなかった。

君の姉たちは、君の存在を妬み、疎んだ。
周囲の者達も、同様に君を羨ましがり、悪意が向けられた。

君はそれら悪意を嫌と言うほど叩きつけられた。
彼らが何も言わずとも、その声が聞こえてきた。

悪意だけではない、毒、狙撃、直接的な襲撃も数え切れないほどだった。

けれど、それらはすべて慈母の庇護、または神の加護によってはねのけられた。
それらはいっそう周囲の憎しみを買うのであった。

君はこの世界で孤独であった。君はこの憎しみの連鎖するドラウの社会に馴染むことができなかった。
君は奴隷を奴隷を足蹴にする光景を見て目を逸した。君は人型生物が市場で売られている 光景に吐き気を覚えた。
つまり君の心はドラウしては優しすぎたのだ。

最初、君はこれは君自身がまだ幼すぎるための感傷であると思った。
しかし、そうではなかった。君が成長するにつれ その社会と君の心の軋轢は増すばかりであった。

君は君の部屋にこもることが多くなった。
君は侍女や護衛を部屋の外に追い出した。
元々、慈母は君の性別を秘密にしておきたかったため、この要求はすぐに認められた。
この部屋の中だけが、醜悪な外の社会から君を切り離してくれた。

ある日、君の部屋に突然美しい金髪の少女が現れた。
少女は青い瞳の 切れ長の目で君を見つめた。少女の手には一本の投げナイフが握られていた。

君はその少女を静かに見つめた。外に向けて声を上げる気にはなれなかった。
この少女がこの部屋に入ったと言う事は、外の声では対処できない存在であると言うことだ。
今更声を上げたとして、自分の命が助かる事は無いだろう。君はそう考えた。
…あるいは、君のすり減った心が作り出した幻覚かもしれない。

「怖がらないの?」少女は問いかける。美しいエルフ子だった。
「この外より怖いものなんてない。」
君は答えた。死の直前だからだろうか、思っていたより素直になれた。
そういえば、この少女からは悪意の声が聞こえてこない。
少女はクスリと笑った。まるで楽しい玩具を見つけたときの子供のようだった。

「ここにいたくないの?」少女は親しい友人に話しかけるように問いいかけた。
「生まれた時からそうだよ。」君は答えた。
少女は、またおかしそうに笑った。
「私が出してあげる。好きなところにいかせてあげる。」
君は戯言に苦笑した。母から、あの恐ろしい慈母から、逃れる術などないのだ。

「殺しに来たのではないの?」
わざわざ君から、そう問いいかけた。
「もちろん違うわ。出してあげるよ。私に感謝してくれる?」
少女はおかしくてたまらないと言う様子だ。
君は答えなかった。でも、もしそのようなことが叶うならば…

君は目が覚めた。いつもの自分の部屋の天井が見えた。
やはり幻覚であったのだろう。君は朝のお勤めの支度をする。
君は、侍女に着替えを手伝ってもらった事は無い。当たり前だ。
君は君の姿を欺かねばならない。
分厚い儀式用の服を見にまとい。ベールで顔を隠した。
そして、行き慣れた道を通り、礼拝堂へ入った。

捧げ物の体から絞り上げた魔力を集め、母の指定した宝石へと送る。
とても高度な魔法だが、君にはそれが容易くできた。
母が重宝する君であれば、これは容易いことなのだ。

しかし、君は、違和感を覚える。胸が苦しい。腰がきつい。衣服が急に縮んだように感じた。
それは違っていた。君自身の体が変化していた。
君の胸も隆起し、腰が少し太くなっていた。
今、この部屋には複数の侍祭が、それぞれの祭具を持ち、控えていた。
この変化を知られてはならない。君は戸惑いながらも、取り繕うことに成功した。

部屋に帰り、姿見で自身の体を確認した。そこには少女がいた。
わずかに隆起した胸。少し広がった骨盤。へその位置も少し違って見えた。もちろん、鼠径部も変化していた。

君は愚かではない。
母が、彼女自身を超える魔力を、君が備えていることに気がついているだろう。
そしてそれは、君が男性であるから、許されていたのだ。
もし、君が女性であったならば、母にとって、将来の強すぎる敵として生まれたときに殺されていただろうから。

窓の外を見た。 眼下に広がる宮殿の庭では、奴隷が2人 、逆立ちをさせられていた。
もちろん男の奴隷だ。それぞれの主人であろう、女ドラウたちが楽しそうに話をしている。
高い声のため、内容が少し聞こえてきた。どうやら、先に耐えられなかくなった男奴隷を蜘蛛の餌にすると言う余興だ。
君はその光景を見て、違和感を感じなかった。寂寥感を覚えなかった。当然であると思った。

そのことに恐怖した。

君は、分厚い神官服ではなく、部屋着に着替え、部屋の外に出た。
神官服とベールを着けずに部屋の外に出るのは、初めてのことだった。
普段ベールの奥にある君の顔は、母以外は知らない。

思ったよりも簡単に、街の外にでられた。
行くあてはない。何も頼りはない。
とにかく街から離れたかった。

きっと何日間も歩いただろう。君の疲労は蓄積し、足からは血が流れた。そしてついに、君は倒れた。
ようやくこれで死ぬのだろうか。君は冷たい岩に頬を当てた。

君は意識を手放すつもりだった。しかし、それは許されなかった。
体の下で何か動いている。そして、君の体を大きく持ち上げた。
巨大なキノコが突然、君の体を持ち上げたのだ。それは、たちまち大樹のようになり、 君の視界は大きく開けた。
周囲は、きのこの森になっていた。

先ほどまで、ただの荒れ果てた岩のみだった空間が、一瞬で、色鮮やかなきのこの森となっていた。

(生きて欲しいと思うのだ。僕は君にそう思うのだ。)
頭の中に声がした。いつもの神の声に似ていた、しかし全く違う声だった。その声は、 慈愛に満ちたものだった。
(僕は君に生きていてほしいと思うのだ。君が生きる望みを持つことを願うのだ。)
君が生涯触れたはじめての優しい言葉であった。
「生きてどうなるの?」 君は問いかけた。
(僕は君がいとおしいのだ。君に生きていて欲しいのだ。君と共に生きる人を、共に生きる世界を見たいのだ。)
君は黙ってそれを聞いていた。嫌な気持ちではなかった。 しかし、戸惑いが勝った。
黙しているうちに。君は疲労のため、意識を失った。

君は夢を見た。ドラウには珍しいことだ。
空に美しい月が輝いていた。大地には、豊かなキノコの森が広がっていた。
そこは、地下ではなかった。 空には無数の星星が輝いていた。
とても、とても、美しかった。

目を覚ますと、君の胸は平らになり、男性の姿に戻っていた。
床はふわふわとしたきのこの表面で、暖かく優しかった。
「なんで? って、聞いても良い?」
君は不思議な存在に声をかけた。
(君に呪いがかかっていたから解いたのだ。けれど、完璧にはできなかったのだ。)
「どういうこと?」
呪いとは、あの少女が行ったことだろう。完璧ではないというのは、どういうことだろうか。
君は体を見回した。女性らしいところは見当たらない。
(君は蜘蛛の女神に親しみすぎてしまったのだ。君が魔法を使う時、その力が漏れてしまうのだ。)
「つまり?…」
(僕は、君が魔法能力を使う時、その呪いを止めることが出来ないのだ。)
「うん?…」
(つまり、魔法を使うと君は、女の子になっちゃうのだ!)
「ああ…」
君はこの気楽な声に呆れた。そして、忘れていたことを思い出した。
「あなたの名前は?」
(僕はネイチャー様なのだ。よろしくなのだ。)
「うん…えっと、君は、神様?」
(ネイチャー様は、ネイチャー様なのだ。堅苦しいから様はつけなくて良いのだ。だから、ネイチャー様様とは、言わなくてよいのだ。)
君は頭を抱えた。しかし、彼(?)、彼女(?)との会話は、君がこれまで行ったものの中で、最も平和的なものであった。
「とにかく。ありがとう。ネイチャー様。助けてくれたんだよね。ありがとう。」
(このくらい、なんでもないのだ。それよりも、地上に行ってほしいのだ。)
君は、どこまでもマイペースなネイチャー様に会話のペースを握られてしまっていた。
「地上へ?」
(そうなのだ。ネイチャー様の威光を地上にも拡めてほしいのだ。地上をきのこの楽園にするのだ。)
「きのこの…楽園?」
君は夢の風景を思い出した。確かに、あれは美しかった。今まで見たものの中で、最も美しい光景だった。
「それで、何をすれば良いの?」
(それは僕にもわからないのだ。とりあえず地上に行ってみるのだ。あと、これを食べると良いのだ。)
気がつくと、君の手のひらの中に、数本のきのこがあった。どれも香しい匂いがしている。
そういえば、もう何日も何も食べていなかった。
君は、恐る恐るそれを口に運び、そして一気に食べきってしまった。
(ネイチャー様のネイチャー様はとっても美味しいのだ。気に入ってもらえてよかったのだ。)
君は、可笑しそうに声を上げて笑った。心の底から笑ったのは、いつ以来だろう。もしかしたら、生まれて初めてかもしれない。
「わかったよ。君の言う通りにしてみるよ。他にあてもないしね。」
そうして、君の冒険は始まったのだ。

◾︎フィカからの各PCへのイメージ:

*オズマ

ネイチャー様の次にできた人生2人目の友達。
地下では友人がいないどころか250年必要最低限の会話しかしてこなかったので、触手を操りカレント様に魅入られ狂気に堕ちた結果この世の全てを食べられる物か食べられない物かで判別する元海賊でオカマの友人を(地上の人間はこんな感じなのかあ…!憧れの地上ってやっぱりすごいなあ)と思っていたというかシナリオ開始時点ではそんな風に思っている。
沼地にいた怪しいドラウと友人になってくれて自分の過去の話も受け入れてくれて更に旅について行かせてくれたことに強く恩義を感じており、ネイチャー様の次に大切に思っている。

*リオネル


ドラウ都市のトップの女の娘として生まれたけれど本当は男で母の操り人形として生きて死ぬのが確定していた人生でそこから逃げて二度と戻らないつもりな上、人見知りでオズマやキノコクンがいないと沼地からも出る勇気もなかった自分。
そして国から出てきたけどいつかは戻り王になる存在で、自分が弱いことも忘れて時には敵に向かってゆき自分と違って見知らぬ土地で見知らぬ人と語らうのが好きなリオネル王子。
リオネル王子と出会って、自分もこうあれたら…と思っている。

*イーリャ

ドラウ都市で見る男性は女に使われるのが当然という態度のドラウ男性か奴隷くらいなもので地上に出てから出会ったのもオズマだった為、 イーリャに対しては(こんなカッコイイ男になりたい!!!)とキラキラした憧れの目で見ており、つい慣れてない人間にはツンデレのツンをカマしてしまうがイーリャに対してはどうにも憧れの目を隠しきれない。身長が172cmあるところもカッコイイし、鉄砲もカッコよくてたまらない。フィカ自身人見知りだし、仕事道具として大事にしている鉄砲に触りたいと言っていいものか分からなくて言えないが鉄砲を試しに撃たせてもらえないかなあと思っている。

*リリウム

「キノコクン、これがギャルってやつなのか…?!」ということで初めてであったギャルにビックリしている。
そして愛されて育ちとても明るく強く彼女を見て羨ましく思っている。
彼女の明るくて興味を持ったことには首を突っ込んでいくパワーには押され気味。
「ギャルってなんだ?!こわいよ~!!キノコクン助けて~!!」

◾︎フィカ表情差分⤵︎ ︎


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